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大島 貴幸; 内藤 磨; 濱松 清隆; 射場 克幸; 佐藤 稔; 坂田 信也; 次田 友宣; 松田 俊明; 岩崎 慶太*; 軽部 行洋*; et al.
Fusion Engineering and Design, 71(1-4), p.239 - 244, 2004/06
被引用回数:5 パーセンタイル:35.25(Nuclear Science & Technology)原研JT-60では、全国に分散した大学及び他研究機関の核融合研究のエキスパートを結集し、JT-60に遠隔研究参加し、遠隔実験,遠隔解析,遠隔計測を行える階層的遠隔研究システムの構築を進めている。遠隔研究参加環境として、ビデオ会議システム,実験風景ストリーミングシステム,遠隔計測システム,遠隔プラズマ解析システムを開発及び運用している。ビデオ会議システムは、H.320プロトコルを用いたISDN回線を使ったもので、海外との運用実績が数多くある。現在は、H.323プロトコルを用いたインターネット上でのテレビ会議システムに移行しつつある。また、ストリーミングシステムはReal Systemを使用しJT-60中央制御室の様子を配信している。遠隔計測は、WSで構成される遠隔計測システムに置き換え、Xウィンドウ機能を使って外部からアクセスが可能となった。また、VizAnalysisとVizSquareとよばれる、遠隔解析のためのソフトウェアシステムを開発した。現在は、コンピュータネットワーク上のセキュリティ対策や新たな通信ツールを開発し、最終的にはITERの遠隔実験参加を視野に入れたシステムの開発を行っている。
佐藤 稔; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 岩崎 慶太*; 松田 俊明; 射場 克幸; 小関 隆久
Fusion Engineering and Design, 71(1-4), p.145 - 149, 2004/06
被引用回数:7 パーセンタイル:45.11(Nuclear Science & Technology)JT-60データ処理設備では、プラズマ計測の制御及びデータ収集にCAMACが広く使われている。運用から15年以上も経過しており、老朽化による保守や機能拡張に支障をきたしているため、CAMACを制御するミニコンピュータ及びマイクロコンピュータをUNIXのワークステーションに置き換えた。また、GUIによる画面制御やネットワークを介しての遠隔計測環境を構築するために、アプリケーションソフトウェアの開発を行い、システムの更新を図った。さらに、次期CAMAC制御システムに向けて、Linux用のCAMACデバイスドライバの開発を進めている。
坂田 信也; 次田 友宣; 松田 俊明
平成15年度高エネルギー加速器研究機構技術研究会報告集(CD-ROM), 4 Pages, 2004/00
JT-60データ処理設備実時間処理計算機(以下RTPと言う)は、実験放電で生成されるプラズマに対し、実時間帰還制御を行うためのパラメータとなる複数の計測データを収集し、任意の演算処理を実施した後、他システムに転送するという一連の処理を1ms周期で実施している。しかし、高速処理実行時において問題となるのが割り込み処理の発生である。RTPでは、問題となる割り込み処理の発生をリアルタイム性に優れたオペレーティングシステムと2CPUを有する計算機を採用することで解決した。本報告では、現システムの紹介、及び今後の開発予定について報告する。
松田 俊明; 戸塚 俊之; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 岩崎 慶太*
Fusion Science and Technology (JT-60 Special Issue), 42(2-3), p.512 - 520, 2002/09
被引用回数:3 パーセンタイル:23.41(Nuclear Science & Technology)JT-60データ処理システムは多くの計算機からなり、進展する計算機ネットワーク技術を利用した近代化が進められている。最新のCMOS技術を用いた主計算機は放電あたり約550MBのデータを処理する。FDDI付ギガビットイーサネットスイッチがデータ量の増加により導入された。CAMACシリアルハイウェイドライバーVME bus用を用いたワークステーションで多くのミニコンの更新を実施した。JT-60データ解析システムはデータベースサーバと解析サーバからなり、ともにUNIXサーバである。全系データベースと計測データベースからなる実験データベースがデータベースサーバ内に保管され、解析サーバ上のさまざまの解析ツールでそれを利用する。遠隔協力においても、遠隔からのJT-60への実験参加,遠隔解析のため同様のシステムが用意され、1996年より使用されている。
松田 俊明; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 岩崎 慶太*
Fusion Engineering and Design, 60(3), p.235 - 239, 2002/06
被引用回数:5 パーセンタイル:34.58(Nuclear Science & Technology)JT-60データ処理システムは多くの計算機からなり、進展する計算機ネットワーク技術を利用した近代化が進められている。本システムにおいては、最近、3つの大きな変更があった。VMEbusを利用した高速データ収集システムFDSが大容量データ記録システムTMDSを拡張するために開発された。現在、3台29チャンネル構成である。TMDSはミニコンと5秒サンプリング用6MBのメモリ6チャンネルからなるが、VMEbusを利用したシステムに更新された。その他、マイコン付補助クレートコントローラは、VMEbusのドライバを用いたワークステーションで更新され、数Tバイトの生データを保管しているカートリッジテープライブラリの更新のためデジタルリニアテープ(DLT)ライブラリが導入された。
大島 貴幸; 松田 俊明; 次田 友宣; 坂田 信也; 佐藤 稔; 小岩 素直*
Review of Scientific Instruments, 72(1), p.517 - 519, 2001/01
被引用回数:6 パーセンタイル:40.21(Instruments & Instrumentation)1988年から運用しているTMDS (Transient Mass Data Storage System) は、高速サンプリング時間で大容量のデータ収集を行うものでありJT-60データ処理設備特有のシステムである。TMDSはミニコンピュータと半導体メモリで構成され、5secごとにデータ収集し、データ総量約300MB/ショットのデータを直接接続されたショット間処理計算機(ISP)に転送する。TMDSは老朽化のためCPUやチャンネル数を増力することはできず、1996年に高速VMEデータ収集装置FDSを開発し並行運用してきた。これは6MB/チャネル、1または5secごとにデータ収集ができ、WSとVMEメモリモジュールから構成される。今回TMDSを更新するにあたりFDSの技術をもとに、大容量データ転送のためにシステムを開発した。そしてギガビットイーサネットスイッチでTMDS、データサーバ及びISPを接続した。
松田 俊明; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 小岩 素直*; 青柳 哲雄*
Fusion Engineering and Design, 48(1-2), p.99 - 104, 2000/08
被引用回数:7 パーセンタイル:46.88(Nuclear Science & Technology)JT-60データ処理システムは多くの計算機からなり、進展する計算機ネットワーク技術を利用した近代化が進められている。本システムにおいては2つの大きな変更があった。主計算機が最新のCMOS技術を用いた互換機に更新され、ほぼ同一性能で、消費電力及び使用空間が大巾に削減された。又、FDDI付のギガビット・イーサネットのスイッチが導入された。これは、データサーバと主計算機及び多くのデータ収集用ワークステーションの高速接続に使用される予定である。その他、データサーバ,VMEbusを利用した高速データ収集システム,CICU(CAMACインタフェース制御装置)がワークステーションを利用して整備された。
松田 俊明; 次田 友宣; 大島 貴幸; 佐藤 稔; 坂田 信也; 濱松 清隆; 西谷 健夫; 小岩 素直*
Review of Scientific Instruments, 70(1), p.502 - 504, 1999/01
被引用回数:5 パーセンタイル:42.87(Instruments & Instrumentation)1996年より、原研、LANL、PPPLの協力の下に、JT-60実験遠隔参加が成功裏に行われてきた。遠隔解析システムは解析サーバとデータサーバからなっており、JT-60データにアクセスするためのものである。遠隔実験参加者はインターネット経由で本システムを使いデータ解析を行う。遠隔計測は制御プログラムを改良し、海外のワークステーションがJT-60制御室のワークステーションと交信するようにして実現された。これによりリアルタイムでの測定器の制御及びカマックのデータのモニターが可能となった。両システムは、ISDNで利用したテレビ会議システムを用いて遠隔地の研究室とJT-60制御室間でリアルタイムの交信をしつつ使用される。
松田 俊明; 青柳 哲男*; 齋藤 直之; 次田 友宣; 大島 貴幸; 坂田 信也; 佐藤 稔; 渡辺 和彦*; 小岩 素直*
Fusion Engineering and Design, 43(3-4), p.285 - 291, 1999/00
被引用回数:8 パーセンタイル:53.62(Nuclear Science & Technology)JT-60データ処理システムは、汎用計算機を中心に多くのミニコンピュータ、マイクロコンピュータで構成されている。しかし、ミニコンピュータ、マイクロコンピュータについては旧式化してきたため、近年発達の著しいワークステーション、ネットワーク技術を利用した改造を実施してきた。ここでは、TMDS、CICUの例を述べる。また、その技術を利用して、JT-60遠隔実験参加のシステム整備も実施してきた。そのシステムを利用し、米国の研究所との国際協力研究に大きな成果をあげることができた。
濱松 清隆; 松田 俊明; 西谷 健夫; 次田 友宣; 大島 貴幸
プラズマ・核融合学会誌, 73(4), p.385 - 389, 1997/04
原研では、国内外から要請されるJT-60との研究協力に応えるため、遠隔実験室(リモート・ラボ)の開発を行い、1996年10月より正式運用を開始している。これはIAEA核融合調整委員会が計算機ネットワークを利用したデータの相互参照および遠隔実験参加を積極的に推進することを提言したことに端を発している。リモート・ラボの主たる構成要素は(1)データ・リンク・システム、(2)テレビ会議システム、(3)遠隔計測システムであり、インターネットおよびISDN回線によって所外との接続が可能である。本報告では、各システムの目的と概要を解説し、昨年7月にJT-60、TFTR、LANLの三局で行われた遠隔実験参加のデモンストレーション及び10月にTFTRの遠隔実験参加の下でQ1が達成されたキャンペーンの模様を紹介する。又、リモート・ラボの今後の展望についての考察を行う。
長島 章; 次田 友宣; 青柳 哲雄; 飯田 幸生; 大島 貴幸; 柿崎 禎之*; 大麻 和美
核融合研究, 59(SPECIAL ISSUE), p.303 - 318, 1988/00
JT-60計測装置データ処理設備は各計測装置の制御データの収集、保存、管理等を行う設備である。その主な役割は、(1)全系制御設備からの制御指令に各計測装置を同期させる。(2)約10分毎のプラズマ放電で取得されるデータの収集、定形的な計算、図形表示処理、及び処理結果データの必要設備への転送、保存をする。(3)上記(1)、(2)で必要となる動作環境の改善のための支援,である。本発表ではこれらの機能について、構成と特徴を記述している。
次田 友宣; 石黒 美佐子; 山田 孝行; 清水 洋二*
JAERI-M 7889, 78 Pages, 1978/10
東海研究所においては、各施設、研究室等の現場における放射線測定を主とする各種の測定データの処理を目的として「JAERI東海オンライン・ネットワーク・システム」を開発した。このオンライン・ネットワーク・システムは、計算センターの大型計算機を中心に、各種小型計算機群と、これらを相互に結合するための「PEXネットワーク」から構成されている。本報告では、大型計算機側にPEXネットワークとのインターフェースを取るために付置されたフロント・エンド・プロセッサ(FEP)のソフトウェアの仕様詳細を記述する。FEP内に大型計算機との結合用の16個のソケットを設け、これを通して複数個の端末実験システムとの同時結合ができる。FEPシステムは、ネットワークと大型計算機F230/75間のデータ通信を、ネットワークに対してはそのプロトコールに従い、F230/75に対しては、ETAM-NCのネットワーク制御規定に従って促進する。
次田 友宣
JAERI-M 5768, 46 Pages, 1974/07
USC-3/TSSP(Terminal Station System Program)について述べている。このオンラインシステムは、LINACを使用して行われる実験データの処理を迅速に行うことを目的として作成された。ミニ・コンピュータUSC-3は、主としてLINACの実験データ収集のために用いられ、またリモートパッチ・ターミナルとして通信回線を通じ計算センターの大型計算機と結合されている。本報告は、このオンラインシステムに関する端末機器構成、伝送制御手順、USC-3/TSSPの構成、基本機能、操作方法について述べる。
石黒 美佐子; 山田 孝行; 次田 友宣
情報処理, 13(9), p.645 - 652, 1972/09
日本原子力研究所(以下原研と略す)においては,従来,実験データ処理は,大型計算機でバッチ処理で行なってきた.近年,大型機(FACOM230-60)をセンタ側計算機としてオンラインで処理したいという要望が出てきた.ところがバッチ処理を主目的として導入した大型計算機の安定稼動をはかるためには,一足飛びに各種ミニコンと大型機とを結合することには不安があった.まずは中型計算機(FACOM230-35)で試作実験し,大型機でのオンライン化に先立ち,センタ側システム,端末プログラム,端末インタフェース(ハードウェア)に関する問題点を解決しておこうというのが今回の目的である.
石黒 美佐子; 山田 孝行; 次田 友宣
JAERI-M 4820, 45 Pages, 1972/05
オンラインデータ処理のプログラムをFORTRANで記述するにあたり、メーカから提供されたFORTRAN(F230-35 ROS)はオンラインを目的としたものでないために不便な点が多かった。特に入出力の書式変換(FORMAT処理)が遅いのは致命的であった。これに対処するために、独自で主記憶内で実行できる書式変換プログラムを作成した。処理方法は従来の方法と異なり、入力、出力一括方式で、しかもそのプログラム自身をFORTRANで記述する。これによって処理能力は約100倍となった。現在ROS FORTRANとインタフェースをとっているが、大枠は、計算機に依存しないプログラムとして作成する。サブルーチンの主記憶使用容量は約9Kバイトである。