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寺田 健太郎*; 佐藤 朗*; 二宮 和彦*; 川島 祥孝*; 下村 浩一郎*; 吉田 剛*; 河井 洋輔*; 大澤 崇人; 橘 省吾*
Scientific Reports (Internet), 7(1), p.15478_1 - 15478_6, 2017/11
被引用回数:21 パーセンタイル:68.68(Multidisciplinary Sciences)電子やX線を用いた特性X線分析は基礎的化学分析手法として様々な分野で用いられている。近年、その高い透過性からミュオン捕獲特性X線を用いた分析手法が注目を集めている。我々はここに最新の強力なDCミュオン源であるMuSICを用いて行った炭素質コンドライトの分析結果について報告する。炭素を約2%含むJbilet Winselwan隕石を測定した結果、Mg, Si, Fe, O, S, Cからのミュオン捕獲特性X線を検出し、元素存在度のパターンはCMコンドライトとして無矛盾であった。本非破壊分析手法は炭素に高い感度を持つことから、C型小惑星からのサンプルが持ち帰られた場合にも、それを分析する強力な新手法となりえる。
寺田 健太郎*; 佐藤 朗*; 二宮 和彦*; 川島 祥孝*; 下村 浩一郎*; 友野 大*; 河井 洋輔*; 大澤 崇人; 橘 省吾*
no journal, ,
ミュオンを用いた元素分析法であるミュオン捕獲特性X線分析は、試料を非破壊で分析できる優れた手法であり、はやぶさ2やOSIRIS-RExなどの小惑星サンプルリターン試料への適用が期待できる。そこでC型小惑星に近似していると考えられる炭素質コンドライトを用いて、本手法の有効性を検証した。