Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
岡村 正愛*; 渡辺 さとみ*; 清水 明*; 渡邊 真希*; 長谷 純宏; 横田 裕一郎; 鳴海 一成; 田中 淳
no journal, ,
本課題では、複合抵抗性などの有用形質転換体へイオンビームを応用するシステムを開発することにより、各色・形の品種を各々分子育種技術で育成するのに比べ、極めて低コストで複合抵抗性品種をシリーズ化する手法を確立し、イオンビーム高度利用技術の開発に資する。キクの栽培は、栄養繁殖した挿し穂を用いて行われているため、栄養繁殖の集団でRNA病原体(ウイルス,ウイロイド)が蔓延しやすいが、これらに対する効果的な農薬は知られていない。材料としたRNA病原体複合抵抗性キクは植物体内での病原体濃度を低下させて病害による被害を軽減することができる。これまでに220MeV炭素イオンビーム,320MeV炭素イオンビームの照射試験を実施した。3Gyから10Gyの220MeV炭素イオンビーム照射試験区では開花試験を行い、薄桃,濃桃,サーモンなどの花色変化を誘導できることを明らかにした。