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論文

Antiferromagnetic bipolar semiconductor LaMnPO with ZrCuSiAs-type structure

柳 博*; 渡辺 匠*; 樹神 克明; 飯久保 智*; 社本 真一; 神谷 利夫*; 平野 正浩*; 細野 秀雄*

Journal of Applied Physics, 105(9), p.093916_1 - 093916_8, 2009/05

 被引用回数:47 パーセンタイル:83.35(Physics, Applied)

最近発見された超伝導体LaMnAs(P)Oと同じ構造を持つ、層状物質LaMnPOの電気的,磁気的性質を調べた。中性子回折実験と磁化率の温度依存性から、この物質は少なくとも375Kまでは反強磁性体であることがわかった。室温でのMn磁気モーメントは2.26$$mu_B$$で、Mn-P面内では反平行、面間では平行であり、LaMnAsOとは異なる。光学測定,光電子分光,電気抵抗測定の結果はこの物質が半導体であることを示す。さらにドープされていない場合はn型半導体であるが、LaサイトのCu, Ca置換によって極性が変わり、バイポーラ型半導体であることがわかった。バンド計算の結果も実験結果をサポートしている。

口頭

間接標識法によるBr-76標識抗体合成の基礎検討

渡邉 茂樹; 花岡 宏史*; 津久井 匠隆; 渡辺 智; 飯田 靖彦*; 遠藤 啓吾*; 石岡 典子

no journal, , 

腫瘍に発現する抗原を標的とする抗体は腫瘍特異的な集積を示すことから、PET核種を標識した抗体は腫瘍だけを選択的に描出するPET薬剤として利用が期待される。これまでわれわれは抗体の体内動態に適した半減期を有するBr-76(半減期=16.1h)に着目し、抗体のアミノ酸残基に直接Br-76を標識する方法でBr-76標識抗体の開発を行ってきた。しかし、直接標識は過剰量の酸化剤を使用することによる抗体の変性も懸念されるうえに、標識率が低いことから、抗体の性質を保持したままより効率よくBr-76を標識する方法が必要である。そこで、本発表では、安息香酸を標識中間体として用いる間接標識法によるBr-76標識抗体合成の基礎検討を行った。その結果、標識前駆体を全収率31%で合成し、目的物であることをNMR及び質量分析により確認した。Br-77を用いて標識を行った結果、標識率25%で反応が進行することを確認した。現在、安息香酸への標識条件について詳細な検討を行うとともに、抗体への導入について検討を行っている。また、標識位置による標識率と安定性の違いについても議論する予定である。

口頭

新規がん診断用PETイメージング薬剤$$^{76}$$Br標識アミノ酸誘導体の開発

花岡 宏史*; 渡邉 茂樹; 富永 英之*; 大島 康宏; 津久井 匠隆; 渡辺 智; 山田 圭一*; 飯田 靖彦*; 織内 昇*; 樋口 徹也*; et al.

no journal, , 

$$^{11}$$Cや$$^{18}$$Fで標識したアミノ酸誘導体は、がん診断用のPET薬剤として、臨床使用されているものも少なくない。しかしながら$$^{11}$$Cや$$^{18}$$Fは短半減期であるため、それぞれの病院で製造する必要があり、限られた施設でしか使えないのが現状である。一方で$$^{76}$$Brは半減期が16.1時間とポジトロン放出核種としては比較的長く、また$$^{18}$$Fと同じハロゲン核種であるため、$$^{18}$$F標識アミノ酸製剤と同様の分子設計を行うことができるという利点を有する。そこで本研究では、広く臨床使用することが可能な、新規がん診断用PETイメージング薬剤として$$^{76}$$Br標識アミノ酸誘導体を開発することを計画した。基礎的検討には半減期が長い放射性臭素である$$^{77}$$Br(半減期57時間)を用いて行うこととした。Br標識アミノ酸としては、$$alpha$$-メチルフェニルアラニンのパラ位にBrを導入したp-Bromo-$$alpha$$-methyl-Pheを設計した。$$^{77}$$Br標識Phe誘導体は標識率25$$sim$$40%で合成することができた。ノーマルマウスにおける体内動態を検討した結果、膵臓に高い集積が認められたことから、本化合物はアミノ酸トランスポーターに認識されていることが示唆された。一方で腎臓に対しても高い集積がみられた。担癌マウスに投与したところ、腫瘍への高い集積性を示し、投与3時間後の腫瘍血液比は3.94、腫瘍筋肉比は3.51となった。以上の結果から、Br標識Phe誘導体は、新規がんイメージング剤として有用である可能性が示された。

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