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論文

硬球押し込みによる多軸残留応力場の応力腐食割れ試験法への適用性評価

井岡 郁夫; 木内 清*; 滝沢 真之*; 伊藤 剛士*

日本金属学会誌, 78(1), p.16 - 22, 2014/01

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Metallurgy & Metallurgical Engineering)

工業プラント等の構造材や溶接継手での応力腐食割れの迅速定量的評価には、多軸応力場の再現が不可欠である。WC製硬球の押し込みにより多軸残留応力場を形成した試験片を用いて応力腐食割れ試験を実施し、その適用性を評価した。SUS304平板試験片にブリネル型硬球を押し込み、それにより生じる圧痕周りの残留応力、変位をX線回折法、変位計により測定した。有限要素法による数値解析を行い、解析結果と測定値を比較し、両者が比較的よく一致することを確認した。数値解析により、残留応力が最適となるように押し込み硬球径、試験片ホルダー台座穴径、試験片板厚、及び押し込み深さを選定した。選定した押し込条件で作製した試験片を用いて塩化物応力腐食割れ試験を行った。圧痕周辺に発生した割れと残留応力分布を比較し、多軸残留応力場の応力腐食割れ評価法への有用性を示した。

報告書

センター鉱山跡措置に係わるリスクコミュニケーション活動の計画設計

藪田 尚弘*; 滝沢 真之*; 氷川 珠恵*; 河合 潤*

JNC TN6400 2004-004, 89 Pages, 2004/03

JNC-TN6400-2004-004.pdf:2.47MB

人形峠環境技術センター(以下、センター)及び岡山県と鳥取県に跨り点在する核原料物質鉱山関連施設を廃止するにあって、以下の検討を行い、周辺住民や自治体の理解を得ながら円滑に措置を進めるためのリスクコミュニケーション活動を策定した。本件において行うべきリスクコミュニケーション活動の要件を、現在の社会状況に対応する全体的な視野のもとに的確に絞り込んでいくため、本件と類似の事例についてこれまでに行われてきたリスクコミュニケーション活動の概要を整理した。対象とする分野は、化学物質の排出、産業廃棄物処理事業、鉱山の廃止、海外ウラン鉱山の廃止とした。次に、センター鉱山跡措置を取り巻く地域社会環境の状況を整理した上で、リスクコミュニケーション活動により解決していくべき課題や目標を設定した。また、これらのリスクコミュニケーション課題の解決に資する方策を検討するため、詳細な事例調査を行った。調査結果は、解決すべきリスクコミュニケーション課題、調査対象事例において課題解決のために採られた方策、活動の推移および結果、本件に適用するための要点等を中心に整理した。上記の成果に基づいて、センター鉱山跡措置を進めていく上で今後行うべき地域社会環境を対象としたリスクコミュニケーション活動について、段階的な活動計画を設計した。設計にあたっては、より効果的な活動へと洗練させていくプロセスを重視し、当面の3ヶ年、5ヶ年を目処に行うべきマイルストーンを明確にした。また、計画の遂行段階の様々な局面において留意すべきと考えられる危機管理要素を抽出し、その対策を設定した。

報告書

インターネット上における地層処分に係るフォーラムの運営と情報提供方法の分析

滝沢 真之*; 伊藤 俊和*; 薮田 尚宏*; 義澤 宣明*; 角田 弘和*

JNC TJ1440 2001-002, 184 Pages, 2000/03

JNC-TJ1440-2001-002.pdf:10.79MB

核燃料サイクル開発機構(以下、サイクル機構)では、広く国民から高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に対する理解を得るための情報普及活動を実施しているが、現状では地層処分及びその技術に関する情報については、まだ広く認知されていない。したがって、広く国民の間で自らの問題として地層処分又はその技術に関して議論できる機会を提供することは、当該情報の認知および周知策の一つとして有効であると考えられる。そこで、近年、企業・家庭においてインターネット利用人口が増大している背景を踏まえ、双方向性、即応性及び公開性の特長を有するインターネットを利用し、誰とでも自由に参加できる議論の場(以下、インターネットフォーラム)を提供することとした。インターネットフォーラムは、できるだけ客観的かつ偏りのない意見交換の場を提供することを目的に、サイトはサイクル機構が管理しているサーバーとは別に設置することで平成11年度から実施しており、ここでは平成11年度との運営状況も比較・参照しつつ、インターネット上における地層処分に係るフォーラムの運営と情報提供方法の分析を行った。

報告書

低温プラズマ駆動水素透過現象に関する研究

滝沢 真之

JAERI-Research 98-019, 181 Pages, 1998/03

JAERI-Research-98-019.pdf:5.85MB

磁場閉じ込め型核融合炉のプラズマ真空容器周辺部におけるスクレイプオフプラズマと炉壁の相互作用(PWI)の中では、水素が炉壁を拡散、透過して裏面側に放出される事象は、トリチウム漏洩の観点から特に重要な研究課題である。本研究は、水素がイオン化あるいは原子化されると透過流量が飛躍的に増大する現象(PDP)を多角的な視点から調べるため、水素原子・イオン、及び電子が混在する低温プラズマ環境下において、数種類の金属材料の試料膜を使用した水素透過実験を実施した。またプラズマから膜への水素入射量の評価を数値解析により行った。そして低温プラズマが駆動する水素透過現象の機構を明らかにし、モデルの形に整理した。さらに本研究でまとめたPDPモデルを基に水素透過ポンプシステムのシミュレーションを行い当該システムの模擬評価に適用できることを示した。

論文

Estimation of permeation probability in plasma driven permeation

滝沢 真之; 木内 清; 石塚 秀俊*; 岡本 眞實*; 藤井 靖彦*

Fusion Engineering and Design, 39-40, p.923 - 928, 1998/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Nuclear Science & Technology)

同様な表面状態に前処理された厚さ20$$mu$$m,50$$mu$$m,及び200$$mu$$mのニッケル薄膜を使用して、水素透過実験を実施した。ECR加熱により水素プラズマを生成し、523Kに保ったニッケル薄膜に対するプラズマ誘起透過現象(PDP)を調べた。上流側および下流側表面の再結合係数については、ガス圧による透過(GDP)実験データにより評価した。下流測表面再結合係数が最大となる条件における上流側及び下流側表面結合係数はそれぞれ3.4$$times$$10$$^{-29}$$m$$^{4}$$/sec,2.9$$times$$10$$^{-29}$$m$$^{4}$$/secであった。上流側表面再結合係数をパラメータとして変化させることで透過量及び透過確率を評価した。1.33Paの低エネルギー(~eV)トリチウムプラズマにおいて、上流側表面再結合係数を2桁低下させるように前処理した523K,10$$mu$$mのニッケル薄膜では、入射流量に対する透過流量の比を示す透過確率が約20%となるトリチウム透過(約2Ci/m$$^{2}$$secに相当)が期待される。

論文

Estimation of incident flux rate in PDP experiments by calculating plasma composition

滝沢 真之; 木内 清; 石塚 秀俊*; 岡本 眞實*; 藤井 靖彦*

Journal of Nuclear Materials, 258-263, p.1066 - 1072, 1998/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Materials Science, Multidisciplinary)

原子・イオン状態の水素が金属を容易に透過するPDP現象は、核融合炉を開発する上でトリチウム漏えいの観点から重要な問題である。PWIの研究に際して考慮する必要のあるスクレイプオフ層のプラズマでは、低エネルギーの原子、イオン、さらには電子が存在するため、これら粒子を同時に取り扱うことの可能なECR放電プラズマ発生装置を使用してPDP実験を行っているが、プラズマ放電による透過実験では入射流量の把握は難しい。本研究ではプラズマ中の原子及びイオン状態の水素密度を計算により求め、入射がプラズマ中の水素原子・イオンの相互拡散及び両極性拡散により生じると仮定して、流量の評価を行った。ここでは密度計算に必要な電子温度、電子密度、プラズマ電位の他、Hのスペクトルを測定し、透過流量から別途求めた入射流量と、計算により求めた原子、イオン密度との関係を評価した。

論文

The Life prediction study of Rokkasho Reprocessing plant materials

木内 清; 矢野 昌也*; 滝沢 真之*; 柴田 諭

Proc. of 5th Int. Nucl. Conf. on Recycling, Conditioning and Disposal (RECOD '98), 3, 8 Pages, 1998/00

湿式再処理機器材料の寿命評価基盤技術開発の研究成果を基に、平成7年度から実施中の六ヶ所再処理施設の耐食安全性実証試験を概観した。当該試験の対象機器には、機器の仕様や耐久性支配因子が大きく異なるステンレス鋼製酸回収蒸発缶と金属ジルコニウム製連続溶解槽の代表的な二つの機器を選定した。過去の東海再処理施設のトラブル経験や実証対象機器が数十年にわたり長期供用されること等に鑑みて、当該試験は、実機規模の小型構造体を用いて長時間硝酸ループ試験を行う小型モックアップ試験を基幹試験として、小型試験片を用いて放射性核種作用を含む耐久性支配因子の詳細評価を行う照射腐食抵抗性評価試験及び計算機シミュレーションにより実証試験の模擬性評価や実証試験結果を寿命予測へ拡張する耐食安全性評価システム整備の3項目から構成され、耐食安全裕度の定量的評価を実施する。

口頭

ブリネル圧痕による環境誘起割れ評価技術の開発

井岡 郁夫; 木内 清; 伊藤 剛士*; 滝沢 真之*; 深井 剛史*

no journal, , 

環境誘起割れ評価技術を開発するため、肉厚の板状試験片に鋼球を押し込み、圧痕の周りに多軸応力場を形成した試験片を用いて、腐食環境中で割れ特性を調べた。試験片の肉厚,鋼球の直径,押し込み深さをパラメータに圧痕周りの残留応力を3次元有限要素法で解析した。また、試験片表面の残留応力をX線回折装置で測定した。沸騰42%MgCl$$_{2}$$試験液による環境誘起割れ試験を行い、表面観察により割れ発生挙動を調べた。その結果、引張残留応力の発生した領域で径方向に伸びた複数の割れを確認したが、それ以外の領域では割れは認められなかった。よって、圧痕押込により形成した多軸応力場を有する試験片を用いて環境誘起割れ特性を評価できる見通しを得た。

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