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三田村 裕幸*; 綿貫 竜太*; 金子 耕士; 小野崎 紀道*; 天羽 祐太*; 橘高 俊一郎*; 小林 理気*; 志村 恭通*; 山本 勲*; 鈴木 和也*; et al.
Physical Review Letters, 113(14), p.147202_1 - 147202_5, 2014/10
被引用回数:22 パーセンタイル:75.33(Physics, Multidisciplinary)Magnetic field () variation of the electrical polarization (c) of the perfect triangular lattice antiferromagnet RbFe (MoO) is examined up to the saturation point of the magnetization for B. is observed only in phases for which chirality is predicted in the in-plane magnetic structures. No strong anomaly is observed in at the field at which the spin modulation along the c axis exhibits a discontinuity to the commensurate state. These results indicate that ferroelectricity in this compound originates predominantly from triangular-spin chirality. The obtained field-temperature phase diagrams of ferroelectricity well agree with those theoretically predicted for the spin chirality of a Heisenberg spin triangular lattice antiferromagnet.
井口 正; 榊 勲*; 岩村 公道; 秋本 肇; 大久保 努; 大貫 晃; 安達 公道*; 村尾 良夫
JAERI-M 91-172, 154 Pages, 1991/10
複合注水型ECCSを備えたPWRのLOCA時に重要な、炉心と上部プレナムとの境界における対向流制御(CCFL)現象を解明するために、平板第3次試験装置(SCTF-III)により試験を行った。試験では炉心に蒸気を注入して上昇蒸気流を形成し、上部プレナムに注水してCCFLを起こさせた。試験の結果、大規模の実半径炉心では、上部プレナムから炉心への落水は一様ではなく局所的に生じ、他の領域を蒸気が集中して上昇することが分かった。また、落水は上部プレナム内の水温の低い位置で生じ、落水面積は蒸気流量の減少に伴い増加した。典型的なPWRの条件に対しては、落水面積比は約20%だった。このときの落水流量は、小規模試験結果と同様に低水温ほどまた小蒸気流量ほど増加するものの、その値は落水と上昇蒸気の領域分離のため小規模試験結果からの予測値に比べて約10倍になることが分かった。
大久保 努; 井口 正; 岩村 公道; 秋本 肇; 大貫 晃; 阿部 豊; 榊 勲*; 安達 公道; 村尾 良夫
JAERI-M 90-080, 100 Pages, 1990/05
複合注水型ECCSを備えたPWRのLOCA時再冠水過程に、ホットレグに注入されたECC水が上部プレナムに間欠的に供給される場合のブレークスルー及び炉心冷却挙動をSCTF試験により検討した。本試験のデータを連続的なECC注水により実施した試験のデータも含めて検討して、以下の結論が得られた。(1)ブレークスルーは間欠的に発生し、間欠的なECC水の供給に即座に呼応して発生した。ブレークスルーの発生している期間には、ブレークスルー領域と非ブレークスルー領域で異なった二つの熱水力学的挙動が見られた。(2)ECC注水流量がほぼ零の期間には、炉心の水頭が減少し、この期間の炉心冷却を悪化させた。炉心水頭の減少の原因は、上部プレナムでの蒸気の凝縮の減少による健全ループ差圧の増加にあると考えられる。(3)炉心冷却挙動は、振動的であったものの連続的な注水を行なった場合とほぼ同じであった。
大久保 努; 井口 正; 岩村 公道; 秋本 肇; 大貫 晃; 阿部 豊; 榊 勲*; 安達 公道; 村尾 良夫
JAERI-M 90-046, 114 Pages, 1990/03
UPTFとの実験的結合に用いるコールドレグ注水型ECCS付PWRに対する評価モデル条件下に於ける広い炉心内の再冠水データを得る為に、1000MWe級PWRの半径と同じ半径方向長さを有するSCTF第3次炉心を用いて試験を実施した。本報告書では、対応するCCTF試験C2-4のデータを用いてSCTFとCCTFの間の再冠水挙動の差を主に検討した。得られた主要な結論は、(1)本試験は成功裏に実施され、UPTFとの結合に必要なデータを取得した。(2)本試験でみられた全体的な炉心冷却挙動は、CCTF試験C2-4のそれとほぼ同一であった。(3)しかし、本試験でみられた炉心差圧の特徴は、試験C2-4でみられたものと多少異なっていた。この相違の理由は、両試験の間で炉心入口サブクーリングが異なっていた事と両試験装置の間で炉心の実効流路面積が異なっている事であるとしてほぼ説明できた。
大久保 努; 井口 正; 岩村 公道; 秋本 肇; 大貫 晃; 阿部 豊; 榊 勲*; 安達 公道; 村尾 良夫
JAERI-M 90-036, 120 Pages, 1990/03
ベントバルブ付PWR(BBR)のLOCA時再冠水過程の熱水力学的挙動を検討するため、SCTFを用いて再冠水実験を実施した。また、本試験結果は、2D/3D協定に基づき、西独の上部プレナム試験装置との実験的結合に用いられることになっている。本試験のデータを他の試験のデータも用いて解析し、以下の主要な結論を得た。(1)最適条件下におけるBBRの再冠水過程中の炉心冷却は非常に良好で有ることが実証された。(2)健全ループ差圧は、ベントバブルが開くことにより著しく減少する。(3)ベントバルブが炉心冷却におよぼす効果は、ベントバルブが開いていない場合にダウンカマ水位がオーバフロ位置に達しない条件の下では顕著ではなかった。しかし、その効果は、ベントバブルが開いていない場合に、ダウンカマ水位がオーバフロ位置を越えるような条件の下では顕著になると考えられる。
大久保 努; 井口 正; 岩村 公道; 秋本 肇; 大貫 晃; 阿部 豊; 湊 明彦*; 榊 勲*; 安達 公道; 村尾 良夫
JAERI-M 90-035, 143 Pages, 1990/03
複合注水型ECCSを備えたPWRの再冠水過程において、タイプレート付近の水温分布がブレークスルーおよび炉心冷却に与える影響を検討するため、SCTF第3次炉心を用いて2回の試験を実施した。一方の試験(試験S3-7)では、UCSP直上へのECC注水をバンドル3、4の上方で行い、もう一方の試験(試験S3-8)では、最初の60秒はバンドル7、8の上方でその後バンドル3、4の上方へ切換えて注水を行なった。これらの試験データを解析して、以下の事柄が明らかとなった。ブレークスルーは、タイプレート付近での水温がサブクールの所で生じ、ブレークスルー域では、炉心冷却が著しく増大する。また、ブレークスルーの位置は、多少の時間遅れを伴ってタイプレート付近での水温分布の変化に追随して変化する。更に、ブレークスルーの生じていない領域での炉心冷却は、ブレークスルーの位置に関係無く同程度である。
岩村 公道; 井口 正; 秋本 肇; 大久保 努; 大貫 晃; 湊 明彦*; 榊 勲*; 安達 公道; 村尾 良夫
JAERI-M 88-213, 120 Pages, 1988/10
複合注入型ECCS付PWRのLOCA時再冠水過程における熱水力学的特性に及ぼす半径方向出力分布の影響を調べるため、平板炉心試験装置(SCTF)第3次炉心を用いて、炉心冷却個別効果試験S3-06及び複合注入試験S3-16-Phase2を実施した。両試験の半径方向出力分布は、それぞれ、複合注入型ECCS付PWR参照炉心の出力分布及びコールドレグ注入型ECCS付PWRの急峻出力分布を模擬した。複合注入型ECCS付PWR出力分布条件下では、二相上昇域内での出力比が1.04~1.08と、比較的平坦なため、出力分布の差に基づく落水域での熱水力学的挙動の差が、二相上昇域における熱水力学的挙動に及ぼす影響は極めて小さかった。また、圧力容器内の流体挙動にも出力分布の有意な影響は認められなかった。一方、急峻出力分布条件下(最大出力比=1.36)においては、二相上昇域内の高出力バンドルにおける熱伝達促進の程度は、半径方向出力比に依存し、コールドレグ注入型ECCS付PWRの場合と同様な取り扱いが可能なことがわかった。
岩村 公道; 井口 正; 秋本 肇; 大久保 努; 大貫 晃; 榊 勲*; 安達 公道; 村尾 良夫
JAERI-M 88-125, 124 Pages, 1988/07
複合注水型ECCS付PWRの炉心熱水力挙動を調べるため、平板炉心試験装置(SCTF)第3次炉心を用いて、炉心冷却基準試験(S3-SH1)を実施した。本試験では、安全評価解析条件(EM条件)下でのホットレグ注入を模擬して、サブクールを有する緊急冷却水を、上部プレナムに注入した。緊急冷却水注入の不均一性に応じて、炉心流動状況は落水域と上昇域の2領域に分割され、炉心内には顕著な循環流が形成された。下部からの再冠水開始以前には、落水域においては炉心冷却効果が大きかったが、上昇域においては冷却効果は小さかった。下部からの再冠水開始後には、上昇域での熱伝達率は、コールドレグ注入時に適用できたBromley型の膜沸騰熱伝達相関式による予測値の約2倍となった。一方、液滴分散流モデルを用いれば、熱伝達率の予測性能は向上した。
岩村 公道; 井口 正; 秋本 肇; 大久保 努; 大貫 晃; 榊 勲*; 安達 公道; 村尾 良夫
JAERI-M 88-060, 150 Pages, 1988/03
平板炉心試験装置(SCTF)を用いた再冠水試験により、半径方向出力分布が存在すると、高出力バンドルでは熱伝達が促進され、低出力バンドルでは熱伝達が劣化することが既に明らかとなっている。