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辻 宏和; 横山 憲夫; 藤田 充苗*; 加納 茂機*; 舘 義昭*; 志村 和樹*; 中島 律子*; 岩田 修一*
Advances in Science and Technology, 24, p.417 - 424, 1999/00
金材技研、原研及び動燃は、平成2年度から6年度までの共同研究で、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。このシステムをさらに発展させるため、新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を平成7年度から11年度までの5年間の計画で開始した。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネットの普及と高速電送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。データフリーウェイに収録されているステンレス鋼の照射関連のデータを用いて、スウェリング特性、引張特性、疲労特性等に及ぼす中性子照射効果を抽出し、データベースの有用性を示した。
辻 宏和; 横山 憲夫; 藤田 充苗*; 栗原 豊*; 加納 茂機*; 舘 義昭*; 志村 和樹*; 中島 律子*; 岩田 修一*
Journal of Nuclear Materials, 271-272, p.486 - 490, 1999/00
金材技研、原研及び動燃は、平成2年度から6年度までの共同研究で、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。このシステムをさらに発展させるため、新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を平成7年度から11年度までの5年間の計画で開始した。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネットの普及と高速伝送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。データフリーウェイに収録されているステンレス鋼の照射関連のデータを用いて、クリープ特性、疲労特性等に及ぼす中性子照射効果を抽出するとともに、照射データの不足している条件を明らかにして今後の実験計画への提言を行った。
中島 律子*; 志村 和樹*; 藤田 充苗*; 辻 宏和; 横山 憲夫; 舘 義昭*; 加納 茂機*; 岩田 修一*
情報知識学会第6回研究報告会講演論文集, p.43 - 46, 1998/00
金材技研、原研及び動燃は、平成2年度から6年度までの共同研究で、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。このシステムをさらに発展させるため、新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を平成7年度から11年度までの5年間の計画で開始した。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネットの普及と高速電送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。各機関では、各々の得意とする分野のデータをデータフリーウェイに収録するとともに、各々が特徴ある関連活動を行っている。ここでは、最近の活動について報告する。
辻 宏和; 横山 憲夫; 藤田 充苗*; 加納 茂機*; 舘 義昭*; 志村 和樹*; 中島 律子*; 岩田 修一*
Materials for Advanced Power Engineering 1998, p.1739 - 1745, 1998/00
金材技研、原研及び動燃は、平成2年度から6年度までの共同研究で、機関間を越えて原子力材料情報を相互作用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。このシステムをさらに発展させるため、新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を平成7年度から11年度までの5年間の計画で開始した。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネツトの普及と高速電送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。データフリーウェイに収録されている耐熱合金の高温強度関連のデータを用いて、合金間のクリープ強度の比較やホウ素含有量のクリープ強度に及ぼす影響の整理を行い、データベースの有用性を示した。
志村 和樹*; 中島 律子*; 藤田 充苗*; 栗原 豊*; 辻 宏和; 横山 憲夫; 舘 義昭*; 加納 茂機*; 岩田 修一*
JAERI-Tech 97-047, 22 Pages, 1997/10
金材技研、原研及び動燃は、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。これをさらに発展させるため、新たにJSTを加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を始めた。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネットの普及と高速電送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。この共同研究の活動を、平成9年3月24日~26日に、東大で開催された日本原子力学会「1997年春の大会」において報告した。本報は、その発表記録として、学会発表要旨集に収録された要旨及び発表に用いたViewgraphを示すとともに、その各々のViewgraphに対する説明を収録したものである。併せて、学会発表会場における質疑応答も収録した。
加納 茂機; 舘 義昭; 藤田 充苗*; 栗原 豊*; 辻 宏和*; 新藤 雅美*; 横山 憲夫*; 志村 和樹*; 中島 律子*
PNC TY9449 97-001, 109 Pages, 1997/04
動燃、金属材料技術研究所、日本原子力研究所は、平成2年度から6年度にわたる共同研究で、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベースシステムである基盤原子力用材料データベースシステム(データフリーウエイ)の基本システムを構築した。しかしながら、本システムの更なる発展のためには、材料データを解析処理し付加価値を高めるための解析プログラムの開発・整備、インターネット技術及びマルチメディア活用技術等の最新の情報通信技術を活用した回線の高速化、多機能化、ネットワーク網・利用者の拡大、システムの使い勝手を改善するためのユーザインターフェースの高度化等の利用技術の開発を行なうとともに、最新データの拡充を図る必要がある。このため、平成7年度から11年度にかけ、新たにJSTを加えた4機関で、データフリーウエイの利用技術の開発を主要な柱とした共同研究を開始した。本報告書は、平成7年度および8年度に実施した4機関の共同研究により得られた研究成果を述べるものである。インターネット利用による情報通信技術として、新たにWWWホームページを作成するとともに、WWWサーバをたちあげた。データ入出力支援技術として、画像検索・表示機能、簡易グラフ作成機能、画像データと数値データのリンク機能、定型検索画面作成機能、検索条件保存・再現機能などの新しい機能を付加し、データベースとWWWの連携機能を強化した。また、セラミックスなどの新素材に専用のデータテーブルおよびデータ項目を追加することにより、データ構造を改良し、データ入力・検索を容易にした。さらに、ユーザ支援として、辞書と単位換算機能を付加した。
加納 茂機*; 舘 義昭*; 藤田 充苗*; 栗原 豊*; 辻 宏和; 新藤 雅美; 横山 憲夫; 志村 和樹*; 中島 律子*
PNC-TY9449 97-001, 104 Pages, 1997/04
金材技研、原研及び動燃は、平成2年度から6年度までの共同研究で、機関間を越えて原子力材料情報を相互利用できる分散型材料データベース(データフリーウェイ)の基本システムを構築した。このシステムをさらに発展させるため、新たに科学技術振興事業団を加えた4機関で利用技術の開発を柱とした共同研究を平成7年度から11年度までの5年間の計画で開始した。初期のシステムでは特定回線を確保してデータの相互利用を行っていたが、この共同研究では、最近の急速なインターネットの普及と高速電送回線の整備に対応してシステムの充実を図った。本報は、この共同研究の平成7年度及び8年度の活動をまとめたものである。
横山 憲夫; 辻 宏和; 塚田 隆; 新藤 雅美
American Society for Testing and Materials Standard Technical Publication, 0, p.261 - 272, 1997/00
原子力材料について、その特性データを収集し、効率的に利用することを目的として原子力材料総合データベースを運用している。原研における材料研究のデータを主体としてデータを収集し格納した。データ入力支援システムをパーソナルコンピュータを用いて作成した。材料辞書を組込み、データ入力をガイドする機能により、入力作業の軽減、データの信頼性の向上が図られた。また、インターネット上でデータベースのデータを容易に検索できるように整備した。各データ毎に特有の検索パターンを提供し、これを実行すれば、検索条件に該当する検索結果が表示される。さらにこの結果に基づいて、図形出力ができることを示した。格納されているデータベースのデータを利用して、耐熱合金のクリープ曲線データから最小クリープ速度および3次クリープ開始点の決定等の解析を行った。
藤田 充苗*; 横山 憲夫; 舘 義昭*; 中島 律子*
RIST News, (24), p.25 - 34, 1997/00
原子力分野における創造的材料開発に資するため、原研、金材技研、動燃及びJSTの4機関は原子力用材料の研究成果を体系的に収集・整理した基盤原子力用材料データベースシステム(データフリーウェイ)の開発・構築を共同研究として行っている。これまでに整備を完了した基本システムに対して、その利用環境を整え、付加価値を高めるため、インターネットを利用したデータ検索システム、画像データと数値データをリンクさせて表示する機能等を開発し整備した。また、それぞれの機関が得意とする分野を中心としたデータベースが整備され、入力データの拡張も着実に進んでいる。今後は、システムの充実と利用者の拡大を図るため、データの信頼性の確保、データの更なる拡張、利用環境の整備等を進め、広く一般に貢献できる材料データベースを目指す。
横山 憲夫*; 新藤 雅美; 藤田 充苗*; 栗原 豊*; 舘 義昭*; 加納 茂機*
JAERI-Tech 96-021, 24 Pages, 1996/05
基盤技術創製のための原子力用材料データベース構想に基づいて、日本原子力研究所、金属材料技術研究所および動力炉・核燃料開発事業団の3研究機関がデータフリーウェイと名付けられたデータベースのシステム整備を実施している。各機関は共通のハードウェア、データベースソフトウェアを導入して、ネットワークで結ばれた分散型データベースの整備を平成2年より開始した。原子力基盤技術に関連する金属材料、セラミックスおよび複合材料を対象として、現在までに照射されたステンレス鋼の引張特性等のデータを収録した。本システムに不案内な利用者でも容易に検索ができるように、メニュー形式を用いた検索システムを作成した。さらに、作図、画像および電子メール等の機能を整備した。これらのデータフリーウェイシステムの利用方法について述べる。
塚田 隆; 三輪 幸夫; 横山 憲夫; 辻 宏和; 中島 甫
Proc. of 2nd Japan-Central Europe Joint Workshop on Modelling of Materials and Combustion, 0, p.80 - 83, 1996/00
原研における炉内構造材ステンレス鋼の照射腐食割れ(IASCC)研究の状況を報告する。軽水炉の炉内構造材は、高温水中で中性子照射に曝されるため、通常の工業プラントでは生じない種々の劣化現象を示す。そのなかでも、IASCCは、最も複雑な現象のひとつであり、各国において軽水炉の寿命延長または高経年化との関連から研究が行われている。原研では1970年代初めから行っている高温水中の材料劣化研究を基に、1980年代末より照射効果が係わるIASCCの研究を開始した。この研究では、外部との共同研究により常陽やORRで照射されたステンレス鋼を入手し照射後試験を行うと共に、新たに溶製した実験合金をJRR-3で照射しそのSCC試験を実施してきた。ここでは、JRR-3照射材の試験結果を紹介し、また本研究に関連する材料データベースの活動についても述べる。
横山 憲夫
RIST News, 00(22), p.3 - 49, 1996/00
急速に普及しつつあるインターネットの概要、特にWorld Wide Webの情報検索の仕組み、機能および活用の仕方について述べた。また、従来から整備を行っている原子力施設に用いられる材料についての材料特性(疲労き裂成長、引張、クリープ等)のデータを格納した原子力材料総合データベースをインターネット上で利用できるように整備した。データベースのデータを容易に検索できるように、各データ毎に特有の検索パターンを提供し、これを実行すれば、その検索条件に該当する検索結果が表示されるとともに図形出力ができることを紹介した。
加納 茂機; 上野 文義; 中島 甫*; 横山 憲夫*; 岩田 修一*
Computerization and Networking of Materials Property Data, 0 Pages, 1995/00
動燃、金材研、原研が共同研究として構築している分散型ネットワーク方式材料データベース(データフリーウェイ)に関してこれまで得られた結果について論文発表する。発表および論文とりまとめは金材研の藤田主任研究官が行う。論文内容は以下の通りである。これまで格納したデータ内容を含めてシステムの概要お機能について延べる。特に、材料特性を容易に検索できることを例示し、3機関の間でのデータベースの相互利用方法を説明する。さらに、SUS316Type材の照射材と非照射材のクリープ特性について、3機関でデータを収集し、照射材と非照射材の特性を比較検討した結果を相互利用システムの利点として紹介する。
上野 文義; 加納 茂機; 藤田 充苗*; 栗原 豊*; 中島 甫*; 横山 憲夫*; 岩田 修一*
Journal of Nuclear Science and Technology, 31(12), p.1314 - 1324, 1994/00
原子力用新材料の開発や評価を効率的に行うため、基盤原子力用材料データベースシステム(データフリーウェイ)の開発を金材技研・原研と共同で進めている。2年間にわたる調査研究の結果に基づいてデータフリーウェイの概念を固め、1990年から5ケ年にわたるデータフリーウェイ構築の計画を決定し、開発に着手した。3機関が所有する材料データを分散型データベースに格納するため、ワークステーションとリレーショナルデータベース管理システムを導入し、新たに考案した3段階のデータ構造に従ってシステムを構築している。また、データ入力支援システム、データ出力支援システム画像データベース機能のユーザインタフェースを設計・開発した。これらにより3機関間で材料データの相互補完と相互利用が可能となり、効率的な材料研究を行うためのツールとして利用できる見通しを得た。
辻 宏和; 横山 憲夫*; 塚田 隆; 中島 甫
Journal of Nuclear Science and Technology, 30(12), p.1234 - 1242, 1993/12
被引用回数:3 パーセンタイル:38.1(Nuclear Science & Technology)原研で、原子力施設用材料の特性データ効率的に利用することを目的として開発・整備を進めてきた原子力材料総合データベース(JMPD)の概要及びその利用例を紹介する。JMPDは、大型計算機のリレーショナルデータベースであるPLANNERを用いて、データの入力と管理を行い、これを中核として、検索支援システムの充実が図られている。必要なデータを容易に検索できるようにするために、利用者がデータ構造やデータ内容に精通していなくても、メニュー選択方式で目的とする検索が可能なシステムを新たに作成した。JMPDの利用例に関しては、以下の2種類のデータ解析について述べる。(1)試験研究炉用アルミニウム合金の設計降伏点(Sy)及び設計引張強さ(Su)の検討、(2)原子炉圧力容器鋼の疲労き裂成長速度のばらつき/再現性とK増加型あるいはK一定型といった試験モードの差との関係に関する統計解析。
辻 宏和; 横山 憲夫*; 塚田 隆; 中島 甫
JAERI-M 93-204, 24 Pages, 1993/10
原子力施設用材料の特性データを効率的に利用することを目的として開発・整備を進めてきた原子力材料総合データベース(JMPD)の概要及びその利用例を紹介する。JMPDは、大型計算機のリレーショナルデータベースであるPLANNERを用いて、データの入力と管理を行い、これを中核として、検索支援システムの充実が図られている。必要なデータを容易に検索できるように、利用者がデータ構造やデータ内容に精通していなくても、メニュー選択方式で目的とする検索が可能なシステムを新たに作成した。JMPDの利用例に関しては、以下の3種類について述べる。(1)試験研究炉用Al合金の設計降伏点及び設計引張強さの検討,(2)原子炉圧力容器鋼の疲労き裂成長速度のばらつきとK制御モードの差との関係に関する統計解析,(3)クリープ曲線データから最小クリープ速度及び3次クリープ開始点を客観的に決める方法の提案。
横山 憲夫*; 渡辺 勝利; 辻 宏和; 中島 甫
JAERI-M 93-148, 34 Pages, 1993/07
原子力材料について、その特性データを収集し効率的な利用を行うために、原子力材料総合データベースを整備している。高温工学試験研究炉の制御棒構造用材料として使用されるアロイ800Hについての高温強度特性に関するデータとして、引張試験結果(約100件)、クリープ試験結果(約240件)を収集した。クリープ試験には時効、試験雰囲気及び照射の影響について調べたものも含まれている。これらを原子力材料総合データベース(JMPD)に格納した。さらにパーソナルコンピュータを用いてデータベースを作成した。その全データを出力するとともに代表的な材料特性値について図形出力を行った。
辻 宏和; 横山 憲夫*; 中島 甫; 近藤 達男
JAERI-M 93-078, 42 Pages, 1993/05
材料応用工学研究室で整備を進めている原子力材料総合データベース(JAERI Material Performance Database;JMPD)に格納されている原子炉圧力容器鋼の疲労き裂成長速度データの統計解析を行い、K(応力拡大係数範囲)増加型の疲労き裂成長試験で得た速度データとK一定型の疲労き裂成長試験で得た速度データのばらつき、再現性を比較した。その結果、データのばらつき、再現性といった観点からは、K一定型の疲労き裂成長試験の方が好ましいこと、またその傾向は、大気中のデータよりも軽水炉一次冷却水近似環境中のデータにおいて、より顕著であることが分かった。
辻 宏和; 横山 憲夫*; 塚田 隆; 中島 甫
Computer Aided Innovation of New Materials,II, p.89 - 92, 1993/00
1986年から日本原子力研究所材料応用工学研究室で整備を進めている原子力材料総合データベース(JAERI Material Performance Database;JMPD)の現状、JMPDを用いた原子炉構造材料の評価例及びJMPDの将来の方向について紹介する。JMPDは、大型計算機を用いて構築されている材料データベースであるが、計算機に精通していない利用者にも容易に使いこなせるように配慮してある。1992年9月現在、約7000試験片で得た材料データが格納されている。JMPDを用いた原子炉構造材料の評価例として、ハステロイXRのクリープ曲線の評価結果(3次クリープ開始点及び最小クリープ速度の決定法)を報告する。今後JMPDをより有用なものとするために、ユーザー・フレンドリネスの向上、格納データの拡充、アプリケイション・プログラムの充実を図っていく予定である。
藤田 充苗*; 栗原 豊*; 中島 甫; 横山 憲夫*; 上野 文義*; 加納 茂機*; 岩田 修一*
Computer Aided Innovation of New Materials,II,Pt. 1, p.81 - 84, 1993/00
原研、金材技研及び動燃事業団が協力して整備を進めている基盤原子力材料に関するデータベース(データフリーウェイシステム)の機能及びその利用法の一例を紹介する。具体的内容は以下の通りである。(1)三機関の協力により構築した分散型材料データベースであるが、エンドユーザーからは「あたかもひとつの大きなデータベースにアクセスしている」ように見える。(2)メニュー方式によるソフトウェアを自主開発したことにより、データ構造や計算機に精通していなくても本システムを自由に利用することが可能である。(3)316ステンレス鋼の高温引張特性及びクリープ特性に関する非照射材及び中性子照射材のデータを収集し、その挙動を体系的に示す。