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報告書

生活環境中におけるラドン及びトロン崩壊生成核種の挙動に関する調査(III)

森嶋 彌重*; 古賀 妙子*

JNC TJ1420 2002-010, 104 Pages, 2003/02

JNC-TJ1420-2002-010.pdf:4.15MB

日常生活における世界平均での自然放射線による被ばくの約1/2をラドン、トロン崩壊生成核種の吸入による内部被ばくが占めている。環境中には自然放射線源として、K-40をはじめ、ウラン系列、トリウム系列等の放射性核種が広く分布している。気体状放射性核種であるラドン、トロンは岩石や土壌等から放出されているが、化学的に不活性で、電気的には帯電せず、空気中で崩壊して他の金属に壊変し、その崩壊生成核種の218Po、214Poが主な被ばく源となる。それらの屋内の濃度は生活環境によって、屋外では、気象条件や地質等によって、時間的、場所、空間的にも大きく変動し、その分布は一様ではない。調査する地域としては、三朝地域の南に位置する岡山県上斎原村まで拡げ、鳥取県三朝温泉地域、山梨県増富温泉、島根県池田鉱泉地域、兵庫県川西市について、及び対照地域としては東大阪市を含む大阪府周辺とし、ラドン及び崩壊生成核種を含む自然放射線核種の環境中における挙動と分布に関する検討を行った。(1)三朝温泉地区及び兵庫県川西市における民家及び対照地域東大阪市による空気中のラドン濃度の経時変動の測定を継続し、8年間の濃度変動では、夏低く冬高い傾向を示した。(2)三朝温泉地域における屋内、屋外ラドン濃度の地質分布との関係の調査を続け、花崗岩層との関連が強く、火山岩層の地域でのラドン濃度は低い。(3)東大阪市、兵庫県川西市及び鳥取県三朝温泉における空気中ラドン及びトロン濃度変動をカップ法及び静電法で行った結果を2000$$sim$$2002年の3年間について数ヶ月間の平均濃度で示した。カップ法での濃度変動は鳥取県三朝温泉の屋内ラドン濃度は41$$sim$$56Bq/m3/日、東大阪市屋内5.2$$sim$$14Bq/m3、屋外2.7$$sim$$13Bq/m3、兵庫県川西市屋内8.9$$sim$$22Bq/m3、屋外4.6$$sim$$15bq/m3、トロン濃度変動は検出限界値近くの低レベルか、ほとんどが検出限界以下であった。静電捕集法では、ラドン-222濃度の変動は、鳥取県三朝屋内は、50$$sim$$94Bq/m3、東大阪市屋内10$$sim$$14Bq/m3、屋外2.0$$sim$$9.2Bq/m3、兵庫県川西市屋内6.5$$sim$$20Bq/m3、屋外3.4$$sim$$12Bq/m3で、ピコラド法、カップ法、静電法によるラドン-222濃度を比較すると、3法による濃度は低レベルで同じ傾向を示しているが、三朝地域の様に濃度レベルが高くな

報告書

生活環境中におけるラドン及びトロン崩壊生成核種の挙動に関する調査(II)

森嶋 彌重*; 古賀 妙子*

JNC TJ1420 2002-001, 73 Pages, 2002/03

JNC-TJ1420-2002-001.pdf:14.34MB

国連科学委員会(2000年)の報告によると、世界平均で自然放射線量の約1/2をラドン、トロン崩壊生成核種の吸入による被ばくが占めている。これらの自然放射性核種は生活環境中の環境$$gamma$$放射線源として、そしてその崩壊生成核種であるラドンの源とした色々の形状で大きく影響している。自然の気体状放射性核種であるラドン」トロンは岩石や土壌等から放出されているが、化学的に不活性で、電気的には帯電せず、空気中で崩壊して他の金属に壊変していく。そしてラドン、トロンおよびそれらの崩壊生成核種は、生活環境に大きく関与し、時間的にも場所的・空間的にも大きく変動し、その分布は一様ではない。調査する地域としては、全国的に範囲を拡げ、今年度は青森県および中国地方は鳥取県三朝温泉地域および島根県池田鉱泉地域、兵庫県川西市、および対照地域としては東大阪市を含む大阪府周辺とし、ラドン及び崩壊生成核種を含む自然放射性核種の環境中における挙動と分布に関する検討を行ったので、その結果を報告する。(1)現在使用の1r115を秘跡検出器として用いた積分型ラドンモニタの検出器をcr-39(baryotrack、fukuvi社製)を用いて特性を検討した。7.5nnaoh-ch3oh(1:1)溶液、60$$^{circ}C$$60分間の最適エッチング条件によりピット1個当りのラドン濃度即ち換算係数は331bq/m3/n、検出限界は、3.1bq/m3/日となった。換算係数を良く、ピット数を多くするために空気流量を増やす試みをしている。(2)三朝温泉地区及び兵庫県川西市における民家」対照地域東大阪市による空気中のラドン濃度の経時変動を継続し、7年間で、夏低く冬高い傾向を示した。(3)三朝周辺地域における屋内、屋外ラドン濃度の地質分布との関係を続け、花崗岩層との関連が強く、火山岩層の地域で低い。(4)青森県の温泉での空気中3ヶ所、水中17ヶ所におけるラドン濃度を測定したが空気中濃度では、対照・東大阪市と同レベルであった。水中は猿倉、谷地。浅虫温泉で9$$sim$$29bq/1であった。(5)三朝、船畑において、h12年4月$$sim$$h13年7月の期間4回経時的に空気中濃度を測定したが平均36bq/m3、8bq/m3、6bq/m3及び160bq/m3と大きく変動しラドンは常時放出しているのではなく間歇的に放出していると思われる。

報告書

生活環境中におけるラドン及びトロン崩壊生成核種の挙動に関する調査

森嶋 彌重*; 古賀 妙子*

JNC TJ1400 2001-003, 93 Pages, 2001/03

JNC-TJ1400-2001-003.pdf:5.15MB

国連科学委員会(2000年)の報告によると、世界平均で自然放射線量の約1/2をラドン、トロン崩壊生成核種の吸入による被ばくが占めている。これらの自然放射性核種は生活環境中の環境$$gamma$$放射線源として、そしてその崩壊生成核種であるラドンの源として色々の形状で大きく影響している。調査する地域としては、特に、中国地方は鳥取県三朝温泉地域、兵庫県川西市、関東地方で山梨県増富温泉及び対照地域としては東大阪市を含む大阪府周辺とし、ラドンおよび崩壊生成核種を含む自然放射性核種の環境中における挙動と分布に関する検討を行ったので、その結果を報告する。

報告書

花崗岩地域における自然放射能核種の挙動と分布に関する研究(II)

森嶋 彌重*; 古賀 妙子*

JNC TJ1400 99-030, 102 Pages, 1999/03

JNC-TJ1400-99-030.pdf:4.0MB

環境中にはカリウム-40をはじめウラン系列、トリウム系列などの自然放射性核種が広く分布しているが、一様な分布はしていないことから大地よりの環境$$gamma$$線として、またラドンの発生源として種々の形態で生活環境に関与し時間的にも空間的にも大きく変動している。わが国では一般的に、花崗岩地域が多い西日本では放射線量率は高いので、自然放射線に対する理解を深め、花崗岩などの高自然放射線地域における自然放射性核種の拳勤と分布を明らかにするために環境調査を行う。調査する地域としては、特に、中国地方の花崗岩地域である島根県太田市池田鉱泉地域、島取県東伯郡三朝温泉地域、近畿地方で奈良県奈良市鉢伏地域、奈良県宇陀郡室生地域、兵庫県神戸市有馬温泉、兵庫県川西市及び対照地域としては東大阪市を含む大阪府周辺とし、ラドンおよび崩壊生成核種を含む自然放射性核種の環境中における挙勤と分布に関する検討を行ったので、その結果を報告する。(1)ラドンの測定は、長い設置期間が必要だが取扱が容易なカップ式ラドン・トロンモニタ、活性炭捕集によるピコラド法および300ml容のシンチセルの瞬時捕集によるパイロンラドンモニタ等の方法により検討した。積分型ラドンモニタは固体飛跡検出器として硝酸セルロース(コダック社製LR-115type2)を用いた。ラドンモニタのそれぞれの特性により、カップ法は3ケ月間設置捕集のため最小検出限界が高く感度が悪いが、設置期間の平均濃度が得られ、他の方法ては24時間又は瞬時の短期間の平均ラドン濃度となる。ピコラド法は検出器が小さく、捕集も容易で簡便な測定で同時に多数測定が可能なため分布図などの作成に有効である。(2)三朝温泉地域における1998年12月まで約4年間に実施した空気中ラドン濃度は各地域毎の平均値で、屋外ではND$$sim$$150Bq/m/SUP3、屋内ラドン濃度は8$$sim$$194Bq/m/SUP3と幅広く変動し、一般に屋内濃度が屋外濃度より高く、その比は1.1$$sim$$2.3に変動している。測定した地域の内、三朝地区、旭地区(竹田川沿)および竹田地区天神川沿い(竹田川上流の一部)が高く、三朝温泉地区の東南部小鹿地区および三徳地区では低濃度であった。これを地質図と比較して見ると、高ラドン濃度を示した旭、竹田、三朗温泉地域は花崗岩層に位置し、低ラドン濃度を示した小鹿、三徳地域は火山岩(安山岩及び玄武岩)層に位

報告書

花崗岩地域における自然放射能核種の挙動と分布に関する研究

森嶋 彌重*; 古賀 妙子*

PNC TJ1630 98-001, 83 Pages, 1998/03

PNC-TJ1630-98-001.pdf:3.02MB

全国各地の原子力施設等の稼働に伴って環境への放射性核種の放出に関する関心が高まり、放射線の影響を把握する上で、それらの施設周辺の環境放射線の影響を分別して評価することが重要である。一方、ICRP90年勧告でも取り上げられているように、自然放射線についても人為的に高められた場合は、管理の対象とされるなど、環境放射能の動向に関する研究の重要性が高まってきている。環境中にはカリウム-40をはじめウラン系列、トリウム系列などの自然放射性核種が広く分布しているが、一様な分布はしていないことから大地よりの環境$$gamma$$線として、またラドンの発生源として種々の形態で生活環境に関与し時間的にも空間的にも大きく変動している。わが国では一般的に花崗岩地域が多い西日本では放射線は高いので、自然放射線に対する理解を深め、花崗岩などの高自然放射線地域における自然放射性核種の挙動と分布を明らかにする。調査する地域としては、特に、中国地方の花崗岩地域である島根県太田市池田鉱泉地域、鳥取県東伯郡三朝温泉地域、近畿地方で奈良県宇陀郡室生地域及び対照地域としては東大阪市を含む大阪府周辺とし、ラドンおよび崩壊生成核種を含む自然放射性核種の環境中における挙動と分布に関する検討を行ったので、その結果を報告する。(1)ラドンの測定において、長い設置期間が必要だが取扱が容易なカップ式ラドン・トロンモニタ、活性炭による捕集、液体シンチレーションスペクトロメータで測定するピコラド法および300ml容のシンチセルで空気を捕集し、$$alpha$$線計測を行うパイロンラドンモニタの3種の方法の特性を検討した。積分型で固体飛跡検出器として硝酸セルロース(コダック社製LR-115type2)を用いたカップ法と静電捕集法では3ケ月間の捕集期間で空気中ラドン濃度の最小検出限界はそれぞれ11Bq/m3および1.7Bq/m3であった。瞬時捕集のパイロンシンチセル法および24時間捕集期間のピコラド法ではそれぞれ7.6Bq/m3(30分計測)および1.7Bq/m3(200分計測)であった。ラドンモニタのそれぞれの特性により、カップ法は3ケ月間捕集でも最小検出限界が高く感度が悪いが、設置期間の平均濃度が得られ、他の方法では24時間又は瞬時の短時間の平均ラドン濃度となる。(2)三朝温泉地域における1997年12月まで約3年間に実施した空気中ラドン濃度は、屋外

報告書

ラドン及び崩壊生成核種の環境中挙動に関する研究(III)

森嶋 彌重*; 古賀 妙子*

PNC TJ1630 97-001, 37 Pages, 1997/03

PNC-TJ1630-97-001.pdf:1.5MB

土壌中にはウランやラジウム等を含む鉱物が広く分布しており、これらがラドンの発生源として種々の形態で人の生活環境に関与し、ラドン濃度は様々な要因によって時間的にも空間的にも大きく変動している。そこで、環境大気中のラドン濃度の経時変動および場所による濃度レベルの分布を簡便にしかも、正確に評価するために特にピコラドシステムおよび液体シンチレーションスペクトロメータ(Tri-carb 2250CA)を用いて空気中ラドン濃度の測定に関する基礎的研究を行うとともに、日本でも有数のラドン温泉である鳥取県三朝温泉と、その周辺地域のラドン濃度の測定を行い、ラドンおよび崩壊生成核種の環境中挙動に関する検討を行ったので、その結果を報告する。

報告書

ラドン及び崩壊生成核種の環境中挙動に関する研究(II)

森嶋 彌重*; 古賀 妙子*

PNC TJ1630 96-001, 27 Pages, 1996/03

PNC-TJ1630-96-001.pdf:0.87MB

活性炭によるラドン吸着を利用したピコラド検出器および液体シンチレーションスペクトロメータを使用して、鳥取県三朝地域における環境中ラドン濃度の測定を行い、ラドンおよび崩壊生成核種の環境中挙動に関する研究を昨年度に引続き行った。ピコラドシステムによる簡便迅速なラドン濃度測定は、測定可能で、採取期間24時間、計測時間200分で、空気中ラドン濃度の最小検出限界は1.7Bq/m3、水中0.43Bq/- である。(1)三朝周辺地域における1995年10月$$sim$$11月に実施した空気中ラドン濃度は、屋外ラドン濃度は7.7$$sim$$59Bq/m3、屋内ラドン濃度は13$$sim$$141Bq/m3の範囲で変動した。測定した地域の内、旭地区および竹田地区天神川沿い(竹田川上流の一部)が高く、三朝温泉地区の東南部小鹿地区および三徳地区は低く、人形峠付近についての屋外濃度は、12$$sim$$31Bq/m3と低い濃度レベルであった。屋内ラドン濃度について、もっとも低い小鹿地区と比較すると今回高かった竹田地区は約4倍であった。東大阪市の濃度は小鹿地区と同じレベルであった。(2)三朝温泉地区個人住宅のラドン濃度については、1995年5月より12月迄の経時変動を見ると、屋内濃度は53$$sim$$121Bq/m3、屋外濃度は9$$sim$$50Bq/m3の範囲に変動し、浴室内ラドン濃度は48$$sim$$188Bq/m3であった。(3)1995年4月$$sim$$1995年12月における三朝周辺地域の一般家庭の温泉水、河川水、井戸水などの水中濃度はそれぞれ91$$sim$$161Bq/- 、2.3$$sim$$10Bq/- 、14$$sim$$34Bq/- の範囲で変動した。

報告書

天然放射性核種の環境中移行に関する調査研究(I)

森嶋 彌重*

PNC TJ1630 91-001, 14 Pages, 1991/03

PNC-TJ1630-91-001.pdf:0.28MB

原子力産業の発展の伴い、大量のウランの使用が必至となってきた現在、原子力発電所、ウラン鉱山および核燃料再処理工場等からの核燃料廃棄物の環境への放出が懸念され、人間とその環境に対する放射生態学的関心を集めている。放射性物質の農作物への移行経路は、大別して沈着および経根吸収の2通りとなる。 前者は、降水に溶解した形、あるいは粒子状とガス状での沈着が含まれる。 しかし、短寿命核種の場合は沈着からの寄与を考えればよいが、長半減期核種の場合は経根吸収も無視できない。原子力施設の平常運転並びに事故時に放出される人工放射性物質の環境中での移行及び影響を評価する場合、バックグラウンドとしての天然放射性核種の環境中での分布状況、および植物などへの移行に関する情報が不可欠である。 また、環境中で人工核種と類似の挙動をする天然核種については、人工核種の移行評価に用いることができる。そのため、天然核種の内、ウラン系列核種、トリウム系列核種を中心として土壌から植物への移行及び植物中での分布に関するデータを入手するための調査研究を実施しようとするものである。 原子力施設のほとんどが沿岸に建設され、海産生物への取り込みについては多くの研究がされているが、農作物への移行に関する研究は少なく、今回高レベル自然放射能地区を対象に調査しようとするもので、今年度は鳥取三朝地区および奈良室生地区の環境放射能調査の一部を報告する。山本らは岡山県人形峠付近の吉井川流域の土壌を用いて硝酸ウラニルなどを添加した実験系、およびウランを含む水耕栽培法によって白菜へのウランの吸収に関する研究を行った。 筆者らは自然環境におけるウラン移行と分布に関して系統的に研究を行い、1977年に報告した。 わが国における天然ウランレベルの各種農作物について野外調査を、奈良市内およびウラン鉱床が近くにあり、その影響を受けやすいと思われる岡山県奥津地方(人形峠近辺)を選んで、環境水および土壌の両者からの移行について研究が行われた。ウランの分析法としては、環境試料より陰イオン交換分離法によりウランを単離し、電着試料を格子付イオンチェンバーおよび波高分析器による$$alpha$$線スペクトル分析により行った。 しかし、今年度はまず、環境試料を灰化あるいは蒸発濃縮のみを実施し、放射化学的分離を行わないで、Ge半導体を検出器として波高分析器による$$gamma$$線エネルギ

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