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論文

$$Lambda(1405)$$ as a $$bar{K}N$$ Feshbach resonance in the Skyrme model

江添 貴之*; 保坂 淳

Physical Review D, 102(1), p.014046_1 - 014046_9, 2020/07

 被引用回数:4 パーセンタイル:30.58(Astronomy & Astrophysics)

We describe the $$Lambda(1405)$$ hyperon as a Feshbach resonance of a $$bar{K}N$$ quasibound state coupled by a decaying channel of $$pi$$$$Sigma$$ in the Skyrme model. A weakly bound $$bar{K}N$$ state is generated in the laboratory frame, while the Sigma hyperon as a strongly bound state of $$bar{K}N$$ in the intrinsic frame. We obtain a coupling of $$bar{K}N$$ and $$pi$$$$Sigma$$ channels by computing a baryon matrix element of the axial current. This coupling enables the decay of the $$bar{K}N$$ bound state to $$pi$$$$Sigma$$. It is shown that the Skyrme model supports the $$Lambda(1405)$$ as a narrow Feshbach resonance.

口頭

Properties of the kaon-nucleon system and $$Lambda(1405)$$ in the Skyrme model

江添 貴之; 保坂 淳; 丸山 敏毅

no journal, , 

K中間子核子系および$$Lambda(1405)$$はハドロン物理学において注目されている。反K中間子核子間には強い引力が働くと考えられており、その引力の結果、反K中間子と核子は束縛状態を作り、それが$$Lambda(1405)$$であると考えられている。$$Lambda(1405)$$は、その詳細な性質が決定していない共鳴状態の一つである。本研究では、K中間子核子系および$$Lambda(1405)$$の性質をバリオンをソリトンとして記述するSkyrme模型を用いて議論する。その結果、K中間子核子間相互作用を核子構造を反映した距離の関数として導出し、バリオン構造を踏まえたうえで$$Lambda(1405)$$の崩壊を議論する。

口頭

Structure of the $$Lambda(1405)$$ in the Skyrme model

江添 貴之; 保坂 淳; 丸山 敏毅

no journal, , 

K中間子核子系および$$Lambda(1405)$$はハドロン物理学において注目されている。例えば、反K中間子核子($$bar{K}N$$)間には強い引力が働くと考えられており、その引力の結果、$$bar{K}$$$$N$$は束縛状態を作り、それが$$Lambda(1405)$$と考えられている。$$Lambda(1405)$$は単純なクォーク模型ではその性質を記述できないエキゾチックハドロンの候補として知られている。しかしながら、近年では、$$Lambda(1405)$$$$bar{K}N$$$$piSigma$$の2チャンネルからなる共鳴状態であると考えられている。$$Lambda(1405)$$は現象論やカイラル理論を用いて盛んに研究されている。本研究では、カイラル理論に基づきハドロンの性質をよく記述できる、Skyrme模型を用いて$$Lambda(1405)$$を議論する。本研究の特徴として、Skyrme模型はバリオンを有限の大きさを持つソリトンとして記述することがあげられる。本研究の方法を用いた結果、束縛エネルギー数10MeV程度の緩い$$bar{K}N$$束縛状態が存在することが分かった。また、$$bar{K}N$$束縛状態の大きさは、Skyrme模型における核子の大きさ(0.6fm)よりも大きい1.2fmとなった。

口頭

Structures of the $$Lambda (1405)$$ in the Skyrme model

江添 貴之; 保坂 淳; 丸山 敏毅

no journal, , 

$$Lambda (1405)$$は単純な3クォークの状態でその性質を説明することの難しいエキゾチックハドロンの候補として知られている。$$Lambda (1405)$$の性質を決定することはハドロン物理学における重要課題の一つである。近年、$$Lambda (1405)$$$$bar{K}N$$$$pi Sigma$$の2チャンネルの共鳴状態であると考えられており、これはダブルポールストラクチャーとして知られている。$$Lambda (1405)$$の構造を議論する第一歩として、我々はSkyrme模型を用いて$$bar{K}N$$の議論をした。Skyrme模型はハドロンの性質をよく記述でき、その特徴としてハドロンを有限の大きさを持つソリトンとして記述する。結果として、数10Mev程度の束縛エネルギーを持つ$$bar{K}N$$束縛状態が一つ存在することがわかった。これは$$bar{K}N$$束縛状態が互いに緩く束縛した状態であることを意味している。我々は、次の一歩として、$$bar{K}N$$$$piSigma$$の結合を取り入れた計算を行う。

口頭

Skyrme模型を用いた$$Lambda(1405)$$の研究,3

江添 貴之; 保坂 淳; 丸山 敏毅

no journal, , 

$$Lambda(1405)$$の性質を決定することは、ハドロン物理学における重要課題のひとつである。$$Lambda(1405)$$は3クォークの状態でその性質を記述することの難しいエキゾチック・ハドロンの候補の一つとして知られている。我々はこれまでに、バリオンを有限の大きさを持つソリトンとして記述し、バリオンの性質をうまく記述できるSkyrme模型を用いて、$$bar{K}N$$系の構造を調べてきた。そのために、Skyrme模型を用いてK中間子核子系を記述する新たな方法を開発した。結果として、$$bar{K}N$$束縛状態は、束縛エネルギー数10MeV程度のハドロン分子状態として現れることが示された。今回の発表では、$$Lambda(1405)$$$$bar{K}N$$ Feshbach共鳴とみなしてその構造を議論する。その結果、$$Lambda(1405)$$の崩壊幅は非常に狭くなることが分かった。これは、$$Lambda(1405)$$を分子共鳴として記述できたことを意味している。

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