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論文

Confinement of hydrogen molecules at graphene-metal interface by electrochemical hydrogen evolution reaction

保田 諭; 田村 和久; 寺澤 知潮; 矢野 雅大; 中島 秀朗*; 森本 崇宏*; 岡崎 俊也*; 上利 龍史*; 高橋 康史*; 加藤 優*; et al.

Journal of Physical Chemistry C, 124(9), p.5300 - 5307, 2020/03

 被引用回数:14 パーセンタイル:60.14(Chemistry, Physical)

新しい二次元材料の新たな用途とエネルギー貯蔵システム創製の観点からグラフェン-基板界面への水素貯蔵に関する研究は重要である。本研究では、電気化学水素発生反応によりグラフェンのもつプロトン透過能を利用して、グラフェン-Au金属界面に水素を貯蔵する検証を行った。グラフェン担持Au電極を酸性溶液下での水素発生反応を誘起した結果、グラフェンとAu界面に水素が捕獲されたナノバブル構造が形成されるのを走査型トンネル顕微鏡により明らかにした。また、電気化学ラマン分光の結果、電気化学反応によるグラフェンの膜緩和が界面における水素貯蔵に重要な役割を担っていることを明らかにした。

論文

Termination of electron acceleration in thundercloud by intracloud/intercloud discharge

和田 有希*; Bowers, G. S.*; 榎戸 輝揚*; 鴨川 仁*; 中村 佳敬*; 森本 健志*; Smith, D.*; 古田 禄大*; 中澤 知洋*; 湯浅 孝行*; et al.

Geophysical Research Letters, 45(11), p.5700 - 5707, 2018/06

 被引用回数:31 パーセンタイル:81.84(Geosciences, Multidisciplinary)

An on-ground observation program for high energy atmospheric phenomena in winter thunderstorms along Japan Sea has been performed via lightning measurements of $$gamma$$-ray radiation, atmospheric electric field and low-frequency radio band. On February 11, 2017, the radiation detectors recorded $$gamma$$-ray emission lasting for 75 sec. The $$gamma$$-ray spectrum extended up to 20 MeV and was reproduced by a cutoff power-law model with a photon index of 1.36$$^{+0.03}_{-0.04}$$, being consistent with a Bremsstrahlung radiation from a thundercloud (as known as a $$gamma$$-ray glow). Then the $$gamma$$-ray glow was abruptly terminated with a nearby lightning discharge. The low-frequency radio monitors, installed $$sim$$50 km away from Noto School, recorded intra/inter-cloud discharges spreading over $$sim$$60km area with a $$sim$$300 ms duration. The timing of the $$gamma$$-ray termination coincided with the moment when a sequence of intra/inter-cloud discharges passed 0.7 km horizontally away from the radiation monitors. The atmospheric electric-field measurement presented that negative charge was located in the cloud base and not neutralized by the lightning discharge. This indicates that the $$gamma$$-ray source was located at an higher region than the cloud base.

論文

Welding technology on sector assembly of the JT-60SA vacuum vessel

芝間 祐介; 岡野 文範; 柳生 純一; 神永 敦嗣; 三代 康彦; 早川 敦郎*; 佐川 敬一*; 持田 務*; 森本 保*; 濱田 崇史*; et al.

Fusion Engineering and Design, 98-99, p.1614 - 1619, 2015/10

 被引用回数:4 パーセンタイル:33.25(Nuclear Science & Technology)

現在、建設中のJT-60SA装置では、高さ6.6m、大半径5mの二重壁トーラス構造で真空容器(150tons)を製作する。容器を10個のセクターに分割して製作し、これら分割セクターの製作が2014年に完了した。製作したセクターを現地で接続する段階にあり、この接続の初期では、セクターを直接突き合わせて溶接接続する。二つのセクター間を溶接接続するためには、溶接に必要な目違いやギャップの許容量を把握するという課題がある。他方、現地の組み立てでは、これらの許容量を満足するように管理されなければならない。本報告では、真空容器の最終セクターを含む組立方法の詳細について報告する。更に、分割製作されたセクターを直接接続する溶接技術、最終セクターの部分モックアップ溶接試験の結果を議論するとともに、現地製作の現状も報告する。

報告書

「常陽」における安全特性試験の予備計算(II)

森本 保幸*; 川島 正俊*

PNC TJ9164 96-017, 142 Pages, 1996/03

PNC-TJ9164-96-017.pdf:3.67MB

「常陽」を利用した安全特性試験の検討には,出力反応度係数等のフィードバック反応度が精確に予測できることが重要である。そこで,燃料照射履歴に着目し,反応度の成分分離を考慮した解析を行った。主な結果は次のとおりである。MK-III炉心では,最大線出力の増大及び炉心の2領域化により,その温度挙動変化が出力反応度係数に与える影響はMK-II炉心より大きくなる。従って,MK-III炉心の出力反応度係数を予測する上で詳細な燃料温度評価が必要となる。MK-III炉心の温度反応度係数と出力反応度係数の基本的な成分割合等は,MK-II炉心とほぼ同じであった。従って,本解析手法を用い,これまで蓄積したMK-II炉心の知見を活用することにより,MK-III炉心の反応度挙動を適切に評価できる見通しが得られた。

報告書

運転監視コードシステムの高度化作業

川島 正俊*; 森本 保幸*

PNC TJ9164 96-012, 153 Pages, 1996/03

PNC-TJ9164-96-012.pdf:4.15MB

「常陽」MK-III炉心における炉心管理手法の高度化および照射条件予測精度の向上に資するために運転監視コードシステムの高度化に関するシステム全体のグランドデザインおよび中性子束分布計算モジュールの作成を行った。システムのグランドデザインでは,新システムの機能は原子炉運転前の予測計算と原子炉運転後の記録計算の二機能とすることおよび必要なシステム構成の概要を決定した。MK-IIIは炉心現行炉心から出力増大・二領域化等の変更があるので,予測計算では従来よりも事前安全確認用の出力分布の評価機能を拡充する計画である。中性子束計算モジュールは照射場の核計算精度向上のために採用する燃料集合体あたり径方向に24メッシュとする分割詳細化とエネルギー群数の18群化を実現するために,有限差分3次元Tri-Z(24メッシュ/SA)拡散手法を用いて作成した。MK-III炉心の全炉心体系で集合体あたり24メッシュ・軸方向ノード数22・エネルギー群数18とするサンプル計算を行い,結果の妥当性を確認した。今後は,予想計算における安全性確認計算結果の評価方法の確立と,作成した中性子計算モジュールの計算結果を利用して具体化を図ることが必要である。更にシステム高度化のためにシステム作成に向けてシステムフロー制御,定数の作成,核種特性計算モジュールとIO部分を作成していく必要がある。

論文

感温液晶による温度計測の高速化

秋野 詔夫; 一宮 浩市*; 森本 俊一*; 久保 真治; 鷺谷 昭二郎*; 中西 真行*

第32回日本伝熱シンポジウム講演論文集, 0, p.307 - 308, 1995/05

感温液晶は、温度により様々な色彩を提示するので、リアルタイムに温度分布を可視化計測する用途に最近よく利用されている。本報告は、高速で変化する温度場を感温液晶で計測することを目的として、光・色彩計測の高速化を試みた結果について述べるものである。まず、液晶の分光反射率を測定し、そのデータを用いて高速光センサーの出力特性を予測計算した。その結果より、異なった分光感度特性を有する2種のアバランシェフォトダイオードの出力の比が、広い温度範囲で温度と良い相関を有することを見出した。次いで、実際的に確認実験を行い、従来の方法と較べて広い温度範囲で精度良く温度測定ができることを示した。

報告書

"MAGI"の高度化のための核熱計算作業(II)

川島 正俊*; 森本 保幸*

PNC TJ9164 96-003, 149 Pages, 1995/03

PNC-TJ9164-96-003.pdf:3.9MB

「常陽」運転監視コード"MAGI"の高度化は、MK-III炉心への炉心変更に併せて、従来の運転監視機能にとどまらず、照射場全体の核熱特性の予測計算精度向上を図ることを目的としている。このような大幅な機能拡大のためには、ローカルな照射場における核熱特性計算手法を増強する適切な手法を新たに採用する必要がある。検討の結果、中性子・ガンマ線束のエネルギー群数は18群、7群とし、炉心全体の出力分布・燃焼度分布は従来の集合体内1メッシュから大幅に詳細化する集合体24メッシュ分割拡散計算により求めることとした。この詳細メッシュモデルの採用と併せて、集合体の組成領域を複数考慮することを集合体タイプ別に設定することを提案した。

報告書

「常陽」における安全特性試験の予備計算

森本 保幸*; 川島 正俊*

PNC TJ9164 96-002, 207 Pages, 1995/03

PNC-TJ9164-96-002.pdf:4.48MB

「常陽」を利用する高速炉の固有の安全特性の確認試験が検討されている。このような試験のためには、出力係数などのフィードバックが正確に予測できることが重要である。本検討では、MK-II炉心初期サイクルと第27サイクルで測定されている出力係数を解析した。特に、支配要因を明確にするために燃料温度履歴を考慮する評価モデルを提案し検討した。主要な結論として、出力係数の解析評価では、燃料集合体の照射履歴を考慮した燃料温度評価および燃料軸方向膨張モデルが重要であること、および出力係数の炉出力依存性は、燃料軸方向膨張モデルとして燃料中心温度反映モデルで評価することで、測定値間に観測されている燃料に伴う出力係数の変動傾向はほぼ再現できることがわかった。このことから、今回適用したモデルをベースに、解析結果を"適切に"調節するモデルを取り入れる方式を今後の研究のなかで確立していくことが重要なことが分かった。

論文

感温液晶の応答性に関する研究,1; 定常測定

秋野 詔夫; 久保 真治; 森本 俊一*; 一宮 浩市*; 鷺谷 昭二郎*; 中西 真行*

第31回日本伝熱シンポジウム講演論文集, 0, p.370 - 372, 1994/00

感温液晶は温度に応じて色彩を変化させるため、最近よく伝熱研究に応用されている。しかし、感温液晶の応答性を測定した例は少なく、その殆どは定常状態での利用である。本研究は高速測定用に液晶膜サンプルを試作し、まず定常状態での特性を明らかにしたものである。実験に用いた液晶は、マイクロカプセル化したもので、コレステリック液晶2種とカイラルネマチック液晶2種である。いずれの液晶も約30$$^{circ}$$Cで発色するものである。温度に応じて変化した液晶からの反射光を分光計を用いて測定した。その分光スペクトルから光の強度が最大となる波長と半値幅を求めた。更に、XYZ表色系により色を定量化し、液晶の呈する色と温度の相関を調べた。光の強度が最大となる波長と色相値は温度との相関が強く、スプライン関数を用いて温度にあてはめることができた。温度の上げ下げを行うことでヒステリシスがないことを確認した。

報告書

高速実験炉「常陽」破損燃料集合体検出装置(FFDL)の運転試験(II)

森本 誠; 大久保 利行; 堀 徹; 伊藤 和寛; 舟木 功; 藤原 昭和; 田村 政昭

PNC TN9410 91-334, 64 Pages, 1991/10

PNC-TN9410-91-334.pdf:1.72MB

「常陽」では,破損燃料位置決めシステムとして,ナトリウムシッピング法による破損燃料集合体検出装置(FFDL)が採用されている。しかし,「常陽」ではこれまでに燃料破損の経験がなく,昭和60年度に実施された燃料破損模擬(FFDL-I)試験以降,FFDLは運転されていない。このため,平成4年度に計画しているFFDL-II試験に先立って平成3年7月12日から7月19日にFFDL運転試験(II)を実施した。本試験により得られた結論を以下に示す。(1)FFDLの基本的な機能及び運転手順を再確認するとともに,運転経験を蓄積することができた。(2)放射線計測の結果,バックグランドと差はなく燃料破損は検出されなかった。

報告書

第2次1MW蒸気発生器試験試験報告書 : 運転経過及び洗浄解体検査

山田 栄吉*; 森本 誠*; 市川 栄司*; 川真田 和雄*; 保田 仁司*; 黒羽 光男; 亀井 広一*

PNC TN941 77-104, 101 Pages, 1977/06

PNC-TN941-77-104.pdf:3.89MB

期間1974.7$$sim$$1977.6▲目的改造後の1MW蒸気発生器試験装置の運転経過及び運転終了後の解体洗浄の経過と外観検査等について概要をまとめ今後の参考に供する。▲要旨1MW蒸気発生器は1次試験終了の後,改造を行い,1973年2月から2次試験に入り1975年6月に全ての試験を完了の後,解体洗浄の上,構造材の外観検査を行った。▲本報告書では,2次試験における運転経過及びその間に実施した補修工事について概要を解体工事及び洗浄工事について詳細を述べ,更に解体検査について写真を含む説明を加えた。▲2次試験及びその後の工事,検査などで明らかにされた事項は下記に要約される。▲1)1次試験の結果に基づく改造が,蒸気発生器の性能改善に有効であった。▲2)水蒸気とアルゴンの混合ガスによる洗浄が,安全でかつ効果的であることが実証された。▲3)解体後の外観検査では,問題とする程ではないが,変形が観察され,コイル支持部では,伝熱管のフレッティングウエアと思われる摩耗痕が観察された。▲

口頭

JT-60SA真空容器のセクター製作と組立

芝間 祐介; 岡野 文範; 柳生 純一; 神永 敦嗣; 三代 康彦; 早川 敦郎*; 佐川 敬一*; 持田 務*; 森本 保*; 濱田 崇史*; et al.

no journal, , 

日欧協力で建設中のJT-60SA装置の真空容器(150トン)は、二重壁トーラス型のステンレス製の溶接構造で、高さ6.6m、大半径5.0mである。容器は10体のセクターに分割して製作され、セクターの製作が2014年4月に完了した。現在、現地でセクターを接続する段階にあり、初期の接続ではセクター間を直接突き合わせて溶接接続する。このため、セクター間端部の連続的に変化する目違いやギャップに対し、全姿勢を経験して裏波溶接を達成するという課題がある。本報告では、真空容器の最終セクターを含む真空容器の組立方法を詳細に述べる。更に、分割製作されたセクターを直接接続する溶接技術、最終セクターの部分モックアップ溶接試験の結果を議論するとともに、現地製作の現状も報告する。

口頭

Nuclear structure studies of $$^{254}$$Es region by Coulomb excitation $$gamma$$-ray spectroscopy

柳原 陸斗; 井手口 栄治*; 西尾 勝久; Orlandi, R.; 牧井 宏之; 浅井 雅人; 廣瀬 健太郎; 塚田 和明; 豊嶋 厚史; 佐藤 哲也; et al.

no journal, , 

What is the limit of high Z nucleus, where is the island of stability, is one of the focus of nuclearphysics. Key ingredient to stabilize nucleus in this super-heavy region is shell structure and Z=114,120, N=184 are predicted to be new magic numbers. However, it is not easy to produce such nucleus and study the shell structure. In order to access such shell structure, we are focusing on the deformed nucleus of the heavy mass region including Es isotopes. By studying the excited states, spin and parity, and deformation, we will be able to access the single-particle orbital which is supposed to generate new shell structure at Z=114, 120, N=184 and try to investigate nuclear shell structure in the super-heavy mass region. Coulomb excitation experiment at the Tokai Tandem Accelerator Laboratory of JAEA is planned to measure B(E2) values of low-lying states in $$^{254}$$Es and to deduce the deformation. Unknown high-lying states of $$^{254}$$Es will be also investigated for further understanding of nuclear structure in this region. We obtained $$^{254}$$Es via an international collaboration with ORNL. CAGRA will be used to measure the $$gamma$$ rays from $$^{254}$$Es. Experimental plan and preparation progress will be presented.

口頭

$$^{4}$$He+$$^{254}$$Es反応で生成される$$^{258}$$Mdの核分裂特性の測定

西尾 勝久; 廣瀬 健太郎; 牧井 宏之; Orlandi, R.; Kean, K. R.*; 塚田 和明; 浅井 雅人; 豊嶋 厚史*; 佐藤 哲也; 伊藤 由太; et al.

no journal, , 

2017年、原子力機構(JAEA)は、米国ORNLから$$^{254}$$Esを入手、JAEAタンデム加速器からのイオンビーム照射による核物理研を開始した。$$^{254}$$Esは、ORNLのHigh Flux Isotope Reactorで生成された。アインスタイニウムの抽出は、ORNLでも2004年以来のことであり、現在$$^{254}$$Esを照射できるのは世界的に見てもJAEAタンデム施設だけである。2017$$sim$$2018年にかけて遂行した実験のうち、本発表では$$^{4}$$He+$$^{254}$$Esで生成される$$^{258}$$Mdの核分裂特性について報告する。

口頭

JAEA東海タンデム加速器でのEs-254を用いた核分裂実験

廣瀬 健太郎; 西尾 勝久; 牧井 宏之; Orlandi, R.; 塚田 和明; 浅井 雅人; 佐藤 哲也; 伊藤 由太; 洲嵜 ふみ; 永目 諭一郎*; et al.

no journal, , 

質量数258近傍の原子核では、自発核分裂の測定によって、質量分布に特徴的な現象が観測されている。Fm256では、ウランなどのように軽い核分裂片と重い分裂片に分裂し、質量分布はふた山のピークを形成するのに対し、中性子がたった2つ増えたFm258では、鋭いひと山のピークを形成するのである。このような特徴的な現象を調べるために、原子力機構の東海タンデム加速器施設において、O18+Es254反応を用いた多核子移行核分裂実験を行ったので報告する。

口頭

$$^{4}$$He+$$^{254}$$Esで生成される$$^{258}$$Md原子核の核分裂

西尾 勝久; 廣瀬 健太郎; 牧井 宏之; Orlandi, R.; Kean, K. R.*; 塚田 和明; 豊嶋 厚史*; 浅井 雅人; 佐藤 哲也; Chiera, N. M.*; et al.

no journal, , 

$$^4$$He+$$^{254}$$Esの反応により複合核$$^{258}$$Mdの核分裂を観測し、核分裂片の質量数と運動エネルギーの相関を得た。解析から、対称および非対称核分裂の競合を観測した。

口頭

$$^4$$He+$$^{254}$$Esで生成される$$^{258}$$Md原子核の核分裂

西尾 勝久; 廣瀬 健太郎; 牧井 宏之; Orlandi, R.; Kean, K. R.*; 塚田 和明; 豊嶋 厚史*; 浅井 雅人; 佐藤 哲也; Chiera, N. M.*; et al.

no journal, , 

原子力機構では米国オークリッジ国立研究所(ORNL)からアインスタイニウム同位体($$^{254}$$Es、半減期276日)試料を入手し、フェルミウムなど中性子過剰な重アクチノイド元素同位体の核分裂や構造研究を進めている。本研究では、$$^{258}$$Mdの低エネルギー核分裂測定で得た結果を報告する。実験は、原子力機構タンデム加速器(東海)で得られる$$^{4}$$Heビームを$$^{254}$$Es薄膜標的に照射して行った。ビームエネルギーを変化させ、複合核の励起エネルギー15MeVと18MeVからの核分裂を調べた。実験では、生成される2つの核分裂片の速度を測ることで、運動学的に核分裂片の質量数分布と全運動エネルギー分布を得た。解析の結果、質量対称核分裂と非対称核分裂(モード)が競合していることがわかった。発表では、これらモードの成分解析の結果を示す。

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