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澁田 靖*; 鵜浦 誠司*; 佐藤 匠; 柴田 裕樹; 倉田 正輝*; 鈴木 俊夫*
Journal of Nuclear Materials, 414(2), p.114 - 119, 2011/07
被引用回数:16 パーセンタイル:73.97(Materials Science, Multidisciplinary)乾式再処理プロセスの電解精製における溶融塩中からの陰極へのウランの電析について、フェイズフィールド法を用いたシミュレーション計算を行った。金属ウランはデンドライト状に析出するが、ジルコニウムが共存する環境下では樹状部があまり成長しないことが知られている。そこで、ウランの析出形態が変化するジルコニウム濃度のしきい値を電流密度の関数として評価し、そのしきい値は電流密度が低くなるほど大きくなることを明らかにした。
佐藤 匠; 澁田 靖*; 倉田 正輝*
no journal, ,
核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発の一環として、フェーズフィールド(PF)法を用いた固体陰極へのU及び模擬物質(希土類)のデンドライト析出解析モデルを構築するため、溶融塩電解における電析物の層状から樹状への析出形態の転移及び初晶の分布状態を模擬物質を用いた試験により調べた。Uの模擬物質にLaを用いてLiCl-KCl共晶塩中(3wt%-La, 500C)で電解試験を行い、電析条件を変化させて電極電位の変化と析出物の形状を測定した。
倉田 正輝*; 太田 宏一*; 稲垣 健太*; 白数 訓子; 野本 祐春*; 澁田 靖*; 松田 哲志*
no journal, ,
核燃料に関する実用的なマルチスケールシミュレーション手法の構築を目的に、平成22年度より3か年の計画で文部科学省基礎基盤戦略研究イニシアティブの戦略的原子力共同研究プログラム「核燃料に関する計算組織学的な解析技術の開発」を進めている。本研究プログラムでは、「計算組織学」手法の中核となるフェーズフィールド(PF)法に関し、核燃料で重要となるさまざまな現象に対応できる解析モデルと解析ツールを開発する。また、組織形成の駆動力評価のためにCALPHAD法による熱力学データベース構築と、基礎試験による熱力学データベースの拡充を行う。研究開発のねらいと現状について報告する。
佐藤 匠; 澁田 靖*; 倉田 正輝*
no journal, ,
フェーズフィールド(PF)法を用いた固体陰極へのU及び模擬物質(希土類)のデンドライト析出解析モデルを構築するため、溶融LiCl-KCl共晶塩中において希土類金属の固体陰極への析出試験を行い、電流密度及び溶融塩中の金属元素濃度をパラメータとした析出形態状態図を作成した。溶融塩中Pr濃度が3.0wt%の結果では、電流密度が高いほどデンドライト状の析出物が得られやすく、1020mA/cm付近にPrの析出形態が層状からデンドライトに転移する電流密度のしきい値が存在すると考えられる。一方、塩中Pr濃度が1.5wt%の結果では、どの電流密度でも、層状ともデンドライトとも形状の異なる、細かい面が立体的に重なった表面構造を持つ析出形態であった。