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論文

Neutron diffraction and Moessbauer measurements for magnetism of Bcc Cr-Fe-Mn alloys

土屋 佳則*; 中村 寛嗣*; 村山 茂幸*; 保志 賢介*; 下条 豊; 森井 幸生; 濱口 由和*

J. Magn. Magn. Mater., 177-181, p.1447 - 1448, 1998/00

 被引用回数:5 パーセンタイル:32.45(Materials Science, Multidisciplinary)

組成、温度で様々に変化するBcc Cr-Fe-Mn三元合金の磁性について、中性子散乱実験、メスバウア効果測定を行った。Cr$$_{80-x}$$Fe$$_{20}$$Mn$$_{x}$$(x=10.0,30.0,15.0)のJRR-3Mに設置したTAS-1、TAS-2による中性子散乱実験では、T$$_{N}$$以下で磁気散乱ピークが観測され、これより反強磁性モーメントの見積もりを行った、メスバウアスペクトルから内部磁場分布と平均内部磁場を求めた。これらはCr-Fe合金と類似していることが判った。平均内部磁場はT$$_{N}$$から発生し、T$$_{c}$$,T$$_{g}$$で大きく成長する。x=15.0の試料ではFeの磁気モーメントはT$$_{g}$$で1$$mu$$$$_{B}$$,13Kで1.7$$mu$$$$_{B}$$と算出された。

論文

Moessbauer and neutron diffraction studies of BCC Cr-Fe-Mn ternary alloys

土屋 佳則*; 中村 寛嗣*; 村山 茂幸*; 保志 賢介*; 下条 豊; 森井 幸生; 濱口 由和*

Physica B; Condensed Matter, 237-238, p.446 - 448, 1997/00

 被引用回数:11 パーセンタイル:58.5(Physics, Condensed Matter)

bcc Cr-Fe-Mn合金は組成、温度により磁性が変化する。Cr$$_{80-x}$$Fe$$_{20}$$Mn$$_{x}$$合金(x≧3.6)では温度降下とともに反強磁性、強磁性、スピングラス相の順で磁気相転移することが確認されている。この磁気相転移現象を詳細に調べる目的で、Cr$$_{65}$$Fe$$_{20}$$Mn$$_{15}$$合金について室温から10Kの温度範囲でのメスバウア効果測定、中性子散乱実験を行った。メスバウア測定から平均内部磁場を見積った結果、磁気相図で推定されるネール点(約250K)以下の温度で平均内部磁場の上昇が観測された。強磁性、スピングラス相の温度領域では温度低下とともに平均内部磁場は一層成長する。中性子散乱から強磁性秩序の存在を示す(100)磁気散乱ピークはネール点以下の温度で出現し、強磁性、スピングラス相の温度領域でも残留している。これらの実験から、強磁性、反強磁性モーメントを算出し、Cr-Fe-Mn合金の逐次磁気相転移を考察する。

論文

Magnetic properties and magnetic phase diagram of bcc Cr-Fe-Mn alloys

土屋 佳則*; 尾藤 輝夫*; 村山 茂幸*; 近澤 進*; 濱口 由和*

Journal of the Physical Society of Japan, 65(10), p.3289 - 3293, 1996/10

 被引用回数:17 パーセンタイル:72.31(Physics, Multidisciplinary)

Crに対するFeの添加はCrの反強磁性を弱め、Feが19%を越えると強磁性が出現する。一方Mnは数%の添加でCrのネール点を大きく上昇させる。Crに対して相反する作用をするFe、MnをCrに同時に加えたとき、複雑な磁気的性質を示すことが期待できる。本研究ではbcc Cr-Fe-Mn合金について磁化測定を行い、この合金系の磁気的性質を考察した。磁場中冷却(FC)、無磁場中冷却(ZFC)の磁化の温度依存性から、この合金がスピングラス転移することがわかり、同時にアロットプロットから強磁性転移が確認された。これまで報告されている電気抵抗の結果と総合して、Cr$$_{80-x}$$Fe$$_{20}$$Mn$$_{x}$$、Cr$$_{75-x}$$Fe$$_{25}$$Mn$$_{x}$$合金について磁気相図を作成した。この合金は温度降下とともに反強磁性、強磁性、スピングラスの順に磁気相転移する。また、LEE-CPA理論との対応、電子数と磁気モーメントの関係についても言及している。

論文

High-resolution neutron powder diffraction study of Dy$$_{2}$$Fe$$_{9}$$Al$$_{8}$$ at 65K

S.Ridwan*; H.Mujamilah*; M.Gunawan*; P.Marsongkohadi*; Q.W.Yan*; P.L.Zhang*; X.D.Sun*; Z.H.Cheng*; 皆川 宣明; 濱口 由和*

Journal of the Physical Society of Japan, 65(2), p.348 - 350, 1996/02

 被引用回数:1 パーセンタイル:36.42(Physics, Multidisciplinary)

インドネシア原子力庁材料科学研究センターRSG-GAS研究炉に設置した高分解能中性子回折装置を使用し永久磁石材料の一つであるDy$$_{2}$$Fe$$_{17}$$のFeをAlで置換したDy$$_{2}$$Fe$$_{9}$$Al$$_{7}$$金属間化合物の65Kにおける磁気構造を調べた。DyとFeの磁気モーメントは反平行に配列し、容易軸方向はc軸方向である。リトベルト法を用いることにより、各原子位置における磁気モーメントの大きさが求められ、磁化測定の結果と比較した。

論文

Neutron diffraction study on the magnetic transitions of BCC Cr$$_{80-x}$$Fe$$_{20}$$Mn$$_{x}$$ alloys

土屋 佳則*; 盛 一也*; 村山 茂幸*; 近澤 進*; 下条 豊; 森井 幸生; 濱口 由和*

Physica B; Condensed Matter, 213-214, p.366 - 368, 1995/00

 被引用回数:0 パーセンタイル:0.01(Physics, Condensed Matter)

体心立方Cr$$_{80-x}$$Fe$$_{20}$$Mn$$_{x}$$合金は、これまでの電気抵抗、磁化、交流帯磁率等の測定によりx≦3.6の領域で、高温側から常磁性、反強磁性、強磁性、スピングラス相の順に磁気転移することが確認されている。この合金系の磁気転移現象をさらに追求するため、x=3.6、20.5の組成の試料について、TAS2、CTNSによる中性子回折を行った。その結果、x=3.6、20.5いずれの合金も、反強磁性ネール温度以下で回折スペクトルに(100)超格子磁気散乱が観測され、反強磁性秩序の存在を確認した。(100)超格子ピークは、より低温での強磁性、スピングラス相の領域でも残留している。(100)反射の積分強度、ピーク高さ、格子定数の温度依存性は、反強磁性ネール温度付近でそれぞれ最大を示す結果が得られたが、これらの解釈にはより詳細な測定が必要である。

論文

Crystal structure and critical temperature in RBa$$_{2}$$Cu$$_{4}$$O$$_{8}$$(R=Tm,Er,Ho,Y,Dy and Gd)

盛 一也*; 川口 恭寛*; 石垣 徹*; 片野 進; 舩橋 達; 濱口 由和*

Physica C, 219, p.176 - 182, 1994/00

 被引用回数:30 パーセンタイル:84.01(Physics, Applied)

表題の物質RBa$$_{2}$$Cu$$_{4}$$O$$_{8}$$の(Rは希土類元素)結晶構造と超電導転移温度(Tc)を、中性子回折、X線回折と電気抵抗測定により調べた。TcはRサイトのイオン半径の大きさに比例して変化し、最高のTcはR=Erの84Kであった。中性子回折の結晶構造解析から、Tcの変化はR元素置換による、局所的な構造変化によるものであることがわかった。さらに、YBa$$_{2}$$Cu$$_{4}$$O$$_{8}$$の圧力効果のTcと構造との関係を比較することにより、CuO$$_{2}$$面のCuとOの距離の変化がCuO$$_{2}$$面のホール濃度即ちTcに強く影響していることが明らかになった。これにより、YBa$$_{2}$$Cu$$_{4}$$O$$_{8}$$の圧力効果に対しても、新たな知見を得ることができた。

論文

Crystallization process of Fe$$_{80}$$P$$_{20-x}$$Si$$_{x}$$ amorphous alloys

大沼 正人*; 佐々木 修*; 桑野 寿*; 片野 進; 森井 幸生; 舩橋 達; H.R.Child*; 濱口 由和*

Mater. Trans. JIM, 34(10), p.874 - 881, 1993/10

 被引用回数:12 パーセンタイル:69.42(Materials Science, Multidisciplinary)

Fe$$_{80}$$P$$_{20-x}$$Si$$_{x}$$非晶質合金の結晶化過程を電気抵抗測定X線回折測定、中性子回折測定、透過電子顕微鏡観察により研究した。この非晶質合金の結晶化過程は2つに分類でき、X$$<$$6at%Siでは非晶質母相から安定相である$$alpha$$-Fe相とFe$$_{2}$$P相とが直接晶出し、X$$>$$6at%Siでは結晶化初期に2種類の準安定な未知相が晶出した。これらの準安定相のひとつは$$alpha$$-Mn型の構造を持ち、もうひとつは、$$beta$$-Mn型の構造を持つことがわかった。境界組成であるX=6at%Si合金の等温焼鈍による結晶化では焼鈍温度による結晶化過程に違いが見られた。683K、703K、723Kでの結晶化過程では$$alpha$$-Mn型の準安定相が晶出するが、668Kの結晶化過程では準安定相は晶出せずに結晶化過程は進行した。高Si合金でのFrank-Kasper型の配位多面体を副格子とする$$alpha$$-Mn型相と$$beta$$-Mn型相の晶出(あるいは$$alpha$$-Mn型相単独での晶出)は非晶質合金の局所構造に起因している可能性が高い。

論文

Evaluation of toughness degradation by small punch (SP) tests for neutron-irradiated 21/4Cr-1Mo steel

鈴木 雅秀; 衛藤 基邦; 深谷 清; 西山 裕孝; 古平 恒夫; 奥 達雄; 足立 守; 海野 明; 高橋 五志生; 三沢 俊平*; et al.

Journal of Nuclear Materials, 179-181, p.441 - 444, 1991/00

 被引用回数:29 パーセンタイル:92.44(Materials Science, Multidisciplinary)

中性子照射した21/4Cr-1Mo鋼(焼ならし-焼もどし材)微小試験片($$Phi$$3mm$$times$$0.25mm、10$$times$$10$$times$$0.5mm)のスモールパンチ(SP)試験を行い、得られた各種の値と通常の方法によって得た照射後機械的性質とを比較した。照射はJRR-2で300$$^{circ}$$C、1$$times$$10$$^{23}$$ n/m$$^{2}$$(E$$>$$1MeV)なる条件で行なった。SP試験の温度範囲は約-100$$^{circ}$$Cから室温とした。SP試験によって得た弾塑性破壊じん性値J$$_{ICSP}$$は0.4及び0.7DCT(ディスコ型コンパクト試験片)を用いて得たJ$$_{IC}$$と良い一致を示した。

論文

Magnetic excitations in TbZn

濱口 由和; 別役 広; 舩橋 達

J.Magn.Magn.Mater., 15-18(PART.1), p.377 - 378, 1980/00

抄録なし

論文

中性子ビーム実験の最近の動向

濱口 由和

日本原子力学会誌, 21(10), p.756 - 761, 1979/00

 被引用回数:0

主として材料研究の立場から最近の世界における中性子ビーム実験の動向を解説したものである。特に小角散乱実験に重点が置かれている。

報告書

Annual Report on Neutron Scattering Studies in JAERI; July 1,1977-August 31,1978

濱口 由和; 飯泉 仁; 遠藤 康夫*

JAERI-M 8009, 129 Pages, 1978/12

JAERI-M-8009.pdf:4.18MB

JRR-2,3を使い、原研物理部、諸大学研究機関によって行われた中性子散乱研究の、1年間の成果をまとめたプログレス・レポートで、51篇の小論文と、出版された文献のリストを収録してある。

報告書

Annual Report on Neutron Scattering Studies in JAERI, July,1975 - June,1977

濱口 由和; 飯泉 仁; 遠藤 康夫*

JAERI-M 7408, 90 Pages, 1977/11

JAERI-M-7408.pdf:2.23MB

JRR-2,3を使い、原研物理部、諸大学研究機関によって行われた中性子散乱研究の、1年間の成果をまとめたもので、39篇の小論文を収録してある。

論文

Helical magnetic structure in CrB$$_{2}$$

舩橋 達; 濱口 由和; 田中 高穂*; 坂内 英典*

Solid State Communications, 23, p.859 - 862, 1977/00

 被引用回数:29

中性子回折により、CrB$$_{2}$$の磁気構造を決定した。長方形薄板状の単結晶試料を用い、JRR-2に設置した中性子分光器CTNSにより中性子回折の実験を行い、CrB$$_{2}$$の磁気構造がサイクロイド型であることを発見した。伝播ベクトルは$$tau$$=0.285$$tau$$$$_{1}$$00で与えられ、磁気モーメントはa-c面内にある。磁気モーメントの大きさは0.5$$pm$$0.1$$mu$$Bである。

論文

中性子線分光

濱口 由和

応用物理, 45(4), p.360 - 366, 1976/04

中性子分光の概要・特長,および今までの経験より得られた技術的問題点とその改良結果について紹介した。

論文

Magnetic structure of TbCu$$_{1}$$$$_{-}$$$$_{x}$$Zn$$_{x}$$

八代 勉*; 濱口 由和; 渡辺 浩

Journal of the Physical Society of Japan, 40(1), p.63 - 71, 1976/01

 被引用回数:27

立方晶CsCl型結晶構造を持つ、TbCu$$_{1}$$$$_{-}$$$$_{x}$$Zn$$_{x}$$系の磁気構造を中性子回析および磁気測定により調べた。x$$<$$0.5の領域はTbCuと同じ($$pi$$$$pi$$0)モードの反強磁性構造であるが、0.5$$<$$x$$<$$0.7では強磁性・反強磁性の混在するキャント構造になることが見出された。0.7$$<$$xでは強磁性である。このキャント構造の、磁性は非常に特異なものであるがこれを含め、磁気的性質は、低濃度の4S電子とのS-f相互作用がRKKY相互作用と重なるというモデルでの理論的考察と非常に良く合っている。

論文

中性子回折

濱口 由和; 星野 禎男*; 国富 信彦; 渋谷 巌*

実験物理学講座,22巻, p.1 - 367, 1976/00

中性子回折・散乱の実験方法・解析方法を詳述したものである。

論文

Study of hydrogen adsorbed on platinum by neutron in-elastic scattering spectroscopy

浅田 洋*; 戸谷 富之*; 本橋 治彦; 坂本 正誠; 濱口 由和

Journal of Chemical Physics, 63(9), p.4078 - 4079, 1975/09

 被引用回数:15

白金表面に吸着した水素のダイナミックスを中性子非弾性散乱により測定した。吸着水素の振動エネルギーは50MeVにあらわれる鋭いピークと、白金の格子振動に重なっている15MeV以下の複雑な構造を持ったピークの二種類からできている。50MeVのピークは水素が表面に平行に振動するモードによるものであると予想される。

論文

Phase transition in SnTe with low carrier concentration

飯泉 仁; 濱口 由和; 小松原 毅一*; 加藤 義喜*

Journal of the Physical Society of Japan, 38(2), p.443 - 449, 1975/02

 被引用回数:139

中性子回折法により、低キャリヤー濃度(0.88$$times$$10$$^{2}$$$$^{0}$$cm$$^{-}$$$$^{3}$$)のテルル化スズ(SnTe)単結晶試料での相転移を調べ、98Kに2次の相転移があることを見出した。これを以前のデータと比較すると、この相転移がキャリヤー濃度に強く依存することが明らかになった。また98Kの相転移温度はキャリヤー零の極限での値にかなり近いと推定される。キャリヤー依存の起源について考察した。?面体変形に伴う副格子の相対位置の温度変化をブラグ反射強度から求めた。Pb$$_{1}$$-XSnxTe系に関してはX$$<$$0.35、T$$>$$5Kでは相転移を観測できなかった。

論文

Thermal expansion behaviour through the magnetic transition in Cr$$_{5}$$S$$_{6}$$

安西 修一郎*; 濱口 由和

Journal of the Physical Society of Japan, 38(2), p.400 - 403, 1975/02

 被引用回数:8

X線回折によりCr$$_{5}$$S$$_{6}$$の格子常数の変化を80~400Kで測定した。C、A両軸共にTt、Tcにおいて温度微分係数に不連続が見出だされ、エーレンフェストの関係を用いた計算と一致する大きさを示すことから、これらの相転位は二次転位であることを明らかにした。又フェリ磁性相における膨張は通常の熱膨張と磁性スピンの交換相互作用による歪の和で良く説明されることも明かになった。

論文

Neutron scattering investigation of magnetic excitations in KM$$_{n}$$F$$_{3}$$

別役 広; 濱口 由和

Journal of the Physical Society of Japan, 37(4), p.975 - 982, 1974/04

 被引用回数:3

中性子非弾性散乱の実験を行うことにより、KM$$_{n}$$F$$_{3}$$の散乱函数の温度変化を調べた。3.4T$$_{N}$$では、実験で求めた散乱函数は、常磁性体の高温での挙動に特徴的な分布を示した。温度が下がると共に、散乱函数のエネルギー分布に三つの山が現れた。外側の二つの山はスピン波によるものであることが分った。この実験から、KM$$_{n}$$F$$_{3}$$の常磁性相にはスピン波に似たモードが存在していることが確かめられた。

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