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論文

$$alpha$$-clustering in atomic nuclei from first principles with statistical learning and the Hoyle state character

大塚 孝治; 阿部 喬*; 吉田 亨*; 角田 佑介*; 清水 則孝*; 板垣 直之*; 宇都野 穣; Vary, J. P.*; Maris, P.*; 上野 秀樹*

Nature Communications (Internet), 13, p.2234_1 - 2234_10, 2022/04

 被引用回数:9 パーセンタイル:95.34(Multidisciplinary Sciences)

多くの原子核では核子の独立粒子模型がよい近似であり、それが原子核構造の出発点となっているが、一部の軽い原子核では陽子2個と中性子2個からなるアルファ粒子が局在しているアルファクラスターを構成要素としてもよいと考えられている。しかしながら、アルファクラスターそのものを観測することは困難であり、それがどの程度よい近似なのかは軽い核を理解する上で重要である。本研究では、核力から出発した第一原理モンテカルロ殻模型計算により、ベリリウム同位体および炭素12の多体波動関数を得た。物体固定系での密度分布の計算結果から、ベリリウム同位体では2個のアルファクラスターが局在していることを示した。また、炭素12では基底状態は比較的液滴模型に近く、ホイル状態として知られる第一励起$$0^+$$状態はアルファクラスターと液滴状態が混合したクロスオーバーとしてとらえられることがわかった。これらの解析に、デンドログラムという統計的学習手法が有効であることもわかった。

論文

Wandering in color-space; Why is the life of pentaquark is so long ?

前沢 祐*; 丸山 敏毅; 板垣 直之*; 初田 哲男*

Acta Physica Hungarica A, 22(1-2), p.61 - 68, 2005/00

 被引用回数:2 パーセンタイル:23.54(Physics, Nuclear)

最近SPring-8で見つかり話題になっている5クォーク粒子(ペンタクォーク)は核子+K中間子の状態より高いエネルギーの共鳴状態であるが、そのエネルギー幅が非常に狭い(長寿命である)原因がわからず、議論の的となっている。われわれはペンタクォークの崩壊をカラー分子動力学により計算し、その長寿命の原因を探った。その結果、ペンタクォークはトータルで白色になるようにカラー空間で混合した状態となっていて、これがそれぞれ白色の核子とK中間子とに分離する(狭い出口)まで、カラー空間と座標空間の両方の広いパラメータ空間をさ迷うことが長寿命のダイナミカルな原因となっているというシナリオを提唱した。

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