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論文

Argon retentivity of carbonaceous materials; Feasibility of kerogen as a carrier phase of Q-noble gases in primitive meteorites

大澤 崇人; 平尾 法恵; 武田 信從*; 馬場 祐治

Earth Planets and Space, 61(8), p.1003 - 1011, 2009/10

 被引用回数:3 パーセンタイル:10.19(Geosciences, Multidisciplinary)

タイプIIIケロジェンに類似した炭素質物質と考えられているphase Qには極端に高い濃度の重い希ガスが濃縮している。phase Qは隕石中の極めてマイナーな部位であることから、極めて高い希ガス保持力を持っていなければならない。本研究ではケロジェンの希ガス保持力を検証するため、X線光電子分光並びにX線吸収スペクトルを3keVのアルゴンを照射したケロジェン(石炭)と炭素同素体について測定した。結果、炭素同素体はいずれもケロジェンよりもはるかに高いアルゴン保持力を示した。この予想外の結果はケロジェンがアルゴンの担体として不適格であり、phase Qが地球のケロジェンと似ていない可能性を示唆している。phase Qはケロジェンよりも秩序立った分子構造を持っているのかもしれない。

口頭

Noble gas retentivity of carbon allotropes and kerogen; Feasibility of kerogen as phase Q

大澤 崇人; 平尾 法恵; 武田 信從*; 馬場 祐治

no journal, , 

炭素同素体並びにケロジェン(石炭)へのイオン照射実験を行い、捕獲された希ガス濃度をXPS, XASで測定することでターゲットの希ガス保持力を評価する方法を確立し、保持力を比較した。その結果phase Qに似ていると考えられているケロジェンにはアルゴンが入り辛いことが判明した。この予想外の事実はケロジェンが希ガスの担体として劣っていることを示しており、phase Qはケロジェンとは異なった炭素骨格の構造を持っている可能性を示唆している。

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