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池田 礼治*; Ho, H. Q.; 長住 達; 石井 俊晃; 濱本 真平; 中野 優美*; 石塚 悦男; 藤本 望*
JAEA-Technology 2021-015, 32 Pages, 2021/09
MVP-BURNを用いてHTTR炉心の燃焼計算を行い、炉内温度分布を考慮した場合の影響とタリー領域分割を細分化した場合の影響を調べた。この結果、炉内温度分布を考慮した場合については、実効増倍率や主要核種密度に大きな影響がなかったこと、燃料ブロックごとの局所なU, Pu及びBの物質量が最大で約6%、約8%及び約30%の差が生じたことが明らかとなった。また、タリー領域分割を細分化した場合については、実効増倍率への影響が0.6%k/k以下と小さかったこと、黒鉛反射体の効果も含めた物質量の詳細分布、従来の計算より燃焼挙動を詳細に評価できることが明らかとなった。
池田 礼治*; Ho, H. Q.; 藤本 望*; 濱本 真平; 長住 達; 石塚 悦男
no journal, ,
MVP-BURNを用いて炉内温度分布を考慮したHTTR炉心の燃焼計算を実施した結果、温度分布を考慮することで反応度が燃焼期間を通して約1%k/k低下すること、炉心全体のU物質量が約0.3%変化することが明らかになった。
池田 礼治*; Ho, H. Q.; 藤本 望*; 濱本 真平; 長住 達; 石塚 悦男
no journal, ,
モンテカルロ法を用いて炉内温度分布を考慮したHTTR炉心の燃焼計算をはじめて実施した結果、温度分布による反応度への影響が確認された。この結果から炉心の核特性を高精度に評価するには温度分布も考慮する必要があることが明らかとなった。
池田 礼治*; Ho, H. Q.; 藤本 望*; 濱本 真平; 長住 達; 石塚 悦男
no journal, ,
高温ガス炉では、炉内に400Cを超える大きな温度差が生じることが特徴の一つである。しかしながら、これまでHTTRのモンテカルロ法による全炉心燃焼計算は炉心温度が一様という条件でおこなわれてきた。近年、計算コードや計算機の性能の向上により、炉内温度分布を考慮したモンテカルロ法によるHTTRの全炉心燃焼計算が可能となった。そこで本検討では炉内温度分布を考慮したモンテカルロ法によるHTTRの全炉心燃焼計算をおこない、燃焼に伴う出力分布の変化を定量的に評価した。
藤本 望*; 池田 礼治*; Ho, H. Q.; 濱本 真平; 長住 達; 石塚 悦男
no journal, ,
MVP-BURNによるHTTRの全炉心燃焼解析として、燃料領域の軸方向分割を詳細化したモデルによる解析を行った。軸方向については燃料コンパクト1個(39mm)毎の領域分割とした。解析の結果、軸方向出力分布や物質量変化の挙動を明らかにすることができた。なお、実効増倍率については軸方向分割の詳細化による差は小さかった。今後、燃料の径方向やBPの領域分割の詳細化を行った解析を進め、モデルの詳細化による効果等の検討を進めていく予定である。