Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
関根 由莉奈; 元川 竜平; 香西 直文; 大貫 敏彦; 松村 大樹; 辻 卓也; 河崎 陸*; 秋吉 一成*
Scientific Reports (Internet), 7(1), p.2064_1 - 2064_8, 2017/05
被引用回数:35 パーセンタイル:75.89(Multidisciplinary Sciences)Ca欠損アパタイト材料を用いた汚染水からのSrの有用性について調べた。最初に、同じ2価イオンであるMg及びCa存在下でのSr (0.05mmol/L)の吸着率を調べた。Ca欠損アパタイトは他のイオン存在下においても高いSr吸着性を維持した。例えば、0.1から1.0mmol/LのMg及びCa存在下において80%以上の吸着率を示した。一方、通常のアパタイトでは少量のMg及びCaが存在する条件でSrに対する吸着性は著しく低下した。0.01から10mmol/LのSrを含む水溶液を用いた吸着評価においても、Ca欠損アパタイトは通常のアパタイトよりも高い吸着性を示した。EXAFSを用いてCa欠損アパタイトにおけるSrの吸着挙動について評価したところ、通常のアパタイトと比べてSrが選択的に吸着するサイトが存在することが示唆された。