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大井 元貴; 勅使河原 誠; 甲斐 哲也; 原田 正英; 前川 藤夫; 二川 正敏; 橋本 英子*; 瀬川 麻里子; 呉田 昌俊; Tremsin, A.*; et al.
Physics Procedia, 43, p.337 - 342, 2013/04
被引用回数:8 パーセンタイル:93JSNSの新しいデカップラー材料として、Au-In-Cd合金が提案されている。本研究に先立ち、Au-In-Cd合金の製造を行い、予定通りの組成の合金製造に成功した。製造した合金組成は金74.9%、インジウム0.5%、カドミウム24.6%である。本研究では、中性子の共鳴吸収イメージングにより、製造した材料内の元素分布を測定し、各元素が合金内に均一に分布していることを確認する。カメラ型システムと、MCP検出器を用いることで、測定方法を検証する。結果として、中性子共鳴吸収を利用することで、合金内の元素を区別した透過画像を取得でき、元素分布が均一であることを確認した。
甲斐 哲也; 瀬川 麻里子; 大井 元貴; 橋本 英子; 篠原 武尚; 原田 正英; 前川 藤夫; 及川 健一; 酒井 卓郎; 松林 政仁; et al.
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research A, 651(1), p.126 - 130, 2011/09
被引用回数:10 パーセンタイル:61.04(Instruments & Instrumentation)J-PARCのビームラインNOBORUにおいて、高速度ビデオカメラを使用した中性子共鳴吸収イメージング技術の実証に成功した。コバルト(132eV),カドミウム(28eV),タンタル(4.3及び10eV),金(4.9eV)及びインジウム(1.5eV)といった金属箔の共鳴エネルギー付近でコントラストが強調された一連のエネルギー依存の画像セットを得ることができた。共鳴断面積の絶対値や幅,中性子のパルス幅や試料の量を考慮に入れて、この技術の適応性を議論する。大部分の元素について、中性子共鳴吸収イメージングに必要な量を示す。
橋本 淑夫*; 橋爪 朗*; 山崎 敏光*; 竹腰 英子
JAERI 1020, 241 Pages, 1962/03
「原子核の低い励起状態についてのふるまい」についてのシンポジウムが1961年7月4日から3日間、日本原子力研究所原子核物理研究室において開催された。このシンポジウムを計画するにあたっては、次のような趣旨が採用された。すなわち、対象とする原子核は質量数40以上とすること,原子核構造に関係し、そしてまた原子核構造を研究するための手段としての核反応についての討論を持つべきこと,種々のモデルの位置づけを比較検討すること、などを主たるテーマとして取り上げることにした。このような趣旨により用意された3つの部門は、次のようなものである。(1)おもに- spectroscopyによる実験的研究の現状と将来への展望,(2)原子核モデルの位置づけ,(3)原子核構造を解明する手段としての原子核反応。この研究報告に集めてある多くの論文は、シンポジウムの際、報告された総合報告並びにコメントである。そしてまた、シンポジウムのとき議論された内容については、テープで録音されたものをできるだけ忠実に編集したものである。
橋本 英子; 瀬川 麻里子; 飯倉 寛; 呉田 昌俊
no journal, ,
大強度陽子加速器施設(J-PARC)の特長を生かした新しい高品質な中性子CTを開発することにより、元素別可視化・計測など従来技術では可視化識別や計測が困難であった材料,現象などの可視化・計測が可能となることが期待されている。本研究は、共用中性子イメージングラインの検討及び中性子CT技術の基礎的・基盤的研究の一つとして、ビームコリメータがCT像に及ぼす影響を設計フェーズで評価し、中性子CT結果の品質向上と将来想定される種々の実験条件の最適化へ寄与することを目的として実施した。本報では、第一ステップとして現在中性子CTデータの取得が可能なJRR-3/TNRF施設を利用した基準実験と、JRR-3ビーム条件をモデル化してシミュレーション解析を実施した結果を比較する。次に、J-PARC/MLF/BL10で最も平行度を高く設定した条件での解析結果を比較し、ビーム平行度がCT像に及ぼす基礎的知見を得た結果を報告する。
呉田 昌俊; 高峰 潤; 橋本 英子; 瀬川 麻里子
no journal, ,
J-PARCのパルス中性子を利用して中性子エネルギーを選択することにより、定常中性子源では困難であった混相流の可視化・計測実験の可能性を検討するため、中性子モンテカルロ解析コードMCNPを用いて、作動流体,ボイド率,中性子エネルギーが33バンドルの気液二相流実験体系を透過して生じる透過像に及ぼす影響を解析的に検討した。本解析的検討から、作動流体が水である場合、33バンドル以下で、ボイド率が0.5以上となる流動条件を、中性子エネルギーが熱中性子熱外中性子領域で実施すると計測誤差が小さい実験が実施できると推測された。
大井 元貴; 原田 正英; 勅使河原 誠; 前川 藤夫; 橋本 英子; 瀬川 麻里子; 呉田 昌俊
no journal, ,
J-PARCの中性子散乱実験施設(JSNS)用の新しいデカップラー材料として、Au-In-Cd合金の開発を行っている。開発の一環として、Au-In-Cd合金試験片を製造した。物質生命科学実験施設のビームラインNOBORUにおいて、合金の元素分布測定を行った。測定には中性子シンチレータと、イメージ増幅器,カメラを組合せたシステムを用いた。パルス中性子を用いた飛行時間法により、中性子の共鳴吸収エネルギーの透過画像を取得した。取得した画像データを解析した結果、合金中に0.5%しか含まれていないインジウムの分布が、カドミウムや金と分離して測定することが可能であり、各元素分布が均一であることが確認できた。