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口頭

コプロセッシング法におけるU, Pu混合製品モニタ技術開発,1; 電気伝導率法による酸濃度分析

舛井 健司; 田中 健之; 桑名 宏一; 久野 剛彦; 伊波 慎一

no journal, , 

コプロセッシング法の共除染・分配サイクル及びPu-U精製サイクルで想定されるU, Pu混合製品の濃度範囲(酸: 0.5$$sim$$2mol/L、U: $$<$$30g/L、Pu: $$<$$20g/L)において、電気伝導率法による酸濃度のモニタ性能を評価した結果、U, Pu濃度の影響を受けず、酸濃度の即時分析が可能であった。

口頭

放射性セシウムを濃集する最適きのこ菌糸の選択

坂本 文徳; 大貫 敏彦; 香西 直文; 根田 仁*; 熊田 淳*; 椎名 和弘; 田中 健之; 行川 淳

no journal, , 

2011年3月に発生した東日本大震災を発端として福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムが福島県内を中心に広範囲に飛散した。福島県は敷地の71%が森林で、福島県の再生にはこの森林の除染が今後の重要課題になっている。森林地帯に拡散した放射性セシウムの大部分は現在でも土壌の表層部分にとどまっている。我々は、土壌の表層から栄養分を摂取して成長するきのこをその除染に役立てないかと考えた。しかしながら、きのこの子実体を利用する除染では子実体の発生する時期しか活動できず現実的ではない。そこで、我々はきのこの菌糸を利用する方法を考えた。きのこの菌糸を利用した除染を効率的に行うためには、放射性セシウムを高効率で濃集する種類を利用する必要がある。これまでに、野生のきのこ子実体に濃集する放射性セシウムの報告例はあるが、菌糸への放射性セシウムの濃集を報告した例はない。そこで、我々は森林総研で保管している1000種類以上の菌株を利用して菌糸への濃集割合と菌糸体量を評価した。その結果、8$$times$$10$$^{6}$$Bq/kgもの高効率で放射性セシウムを濃集するきのこが存在することを明らかにした。

口頭

きのこの子実体と菌糸体に濃集する放射性セシウムの比較

椎名 和弘; 坂本 文徳; 大貫 敏彦; 香西 直文; 熊田 淳*; 田中 健之; 行川 淳

no journal, , 

2011年3月に発生した東日本大震災を発端として福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムが福島県内を中心に広範囲に飛散した。我々の研究室では、環境中に拡散した福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムを回収する目的で、きのこの菌糸を利用したバイオマットの研究を展開している。その過程で放射性セシウムを高効率で濃集する菌糸を明らかにしてきた。一方、野生のきのこの子実体への放射性セシウム濃集割合を調べた研究が過去に報告されているが、同じ種類の菌糸体と子実体への放射性セシウムの濃集割合にどの程度の差があるのか報告された例はない。そこで、我々は実験室内で同じ種類のきのこから菌糸と子実体を発生させ、それらに濃集する放射性セシウムの割合を調べた。その結果、子実体に濃集する放射性セシウムの絶対量は多いが、単位重量当たりの放射性セシウムの相対量は両者で大きな差はないことを明らかにした。子実体は菌糸の集合体であり、菌糸密度も高い。そのため子実体に濃集する放射性セシウムの絶対量が多いのだろうと考えた。

口頭

きのこへの放射性セシウム濃集を阻害する物質の探索

田中 健之; 坂本 文徳; 大貫 敏彦; 香西 直文; 熊田 淳*; 椎名 和弘; 行川 淳

no journal, , 

福島県を中心として、東北地方では福島第一原子力発電所から放出された放射性セシウムによる農産物の汚染が問題となっている。特に、地表に近い部分で収穫されるきのこは重大な影響を受けている。放射性セシウムを濃集する化合物としてプルシアンブルー(以下、PB)が知られており、PBをきのこ培地に使用することできのこへの放射性セシウム濃集が抑制されることが報告された。しかし、PBはシアン化合物であり、食品に使用することが懸念されている。そこで、我々は、きのこへの放射性セシウム濃集を阻害するPBに代わる化合物の探索を試みた。その結果、ゼオライトがきのこへの放射性セシウム濃集を高い割合で抑えることを明らかにした。同じゼオライトでも産地により差があり、特に宮城県愛子産ゼオライトが優秀であることを明らかにした。

口頭

高速増殖炉サイクルのためのコプロセッシング法によるU,Pu共回収プロセス及びU,Pu混合製品モニタ技術の開発

舛井 健司; 柳橋 太; 久野 剛彦; 田中 健之

no journal, , 

コプロセッシング法は、常にPuをUに同伴した状態で回収する核不拡散のための溶媒抽出技術である。回収するU, Pu混合製品のPu/U比は、核拡散抵抗性の確保を目的として0.5$$sim$$2.0をターゲットにしている。本件では、U,Pu共回収プロセスの構築及びプロセス中のU,Pu混合製品のモニタ技術開発を目的として試験を行った。U,Pu共回収プロセスの構築では、Pu含有率が1%の供給液を用いた場合、ミキサ部のO/A比を最適化するための内部リサイクル処理を行うことで、ターゲットとしたPu/U比を得ることが可能であった。U,Pu混合製品のモニタ技術開発では、吸光光度法(U,Pu)と電気伝導率法(酸)の組み合わせがモニタとしての適用性を示した。

口頭

放射性セシウム濃集に関わる酵母遺伝子の探索

坂本 文徳; 香西 直文; 椎名 和弘; 田中 健之; 大貫 敏彦

no journal, , 

福島第一原子力発電所から放出された放射性セシウムの環境汚染が事故発生後3年を経過した今も深刻な問題となっている。一方、多くの微生物が放射性セシウムを濃集することが知られており、微生物を利用した環境修復の研究が広範に行われている。我々は、生体の放射性セシウム濃集機構を明らかにすることを目的として、酵母を用いて放射性セシウム濃集に関わる遺伝子の同定を試みた。放射性セシウムの濃集割合が低い1遺伝子欠損酵母を100株選別した。現在、その株を液体培地で培養し、放射性セシウムの濃集割合が低い株を数株選別する。発表ではそれらの株に欠損している遺伝子を詳しく考察する。

口頭

福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムによる野生きのこの汚染状況

坂本 文徳; 香西 直文; 椎名 和弘; 田中 健之

no journal, , 

福島第一原子力発電所から放出された放射性セシウムは福島県を中心として東北・関東の広い地域を汚染した。現在も、一部の農林水産物で摂取及び出荷制限が続いている。野生のきのこや山菜は、多くの地域で摂取制限が続いている。我々は、現状把握と今後の対策に資することを目的として福島県内の野生きのこの汚染状況を多角的に調べるため約40サンプルのきのこを採集した。予想されるとおり、ほとんどのきのこでCs-137とCs-134の移行係数は同程度だった。そのうち、Cs-137を一番濃集したきのこはワカクサタケの1.2$$times$$10$$^{7}$$Bq/kgであった。逆に、一番濃集しないきのこはアオロウジの1.3$$times$$10$$^{3}$$Bq/kgであった。移行係数(きのこ放射能/土壌放射能)が一番大きいきのこはワカクサタケの37であった。逆に、移行係数が一番小さいのはアオロウジの4.8$$times$$10$$^{-3}$$であった。同じ種類のきのこでも、生える場所により移行係数に差が現れた。別の実験で培養期間により放射性セシウムの濃集量が異なる結果を得ており、放射性セシウムの濃集量はきのこの成長速度等に影響を受けるのではないかと推測した。発表では、一つ一つのきのこへの放射性セシウム濃集量と移行係数を報告するとともに、寒天培地で培養したきのこ菌糸との比較結果についても報告する予定である。

口頭

きのこ菌糸を利用した放射性セシウム濃集の野外実験

坂本 文徳; 香西 直文; 椎名 和弘; 田中 健之; 行川 淳; 大貫 敏彦

no journal, , 

2011年3月に発生した東日本大震災を発端として福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムが福島県内を中心に広範囲に飛散した。福島県は敷地の71%が森林で、福島県の再生にはこの森林の除染が今後の重要課題になっている。我々の研究室では、きのこの菌糸を利用した森林地帯の除染を目指し、これまできのこの選定、きのこ菌糸の保持基材の選定、保持基材を封入する袋の選定等を行ってきた。今回、それらの成果を元に開発した放射性セシウムを濃集する材料を実際に放射性セシウムで汚染した森林に敷設する試験を開始した。発表では、それらの成果を報告する予定である。

口頭

放射性セシウムを濃集する菌糸を保持するゲル基材の選択

椎名 和弘; 坂本 文徳; 香西 直文; 田中 健之; 行川 淳; 大貫 敏彦

no journal, , 

2011年3月に発生した東日本大震災を発端として福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムが福島県内を中心に広範囲に飛散した。福島県は敷地の71%が森林で、福島県の再生にはこの森林の除染が今後の重要課題になっている。森林地帯に拡散した放射性セシウムの大部分は現在でも土壌の表層部分にとどまっている。我々の研究室では、土壌の表層から栄養分を摂取して成長するきのこの菌糸を除染に役立てることを考え、1000種類以上のきのこから放射性セシウムを効率的に濃集する種類を特定した。この菌糸を実際の森林地帯に敷設するためには、菌糸を保持する基材が必要となる。我々はこれをゲルから選択することに決め、菌糸を保持する最適なゲルの選定を行った。ゲル剤として、ポリイオンコンプレックス, 多糖類消火剤ゲル, ポリアクリル酸カリウム系ゲル, 吸水性ポリマー・植物油含有アクリル酸系ゲル, アクリル酸重合体ナトリウム塩架橋ゲル, ポリアクリル酸ナトリウム共重合ゲル, コンパクトドライ(日水製薬製品), こんにゃくを検討した結果、コンパクトドライとこんにゃくが有効な基材であることが判明した。発表では、それぞれのpHや生育状況などを詳しく報告する予定である。

口頭

しいたけ廃菌床を利用した放射性セシウムの回収

田中 健之; 坂本 文徳; 香西 直文; 椎名 和弘; 行川 淳; 大貫 敏彦

no journal, , 

2011年3月に発生した東日本大震災を発端として福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムが福島県内を中心に広範囲に飛散した。森林地帯に拡散した放射性セシウムの大部分は現在でも土壌の表層部分にとどまっている。一方、国内ではしいたけの栽培が盛んに行われ、平成22年度実績で77000トンの生しいたけが生産されている。そのうち8割以上が菌床栽培により生産されている。生産終了後に発生する大量の廃菌床は一部肥料などへの再利用が行われているが、大部分は廃棄されている。我々の研究室ではフィールド試験によりしいたけ廃菌床が放射性セシウムの回収に利用できることを確認している。今回、しいたけ廃菌床の放射性セシウム回収のより効率的な条件を設定するために実験室での詳細な試験を行った。その結果、菌糸が生きている状態の未滅菌しいたけ廃菌床が一番放射性セシウムを濃集することを確かめた。発表では、廃菌床と未使用おが粉、滅菌廃菌床と非滅菌廃菌床との比較など詳細に報告する予定である。

口頭

菌糸培養期間と放射性セシウム濃集割合の関係

行川 淳; 坂本 文徳; 香西 直文; 椎名 和弘; 田中 健之; 大貫 敏彦

no journal, , 

2011年3月に発生した東日本大震災を発端として福島第一原子力発電所由来の放射性セシウムが福島県内を中心に広範囲に飛散した。福島県は敷地の71%が森林で、福島県の再生にはこの森林の除染が今後の重要課題になっている。我々の研究室では、きのこの菌糸を利用した森林地帯の除染を目指し、1000種類以上のきのこから放射性セシウムを効率的に濃集する種類を特定した。そのきのこ菌糸を森林地帯に敷設する際、あらかじめ成長させた菌糸を敷設した方がいいのか、敷設しながら菌糸を成長させた方がいいのか不明であった。そこで、菌糸の培養期間や放射性セシウムとの接触期間を変え、それにより放射性セシウムの濃集割合がどのように変化するのか調べた。その結果、培養開始時から放射性セシウムに接触させた菌糸の方が濃集割合は高かった。また、培養期間が長すぎると濃集割合が下がった。発表では、実際の野外敷設に対する条件なども合わせて詳細に報告する予定である。

口頭

放射性Csの移行への糸状菌の影響; 鉱物の影響

大貫 敏彦; 坂本 文徳; 香西 直文; 椎名 和弘; 田中 健之; 行川 淳

no journal, , 

鉱物が存在する条件下で、放射性Csの移行への糸状菌の影響を実験により調べた。その結果、鉱物を添加した培地で培養した菌糸への放射性Csの濃集は、添加しないものに比べて小さかった。さらに、添加した鉱物量を増加させることにより、菌糸への濃集量は減少した。これらの結果は、鉱物の存在により菌糸への濃集が阻害されることを示している。

口頭

Remediation of contaminated forest by spent mushroom bed

大貫 敏彦; 坂本 文徳; 香西 直文; 田中 健之; 行川 淳; 山崎 信哉*

no journal, , 

きのこ生産後に残った廃菌床を用いて森林内の放射性セシウムの除去を検討した。その結果、廃菌床をリター上に設置した場合、リターからの濃集に加えて、上流からの流入及び林内雨に含まれる放射性セシウムが濃集することが分かった。

口頭

Accumulation of radioactive cesium by spent mushroom substrate in forest system

大貫 敏彦; 坂本 文徳; 香西 直文; 田中 健之; 行川 淳; 山崎 信哉*

no journal, , 

福島において廃菌床を用いて放射性セシウムの濃集について検討した。その結果、廃菌床には廃菌床下部のリター層からの濃集の他に、表面流による濃集及び林内雨による濃集が寄与することを明らかにした。

口頭

放射性セシウム存在下で発現する酵母タンパク質の同定

坂本 文徳; 香西 直文; 大貫 敏彦; 田中 健之

no journal, , 

本研究では、微生物による放射性セシウムの濃集機構を明らかにするため、Cs-137存在下で特異的に発現するタンパク質を二次元電気泳動で解析した。その結果、Cs-137存在下で特異的に発現するタンパク質を2種類特定し、発現量が増加するタンパク質を2種類特定した。逆に、Cs-137存在下で発現量が減少する タンパク質を2種類特定した。安定同位体のCs-133存在下ではそのような現象は観察されないので、Cs-137とCs-133に 対して、酵母は異なる代謝系が機能することが明らかになった。

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