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渡辺 真朗; 荻原 徳男; 澤 宗司*; 田中 俊弘*
JAEA-Technology 2008-004, 14 Pages, 2008/02
J-PARC 3GeVシンクロトロンの出射部に設置されている出射セプタム電磁石1と出射セプタム電磁石2に据え付ける真空ダクト間にベローズを設置するためには、円形のベローズを設置するスペースがないため、レーストラック型ベローズを用いる必要がある。しかし、これまでにチタン製レーストラック形状の成形ベローズは製作されたことがない。そのため、実機サイズより小型のレーストラックベローズを製作し、その基礎特性データを取得・評価した。軸方向及び軸直角方向反力測定・伸縮耐久試験・真空加熱試験・ヘリウムリークテストを行った結果、レーストラックベローズは十分使用可能であることがわかった。以上から判断して、J-PARC 3GeVシンクロトロンの出射セプタム電磁石1と出射セプタム電磁石2間にレーストラックベローズを用いることが一つの解となる見通しを立てることができた。
田中 健哉; 中島 弘*; 山口 俊弘; 上村 勝一郎; 中江 延男; 松本 光雄
PNC TN8410 92-187, 21 Pages, 1992/05
高速増殖炉用燃料の照射開始後の燃料温度解析用コードが整備されてきている。この種のコードでは、燃料組織変化や燃料ペレット-被覆管ギャップ熱伝達率等の解析モデルが重要である。これら解析モデルについては、海外高速炉及び高速実験炉「常陽」での燃料照射試験結果に基づいて設定されている。本資料は、高速増殖原型炉「もんじゅ」など高速増殖炉用燃料の主として照射開始後の燃料温度評価用として使用される計算コード(DIRADコード)を対象としてその解析モデル及び機能に関する理解を助ける目的をもって作成されたものである。
松栄 雅樹*; 荒川 覚*; 田中 俊弘*; 澤 宗司*; 荻原 徳男; 菅沼 和明
no journal, ,
J-PARC 3GeVシンクロトンにおいては、純Ti製の成形ベローズを用いる。空間的な制約から400mm、ベローズ長100mmで100N/mm以下の反力が要求される。そこで、可能な限り柔軟なベローズを成形方式で実現させようと試作開発を行った。なるべく薄い板を用いて、かつ、山数を稼ぐことが重要である。この溶接ベローズに似た構造を実現するには、プレス加工により、ベローズの山及び谷を密着させる、いわゆる、密着曲げの技術が必要である。Tiには伸びが小さい、また、スプリングバック効果が大きいという問題があるが、曲げと熱処理を組合せることにより、この問題を解決した。50mmのベローズを試作し、軸直角方向でも4N/mmという十分柔軟なベローズが実現できること、また、十分寿命が長いことを確認した。さらに、400mmの原型機を試作・評価のうえ、実機ベローズを供給した。