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金子 義彦; 竹内 素允; 桝山 年夫*
JAERI-M 8311, 58 Pages, 1979/07
SHEにおいて、一本の燃料棒を昇温して反応度温度係数を測定し、高温ガス炉の炉心設計に関する研究開発に寄与することを目的として、単一燃料棒昇温装置を製作し実験を行った。この装置は一本の被覆粒子燃料棒をニクロム線ヒータを巻いた石英管中に収め電気加熱して約700Cまで昇温することができる。この石英管は真空断熱のためジルカロイ管に収納されており、ジルカロイ管の外側は放射熱を除去するため空気より冷却される。また、冷却空気の昇温により、SHE炉心へ伝熱することを20ワット以下にするために、ジルカロイ管はさらに、二重のアルミニウム管に収納されている。黒鉛棒を昇温体とした特性試験により、以上の特性が実施されていることがわかった。この装置は中性子吸収の少ない部材により構成し、中性子場の援乱が少ないという特徴もあるので、被覆粒子燃料棒の高温における反応度係数を精度良く測定できる見通しを得た。
岩本 多實; 飛田 勉; 桝山 年夫*; 山添 宏*
JAERI-M 5992, 20 Pages, 1975/02
ラバープレス法による高温ガス炉用燃料コンパクトの調製を模擬燃料粒子を用いて試み、その可能性について検討した。一軸的に加圧する押出しや金型プレス法に対し、ラバープレス法は無限多軸的な加圧法であるため、成形体に均一な圧力が加わり、高密度で均質な成形品が得られる。このため焼成による収縮歪が少なく均一に収縮する。コンパクトの成形は側面より加圧するので径の大きさに限定されず長い成形体を得ることができると同時にクラッド部を厚くすることにより、黒鉛スリーブを兼ねた一体化燃料の調製もし得る。