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論文

ラバンジンの変異誘発; $$^{12}$$C$$^{6+}$$イオンを照射した腋芽分裂組織及び培養細胞からの植物体再分化

津呂 正人*; 稲澤 まりえ*; 野澤 樹; 吉原 亮平; 長谷 純宏; 鳴海 一成

JAEA-Review 2009-041, JAEA Takasaki Annual Report 2008, P. 71, 2009/12

精油成分比が親植物体と大きく異なり香調が変化したラベンダー変異体、及び香質を低下させる成分の生産が著しく低下したラベンダー変異体の作出を目指している。今回は、イオンビーム照射した培養細胞及び腋芽分裂組織からの植物体再分化法を検討した。64Gy及び128Gy照射区では、32Gy照射区に比べて、腋芽からのシュートの形成率が大きく低下したが、全体が枯死するまでには至らなかった。シュートからの発根率は、いずれの線量区でも10%以下となったが、発根した個体はいずれも容易に順化でき、温室に移植後、旺盛な成長を示した。現在、再分化個体を室外で育成中である。今後、植物体の形態調査に加え、生殖成長期に見られる出穂日や精油成分の変異等の形質を調査する予定である。

論文

ラバンジン培養単離細胞からのカルス及びシュート形成に及ぼす$$^{12}$$C$$^{6+}$$ビームと$$gamma$$線の影響

津呂 正人*; 岩田 千鶴*; 片岡 利栄*; 吉原 亮平; 長谷 純宏

JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 72, 2008/11

ラバンジンは真正ラベンダーとスパイクラベンダーとの種間雑種であり、雑種強勢により精油成分の生産性が両親種より高いことが知られている。一方、カンファーあるいはボルネオール等の香質低下成分も増加していることから、これら成分の生産が抑制された突然変異体の作出が求められている。本研究では、培養単離細胞へ種々の線量の$$gamma$$線を照射し、培養細胞の増殖に及ぼす影響を調査するとともに、$$^{12}$$C$$^{6+}$$ビーム及び$$gamma$$線照射細胞からのシュート再生を試みた。炭素ビームを照射したとき、$$gamma$$線と比較して低い線量で増殖が抑制されており、細胞の増殖に及ぼす線量効果が両者で著しく異なることが明らかとなった。増殖したカルスをシュート誘導培地に移植して培養したとき、一部のカルスからシュートの形成が認められた。カルスの増殖誘導と同様にシュート形成においても炭素ビームと$$gamma$$線照射区において反応が異なった。現在、両照射区で得られたシュートの発根・馴化を行っている。

論文

Effect of $$^{12}$$C$$^{6+}$$ beam irradiation on callus formation and shoot regeneration from isolated cultured cells in ${it Lavandula}$ $$times$$ ${it intermedia}$ Emeric.

津呂 正人*; 大明 静香*; 竹田 知世*; 横田 裕一郎; 長谷 純宏

JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 90, 2008/03

ラベンダーのエッセンシャルオイルは多くの化合物で構成されており、その成分比の違いにより香調が大きく変化することから新しい香りの創出が期待されている。本研究では、$$^{12}$$C$$^{6+}$$ビームの照射により、エッセンシャルオイル成分比が親植物体と大きく異なり香調が変化した変異体の作出を目的として、$$^{12}$$C$$^{6+}$$ビームの線量がラベンダー培養細胞の増殖及び不定芽の形成に及ぼす影響を調査した。培養1か月間後のカルスの増殖程度を評価したところ、ラバンジン培養細胞では64.0Gy$$sim$$128.0Gyの間に致死線量があることが推察された。増殖したカルスをシュート誘導培地に移植した後、約1か月培養をしたとき、カルスからシュートの形成が認められた。しかしながら、すべての線量区で誘導されたシュートの多くが、伸長途中に枯死したため、効率的な変異体獲得には今後より詳細な培養条件の検討が必要であると思われる。

口頭

イオンビーム照射によるラベンダー精油変異体作出の試み,1; 異なる線量の$$^{12}$$C$$^{6+}$$ビームが培養細胞の増殖と不定芽形成に及ぼす影響

津呂 正人*; 大明 静香*; 竹田 知世*; 長谷 純宏

no journal, , 

ラベンダーはシソ科の常緑小低木であり、花穂を水蒸気蒸留して得られるエッセンシャルオイルは香料あるいは香粧品として利用されることが多く、その需要は高い。一方、ラベンダーのエッセンシャルオイルは100以上もの化合物で構成されており、その成分比の違いにより香調が大きく変化することから新しい香りの創出が期待されている。また、樟脳臭を呈し、香質の低下を招くカンファーあるいはボルネオールがラベンダーのエッセンシャルオイルに含まれており、これら成分比の低下した植物の開発も求められている。著者らは、培養細胞への$$^{12}$$C$$^{6+}$$ビームにより、エッセンシャルオイル成分比が親植物体と大きく異なり香調が変化した変異体の作出、及びカンファー及びボルネオールの成分比が著しく低下した変異体の作出を目指している。ここでは、ビームの線量が培養細胞の増殖及び不定芽の形成に及ぼす影響を調査した。

口頭

イオンビーム照射によるラベンター精油変異体作出の試み,2; $$^{12}$$C$$^{6+}$$ビームと$$gamma$$線がカルスの増殖と不定芽形成に及ぼす影響

津呂 正人*; 岩田 千鶴*; 片岡 利栄*; 吉原 亮平; 長谷 純宏

no journal, , 

ラベンダーはシソ科の常緑小低木であり、花穂を水蒸気蒸留して得られる精油は香料あるいは香粧品として利用されることが多く、その需要は高い。本研究では、培養細胞への炭素ビーム照射により、エッセンシャルオイル成分比が親植物体と大きく異なり香調が変化した変異体の作出、及びカンファー及びボルネオール等の香調を低下させる成分の生産が著しく低下した変異体の作出を目指している。照射後培養してカルス増殖及びシュート形成率を評価したところ、$$gamma$$線と比較して、炭素ビームにおいてより低い線量でカルス増殖及びシュート形成が抑制されており、細胞に及ぼす線量効果が$$gamma$$線と炭素ビームで大きく異なることが明らかとなった。現在、照射区で得られたシュートについて発根・馴化を行っており、得られた植物体について、順次形質調査を進める予定である。

口頭

イオンビーム照射によるラベンター精油変異体作出の試み,3; $$^{12}$$C$$^{6+}$$ビームを照射した培養細胞及び腋芽からの植物体再分化の試み

津呂 正人*; 稲澤 まりえ*; 野澤 樹; 吉原 亮平; 長谷 純宏; 鳴海 一成

no journal, , 

本研究は、精油成分比が親植物体と大きく異なり香調が変化したラベンダー変異体、及び香質を低下させる成分の生産が著しく低下したラベンダー変異体の作出を目指している。今回は、イオンビーム照射した培養細胞及び腋芽分裂組織からの植物体再分化法を検討した。64Gy及び128Gy照射区では、32Gy照射区に比べて、腋芽からのシュートの形成率が大きく低下したが、全体が枯死するまでには至らなかった。シュートからの発根率は、いずれの線量区でも10%以下となったが、発根した個体はいずれも容易に順化でき、温室に移植後、旺盛な成長を示した。現在、再分化個体を室外で育成中である。今後、植物体の形態調査に加え、生殖成長期に見られる出穂日や精油成分の変異等の形質を調査する予定である。

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