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論文

$$Xi$$-nucleus potential and ($$K^{-}$$,$$K^{+}$$) inclusive spectrum at $$Xi^{-}$$ production threshold region

河野 道郎*; 橋本 慎太郎

Progress of Theoretical Physics, 123(1), p.157 - 167, 2010/01

 被引用回数:10 パーセンタイル:55.25(Physics, Multidisciplinary)

SU$$_{6}$$のクォーク模型に基づくバリオン間相互作用によって$$Xi$$-原子核間ポテンシャルは非常に弱くなることが示唆されており、この観点に立って($$K^{-}$$,$$K^{+}$$)$$Xi^{-}$$生成反応の包括スペクトルを今一度解析する。包括的スペクトルの評価は半古典歪曲波模型(SCDW)によって行う。SCDWで導入される近似の検証をグリーン関数法で用いられる強度関数との比較を通じて行い、定量的にその有効性を示す。現在数少ない$$Xi$$生成閾値近傍の実験データを説明するのに、これまでは通常のWoods-Saxon型を仮定した-15MeV程度の引力が$$Xi$$-原子核間ポテンシャルが必要であるとされてきたが、必ずしもそうではなく、むしろほとんど$$0$$であるほうが望ましいことを示す。

論文

Analysis of $$(K^-,K^+)$$ inclusive spectrum with semiclassical distorted wave model

橋本 慎太郎; 河野 道郎*; 緒方 一介*; 河合 光路*

Progress of Theoretical Physics, 119(6), p.1005 - 1027, 2008/06

 被引用回数:7 パーセンタイル:46.78(Physics, Multidisciplinary)

$$^{12}$$C$$(K^-,K^+)$$反応の包括的$$K^+$$運動量スペクトルを半古典歪曲波模型(SCDW)を用いて計算した。生成される$$Xi^-$$ハイペロンが束縛状態に遷移する場合の断面積も計算し、スペクトルの閾値近傍でのふるまいが$$Xi^-$$ハイペロンの一体場ポテンシャルによってどう変化するのかを議論した。SCDWによる計算結果を過去に行われたグリーン関数法や核内カスケード模型による解析結果と比較し、それらの解析で導入された仮定の検証を行った。また、$$Xi^-$$の一体場ポテンシャルの強さを-50, -20, +10MeVと変化させ、その計算結果を高エネルギー加速器機構(KEK)によって測定された実験データと比較した。SCDWの計算結果は、実験データのピーク構造を再現し、スペクトルもポテンシャルの強さに対して系統的に変化したが、今回の解析ではその強さに関する拘束条件を得ることはできなかった。

口頭

$$(K^-,K^+)$$反応と$$Xi$$ポテンシャルに関する半古典歪曲波模型を用いた分析

橋本 慎太郎; 河野 道郎*

no journal, , 

$$Xi$$ハイペロンの生成を伴う$$(K^-,K^+)$$反応は、現在J-PARCで計画されている重要課題のひとつである。$$(K^-,K^+)$$の反応スペクトルの解析から$$Xi$$と原子核の間のポテンシャルを決定することで、バリオン間相互作用におけるストレンジネス量子数$$S=-2$$のセクターの情報を得ることができる。われわれは、核子の包括的非弾性散乱を定量的に記述することに成功している半古典歪曲波模型(SCDW)を用いてハイペロン生成反応の解析を行ってきた。本発表では、$$SU_6$$クォーク模型に基いた$$Xi$$ポテンシャルを紹介し、これを用いた場合の$$(K^-,K^+)$$スペクトルについての分析結果を報告する。

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