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松栄 雅樹*; 荒川 覚*; 田中 俊弘*; 澤 宗司*; 荻原 徳男; 菅沼 和明
no journal, ,
J-PARC 3GeVシンクロトンにおいては、純Ti製の成形ベローズを用いる。空間的な制約から400mm、ベローズ長100mmで100N/mm以下の反力が要求される。そこで、可能な限り柔軟なベローズを成形方式で実現させようと試作開発を行った。なるべく薄い板を用いて、かつ、山数を稼ぐことが重要である。この溶接ベローズに似た構造を実現するには、プレス加工により、ベローズの山及び谷を密着させる、いわゆる、密着曲げの技術が必要である。Tiには伸びが小さい、また、スプリングバック効果が大きいという問題があるが、曲げと熱処理を組合せることにより、この問題を解決した。50mmのベローズを試作し、軸直角方向でも4N/mmという十分柔軟なベローズが実現できること、また、十分寿命が長いことを確認した。さらに、400mmの原型機を試作・評価のうえ、実機ベローズを供給した。