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舘野 淳; 正木 典夫
Solid State Ionics, 51, p.75 - 78, 1992/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Chemistry, Physical)PbFのマイクロ波領域における誘電率を定在波法を用いて、30-480Cの温度範囲において測定した。同物質は超イオン伝導体であり、420C附近にFイオンの秩序-無秩序転移があり、巾広い比熱のピークが見られる。本測定においても、同相転移附近に、の異常な増大にもとづく巾広いピークがあることを見出し、ピーク出現のメカニズムについて議論を行った。
岩瀬 彰宏; 正木 典夫; 岩田 忠夫; 仁平 猛*
Mat. Res. Soc. Symp. Proc., Vol. 209, p.847 - 851, 1991/00
77.3KにおけるYBaCuO酸化物超伝導体の電流-電圧特性、及びその120MeV酸素イオン照射効果を測定した。電流I、電圧V、イオン照射量の間には以下のような関係がみいだされた。log(V/V)=log(I/I)log(/)定数、V、Iは試料に大きく依存するが、は試料によらず、ほぼ一定である。さらに電流の大きい領域でもlog(I)-log(V)カーブは別々の直線にのることも判った。これは熱励起した磁束対がトラッピングされていることを示唆するものである。
岩瀬 彰宏; 正木 典夫; 岩田 忠夫; 仁平 猛*
Physica C, 174, p.321 - 328, 1991/00
被引用回数:8 パーセンタイル:51.35(Physics, Applied)酸化物超伝導導体YBaCuOの77.3Kにおける非オーミックな電気抵抗特性の高エネルギーイオン照射効果を調べた。測定電流の小さい時、電圧Vは電流I、及びイオン照射量の関数として巾乗則に従う。すなわちV~I、V~のの形で変化する。ここでn,mはそれぞれイオン照射量、測定電流の関数である。電流が大きくなると電圧Vはまた別の巾乗則V~Iに従う。ここでnはnより小さな値となる。実験結果は、熱励起された磁束量子対の電流誘起解離のモデルを用いて解析した。その結果、イオン照射により、量子対間の相互作用が弱められて、対の解離が促進されることが判った。
舘野 淳; 正木 典夫
Japanese Journal of Applied Physics, 29(11), p.2407 - 2410, 1990/11
被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Applied)高温超電導物質YBaCuOの粉末試料のマイクロ波特性を、定在波法を用いて9.12GHzで測定した。超電導性と誘電性が共存するという前提で解析を行なった結果、粉末試料の侵入深さは0.3cmにもおよぶことが分かった。粉末の試料の侵入深さの温度依存性は、コンパクトな物質のロンドン侵入度の温度依存性とほぼ一致する。超電導転移点においては、誘電率の虚数部分が発散することが見い出されたが、これは、ゆらぎ又はジョセフソン効果によるものと考えられる。
岩瀬 彰宏; 正木 典夫; 岩田 忠夫; 仁平 猛*
Japanese Journal of Applied Physics, 29(10), p.L1810 - L1812, 1990/10
被引用回数:3 パーセンタイル:24.18(Physics, Applied)YBaCuOの電流-電圧特性における120MeVOイオン照射効果を77.3Kで測定した。電流-電圧特性、イオン照射量の関数としての電圧、の両者とも同じようなべき乗則に従い、それぞれV , V となることが判った。実験結果は熱的に励起された磁束量子対の、電流による解離に基づいて議論した。
舘野 淳; 正木 典夫; 岩瀬 彰宏
Physics Letters A, 138(6-7), p.313 - 317, 1989/07
被引用回数:13 パーセンタイル:70.33(Physics, Multidisciplinary)LaCuOの9GHzにおける誘電子率および直流電導度を5k~150kの温度範囲で測定した。誘電率測定においては高温領域(40k~100k)でデバイ型の誘電緩和が観測されたが、その活性エネルギーは0.024eVであった。
岩瀬 彰宏; 正木 典夫; 岩田 忠夫; 仁平 猛*; 佐々木 茂美
Japanese Journal of Applied Physics, 27(11), p.L2071 - L2074, 1988/11
被引用回数:14 パーセンタイル:60.45(Physics, Applied)YBaCuOとLaSrCuOを低温において120MeVOイオンで照射した。照射量はYBaCuOに対して1.610/cm、LaSrCuOに対して2.410/cmである。YBaCuO、LaSrCuO共に酸素イオンの照射量の増加に対して転移温度Tcは減少し、常伝導における抵抗値は増加した。また低温照射後に300Kまで昇温する過程において、YBaCuOでは160K付近から電気抵抗が回復することがみいだされた。この回復に伴いTcも78Kから81Kまで回復した。LaSrCuOではこのような回復はみいだされなかった。
日夏 幸雄; 正木 典夫; 藤野 威男
Journal of Solid State Chemistry, 73, p.567 - 571, 1988/00
被引用回数:30 パーセンタイル:91.63(Chemistry, Inorganic & Nuclear)X線粉末回折法でLaUOの結晶構造を決定した。結晶系は菱面体系で、格子定数はa=6.899=98.69°、空間群はR3で、各原子の等価位置は3Uは3(a),18La,180(1),180(2)はいずれも18(f)であることがわかった。ランタン原子と酸素原子の9個の位置パラメータは、R因子を最小にすることにより決定した。この構造にはウラニル基UOは存在しないことがわかった。ウラン原子の周りには6個の酸素原子が等距離(2.339の位置に存在し、これらの酸素原子(O(1))はほぼ正八面体を形成している。ランタン原子もまた6個の酸素原子(2個はO(1),4個はO(2))によって囲まれており、ランタン原子と酸素原子の距離は2.229~2.514である。
館野 淳; 正木 典夫
Japanese Journal of Applied Physics, 26(10), p.L1654 - L1656, 1987/00
被引用回数:12 パーセンタイル:57.98(Physics, Applied)超電導物質YBaCuOを合成し、マイクロ波領域における高周波超電導を定在波を用いて測定した。試料からの反射によって生じる定在波の定在波比の逆数は常電導状態では、きわめて大きいか、超電導転移点で大巾に低下、超電導相においては温度の減少とともに減少する。
佐々木 貞吉; 馬場 祐治; 正木 典夫; 鷹野 一朗*
Japanese Journal of Applied Physics, 26(10), p.L1569 - L1572, 1987/00
被引用回数:21 パーセンタイル:72.24(Physics, Applied)高温超電導体YBaCuOについて、昇温脱離法(TDS)及びX線光電子分光法(XPS: ESCA)により酸素放出前後の化学状態について検討した。
野田 健治; 谷藤 隆昭; 石井 慶信; 松井 尚之*; 正木 典夫; 那須 昭一; 渡辺 斉
Journal of Nuclear Materials, 122-123, p.908 - 912, 1984/00
抄録なし
正木 典夫; 那須 昭一*; 谷藤 隆昭; 内田 勝也*; 野田 健治; 竹下 英文; 倉沢 利昌; 渡辺 斉
Journal of Nuclear Materials, 116, p.345 - 346, 1983/00
被引用回数:2 パーセンタイル:69.02(Materials Science, Multidisciplinary)中性子照射されたLiOペレットの、X線による各422、511(333)、440ブラッグの反射の測定の結果、未照射と1.4410nut照射の試料の各ブラッグ反射のプロファイルには大差は認められなかった。しかし、210nut照射の試料では、それらのプロファイルが大きく広がり、かつ、同時にL/Lとして0.15%の結晶格子の膨張が認められた。
正木 典夫
Journal of Nuclear Materials, 101, p.229 - 231, 1981/00
被引用回数:10 パーセンタイル:91.37(Materials Science, Multidisciplinary)酸化法によって、調整された粉末UOと-UOについて、X線及び中性子による回折実験を行った。得られた超構造回折らしき-UOの中性子回折模様とUOの超構造回折の、それとを比較することにより、両構造中に共通の酸素原子による,ラ旋状配列のクラスターが存在することを指摘した。
山下 利之; 藤野 威男; 正木 典夫; 田川 博章*
Journal of Solid State Chemistry, 37, p.133 - 139, 1981/00
被引用回数:16 パーセンタイル:59.51(Chemistry, Inorganic & Nuclear)および-CdUOの結晶構造を粉末X線回折法により定めた。-CdUOは菱面体晶系、空間群Rm,格子定数a=6.233(3)=36.12(5)度,Z=1であり、-CdUOは底心斜方晶系、空間群Cmmm、格子定数a=7.023(4),b=6.849(3),c=3.514(2)であった。 両相における各原子の位置は次の通りである。 -CdUO:1U(0,0,0),1Cd(1/2,1/2,1/2),2O(1)(u,u,u),2O(2)(v,v,v),u=0.113,v=0.350 -CdUO:2U(0,0,0;1/2,1/2,0),2Cd(1/2,0,1/2;0,1/2,1/2),4O(1)(0,y,0;1/2,1/2y,0),4O(2)(x,0,1/2;1/2x,1/2,1/2),x=0.159,y=0.278 -CdUOにおいて、U-O(1)距離は1.91であり、直線状ウラニル(UO)鎖はC軸方向に延びる。一方、-CdUOにおけるU-O(1)距離は1.98であり、通常のウラニル結合距離よりも長い。
正木 典夫; 土井 健治; 那須 昭一; 谷藤 隆昭; 内田 勝也*
Journal of Nuclear Materials, 84(1&2), p.341 - 342, 1979/00
被引用回数:6一軸の圧粉後、焼結して調整した酸化リチウム(LiO)ペレットをX線回折法で調べた結果、従来から報告されている逆蛍石型結晶構造を持つLiO以外に、共存して存在する=90.10°に歪んだ菱面体晶の結晶構造を持つLiOを見出した。一方、中性子解析法で調べたところ、分解能の関係から2相を明確に分離できなかった。
藤野 威男; 正木 典夫; 田川 博章
Z.Kristallogr., 145(3-4), p.299 - 309, 1977/00
ウラン酸ストロンチウムSrUOは空気中ほぼ770C以下で準安定(相)、1230C以上で安定(相)に存在する。両相について粉末X線回折実験を行ない、構造を定めた。いずれも空間群R3m、Z=1;1U(0,0,0)、1Sr(1/2,1/2,1/2)、20 (u,u,u)、20 (v,v,v)である。組成の異なる3試料について次の値が得られた。 SrUO a=6.551=34.82° u=0.112 v=0.357 SrUO a=6.587=35.30° u=0.110 v=0.340 SrUO a=6.542=35.54° u=0.113 v=0.340 不定比結晶中の酸素空格子点はO位置に生じ、O位置には生じない。U-O距離は2.30~2.31であり、これは一級のウラン酸塩と一致するが、U-O距離は2.04~2.08であり、いわゆるウラニル結合の1.8~1.9よりも長い。
栗山 一男*; 正木 典夫
Acta Crystallographica Section B; Structural Science, Crystal Engineering and Materials (Internet), 31(6), P. 1793, 1975/06
被引用回数:19LiAlの結晶構造は、CsCl型だともNaTlだとも云われていたが、粉末中性子回折実験の結果NaTl型であることが確認できた。
正木 典夫; 田川 博章
Journal of Nuclear Materials, 58(2), p.241 - 243, 1975/02
被引用回数:5・UNの粉末試料の中性子とX線の回析実験によって、その結晶構造を決定した。六方晶系 a=3.7000.002,c=5.8250.003空間群P U(1):2(d)z=0.250 N(1):2(d)z=0.641,N(2):1(d)
正木 典夫; 田川 博章
Journal of Nuclear Materials, 57(2), p.187 - 192, 1975/01
被引用回数:12不定比化合物UNの、不定比性と結晶構造との関係を知るために、0.2≦x≦0.52の範囲で粉末試料について、X線・中性子回析実験を行った。その結果、0.2≦x0.5では、結晶構造は本質的にはbixbyite-type(立方晶系空間群Ia)であるが、不定比性を示す過剰N原子は、空間群Iaの16(c)も位置のみに、平均的に、他のパラメーターを変えることはなく、分布していることがわかった。また、UN.52では、結晶系は、菱面体系であることがわかった。
坂本 正誠; 正木 典夫; 本橋 治彦; 土井 健治; 栗山 将; 依田 修; 田村 直幸; 小田島 晟*
JAERI-M 5933, 7 Pages, 1974/12
中性子の非弾性散乱で配向したポリオキシメチレン結晶中での水素の振動数分布の軸方向に垂直な成分Gperpと平行な成分Gparaを測定した。両者の強度比は北川、宮沢の計算と定理的に合っており、又スペクトルに出ているいくつかのピークも計算したスペクトルと大体合せることができる。