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藤木 和男; 上家 好三; 清木 義弘; 横田 光雄
Proc. of the Int. Conf. on Dismantling of Nuclear Facilities; Policies-Techniques, p.219 - 232, 1992/00
JPDR解体計画は1981年より開始され、86年から原子炉施設の実地解体(Phase-II)が進んでいる。原子炉中心部の放射化した機器、構造物の撤去、解体には、技術開発された各種の遠隔解体システムが適用され、安全に解体が進められた。金属構造物については、既に90%程の機器が撤去されている。これらの解体作業を通じ、工法、解体システム毎の性能や使用経験等、多くの情報が蓄積されている。本論文は、放射化構造物の解体、撤去を中心に、これまでの作業の特徴とその比較をまとめたものである。
富井 格三; 横田 光雄; 星 蔦雄; 森高 勇*; 清木 義弘; 塙 幸光; 井坂 興; 志知 隆弘; 上家 好三; 立花 光夫; et al.
原子力工業, 37(2), p.14 - 59, 1991/02
科学技術庁からの受託研究として、原研はこれまで開発した解体機器を使用し、放射線環境下でJPDR解体実地試験を進めている。本論文では、炉内構造物、原子炉圧力容器等の設備・機器の解体撤去、解体除染、解体廃棄物の管理、作業管理等これまでのJPDR解体実地試験を通し得られた総合的な知見や原研が進めている原子力施設のデコミッショニングに関する国際協力等について記している。なお、今回の投稿は、原子力工業の原子力施設のデコミッショニングについての特集記事として掲載するため作成されたものである。
横田 光雄; 星 蔦雄; 立花 光夫
Low and Intermediate Level Radioactive Waste Management,Vol. 1, p.189 - 195, 1991/00
JPDRの解体実地試験では、これまでに高放射化物の主要は綱構造物を解体撤去した。これには各種の開発技術が適用された。すなわち、原子炉内構造物には水中プラズマ切断技術、原子炉圧力容器接続配管にはディスクカッター及び成型爆薬工法、原子炉圧力容器には水中アークソー切断技術を適用した。解体試験は、開発技術の適用の仕方に一部の不調もあったが、総体的に順調に進捗した。会議では、解体の方法、作業監視の方法、開発機器等の切断性能、解体中の原子炉水及び作業環境等の汚染の状況、切断ドロスの処理状況、解体廃棄物量、作業日数、作業者の放射線被曝の状況等の技術的知見を経験に基づき発表し、討議する。
横田 光雄; 石川 広範
Nucl. Eng. Int., 0(434), p.35 - 36, 1990/09
科学技術庁からの受託研究として、原研が進めているJPDRに解体実地試験のうち、アークソー切断装置による原子炉圧力容器の解体作業についてまとめたものである。本論文では、原子炉圧力容器切断にアークソー切断を適用した理由、アークソー切断原理、アークソー切断装置の機器構成等を述べた後、実際の原子炉圧力容器の切断作業の状況について記してある。切断作業では、水封用円筒の取付作業等の準備作業、圧力容器の切断手順、切断片及び2次発生廃棄物の処分方法、圧力容器解体に係る線量当量等解体作業の全体についての概要を記してある。なお、この論文はブルッセルでの国際会議でお会いした上記雑誌社の記者の依頼を受けて作成したものである。
横田 光雄; 八十島 治典; 八尋 暉夫*
2nd Pacific RIM Int. Conf. on Water JET Cutting, 11 Pages, 1989/00
原研では原子炉施設解体の技術開発を進めてきており、現在、開発した技術を用いてJPDR施設の解体を実施中である。水ジェット切断技術は、高圧の水に研磨材を混合しノズルから噴射して対象物を切断する技術であり、放射化した厚肉の鉄筋コンクリート構造物である放射線遮蔽コンクリートを解体するために開発された。まず基礎試験により切断性能、副次生成物の特性等のデータを得た後、JPDR放射線遮蔽体をブロックに解体撤去するとともに、副次生成物の回収・処理を行う水ジェット切断装置を製作した。更に本装置を用いてJPDR放射線遮蔽体を模擬したモックアップ試験を実施した。その結果、本装置は概ね必要な機能、性能を有しており、1990年に予定しているJPDR放射線遮蔽体の解体に適用可能なことが確認された。
清木 義弘; 中村 寿; 奈良崎 智正; 横田 光雄
9th Int. Symp. on Jet Cutting Technology, p.289 - 295, 1988/00
原子炉施設のコンクリート構造物のなかで、主体遮蔽体は耐震性、放射線遮蔽体を考慮して、分厚く、鉄筋密度が高い堅牢な構造物である。しかもこの主体遮蔽体は原子炉停止後も運転中の中性子照射による放射化で大量の残留放射能を内包しているため、解体に当っては一般のコンクリート構造物とは異なった配慮を必要とし、技術的困難が伴う。原研では、科学技術庁の委託を受け、主体遮蔽体の解体工法の一つとして遠隔操作による水ジェットによる切断技術の開発を進めてきた。本論文は水ジェット切断技術による生体遮蔽体の解体に関する基礎試験、製作した切断システム構造装置及びその解体手順についてまとめたものである。
柳原 敏; 合田 英規; 平賀 富士夫; 横田 光雄
Proc. Int. Conf. on Decommissioning of Major Radioactice Facilities, p.215 - 221, 1988/00
JPDR解体計画において、鋼構造物解体のための遠隔切断技術を開発した。これらは、炉内構造物解体のための水中プラズマアーク切断技術、圧力容器解体のための水中アークソー切断技術、配管切断のためのディスクカッター切断技術と成型爆薬切断技術である。本技術開発においては、まずプロイタイプの装置を製作し、基礎切断試験によりその性能を評価した。続いて、モックアップ試験を行い、本技術を実地解体に適用するための種々のデータを取得した。これらの試験により、開発した遠隔切断技術が実地解体に適用できることが分かった。
今野 孝昭; 奈良崎 智正; 横田 光雄; 吉田 宏*; 三浦 正之*; 宮崎 康信*
CONF-871018-Vol. 2, p.4-270 - 4-284, 1987/00
生体遮蔽体は高密度に鉄筋補強された厚壁のコンクリート構造物であり、かつ放射化している。従って、生体遮蔽体の解体には高放射化部のコンクリートを遠隔操作で解体する技術が必要となる。原研では、コンクリートと鉄筋を同時に切断することの出来る水ジェット切断技術の開発を59年度より進めてきた。切断基礎試験を59、60年度に行い、研磨材の種類、粒径及びノズル移動速度等をパラメータとした切断特性および副次生成物の発生特性等の研究を行い水ジェット切断システムの設計、製作に必要なデータを取得した。
石川 迪夫; 川崎 稔; 横田 光雄; 江連 秀夫; 星 蔦雄; 田中 貢
CONF-871018-Vol.1, p.3 - 18, 1987/00
JPDR解体計画における水中切断装置のモックアップ試験結果、解体工事の進捗状況、解体届の内容について報告する。
芦田 新典; 中村 寿; 熊谷 典夫; 横田 光雄
CONF-871018-Vol.2, p.6-48 - 6-60, 1987/00
原子炉構造物の解体工法として、原研では56年度より炉内構造物の解体撤去に水中プラズマアーク切断装置を、圧力容器の解体撤去に水中アークソー切断装置を採用しその開発を進めている。
芦田 新典; 中村 寿; 熊谷 典夫; 横田 光雄
CONF-871018-Vol.2, p.VI - 48, 1987/00
原子炉構造物の解体工法として、原研では56年度より炉内構造物の解体撤去に水中プラズマアーク切断装置を、圧力容器の解体撤去に水中アークソー切断装置を採用しその開発を進めている。本論分では、これらの切断装置をJPDRの解体実地試験に適用するに先立ち、JPDRの原子炉構造物を模擬した試験体を用いて行った切断装置の性能実証試験の結果をまとめたものである。この結果、各炉内構造物(最大肉厚105mm)及び圧力容器(最大肉厚250mm)を計画通り切断撤去できる見通しが得られた。さらに切断作業時に発生する副次生成物については、それぞれの切断装置に対し回収装置を製作,試験し、その機能を満足していることを確認した。
横田 光雄
エネルギーレビュー, 7(6), p.7 - 11, 1987/00
原研で実施している原子炉解体技術開発のうち、原子炉解体に直接用いる技術をとり上げ、その概要を解説的に紹介する。
横田 光雄; 山田 政治; 本間 隆
JAERI-M 4974, 160 Pages, 1972/09
JPDR-IIプロジェクトの一環として計装燃料4体を完成した。本報告は、これまでの検討、開発試験について述べる。計装燃料は各々同一構造を有し、標準型の燃料集合体を改造して計装を設置した。1体あたりの計装および数量は、燃料体の入口および出口にタービン流量計各1ケ、同じく冷却材温度を測定するためのC/A熱電対各2本、燃料体出口にインピーダンス型ポイド計1ケ、燃料ペレットの中心温度を測るためのW/W 26%Re熱電対2本、燃料集合体の中央に、カレントデテクタ2本である。これらの開発は、ハルデンの技術導入にもとづき、多数の炉外実験を経て完成した。これらの計装燃料は、47年3月炉内装荷され、JPDR-II出力上昇試験に利用され、確実に動作している。今後、炉心特性を解析するための有益なデータを提供するに充分なものと思う。
横田 光雄; 白山 新平*; 葛西 誠*
計測と制御, 10(1), p.50 - 57, 1970/00
原子炉内の中性子束を測定する方法としては、測定の目的、原子炉の形式にしたがって各種の方法があるが、われわれの目標は、炉内の局部的中性子束を連続的かつ速い応答で測定するための極小形電離箱を開発し、動力用原子炉への実用化を計るものである。中性子束以外の炉内物理量を測るための各種検出器も開発途上にあるが、極小形電離箱は通常インコアモニタと呼ばれ手織り、最近の原子炉運転制御に著しい発展をしてきている。
JRR-2管理課; 神原 豊三; 荘田 勝彦; 平田 穣; 庄司 務; 小早川 透; 両角 実; 上林 有一郎; 蔀 肇; 小金澤 卓; et al.
JAERI 1027, 57 Pages, 1962/09
1961年3月に行われたJRR-2の第1次出力上昇試験全般にわたって記してある。まず第1章に出力上昇の問題となった第1次燃料について、燃料要素の仕様・検査及び問題点と安全性についての検討をした結果を述べてある。この検討に従い、万一燃料被覆破損が生じた場合、でき得る限り早期に発見し、処置を容易にするために破損燃料検出装置を追加設置した。この破損燃料検出装置の検出の方法,装置の内容について第2章に記してある。最後に第3章に実施した第1次出力上昇試験の経過について述べてある。
神原 豊三; 荘田 勝彦; 平田 穣; 庄司 務; 萩野谷 欣一; 小早川 透; 八巻 治恵; 横田 光雄; 堀木 欧一郎; 柚原 俊一; et al.
JAERI 1023, 120 Pages, 1962/09
JRR-2原子炉は、1956年11月米国AMF社と契約を結び、1958年4月より建設工事に着手した。建設工事期間には、ほかの報告に見られるように、種々の問題があり、据付組立が完了したのは1959年12月末であった。その後引続き、制御系,冷却系の機能試験が行われた。これはそれらの試験の報告である。
JRR-2管理課; 神原 豊三; 荘田 勝彦; 平田 穣; 庄司 務; 萩野谷 欣一; 小早川 透; 八巻 治恵; 横田 光雄; 堀木 欧一郎; et al.
JAERI 1024, 79 Pages, 1962/08
この報告は、JRR-2が臨海になる前に行った重水ヘリウム系の乾燥及び重水注入と、臨海後1960年11月の3000kWへの第2次出力上昇に至るまでに実施した重水の分析とイオン交換樹脂の重水化,ヘリウムの純化及び二次冷却水の処理について、その問題点とこれを解決するためにとった方法及び実施の経験を、5編にまとめたものである。JRR-2は重水減速冷却型であって、重水は入手が容易でなく、その稀釈あるいは消耗は炉の運転上重大な問題となる恐れがあるので、その炉への注入は臨界前に重水ヘリウム系を十分に乾燥した後慎重に行った。臨界後は重水濃度,pH,不純物,放射性核種等運転上重要なものについて測定を行い、また、精製系のイオン交換樹脂は軽水を重水と置換して取り付けた。ヘリウム系は1960年2月出力上昇に先立って空気とヘリウムを置換し、その後は活性炭吸収装置を内蔵する純化装置により純化を行っている。二次冷却水については腐食による障害を監視しながら処理を実施してきた。以上のような作業を行うことにより、水ガス系にはほとんど問題なく、炉は安全に運転することができた。
JRR-2臨界実験グループ; 神原 豊三; 荘田 勝彦; 平田 穣; 庄司 務; 小早川 透; 両角 実; 上林 有一郎; 蔀 肇; 小金澤 卓; et al.
JAERI 1025, 62 Pages, 1962/03
第2号研究用原子炉JRR-2は、20%濃縮ウランのMTR型燃料を用いた重水減速・冷却の熱中性子研究炉である。この炉の最大熱出力は10MW,平均熱中性子束密度は110n/cmsecである。この論文は昭和35年10月1日、臨界に到達し、翌36年1月末まで実施した各種の特性試験についての報告書である。内容はJRR-2の臨界試験,制御棒の校正,重水上部反射体効果,燃料要素の反応度効果,温度係数等の特性試験,熱中性子束分布の測定と出力の校正について述べてある。これらの実験は、JRR-2管理課並びに技術研究室より特別に編成されたJRR-2臨界実験グループによって実施されたものである。