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報告書

土岐花崗岩を対象としたAE法のカイザー効果時間依存性の調査

田仲 正弘*; 三浦 玲子*

JNC TJ7420 99-012, 49 Pages, 1999/03

JNC-TJ7420-99-012.pdf:1.64MB

地山の初期地圧を測定する一手法であるAE法は、応力履歴を受けた岩石に再度載荷を行うと、先に受けた応力に達するまでAEがほとんど発生しないというカイザー効果を利用したものである。このAE法においては、現地で岩石コアを採取してから地圧測定のための一軸圧縮試験を行うまでに時間の経過が生じる。この時間経過がAE法による測定精度に大きな影響を及ぼすという指摘がある。そこで、土岐花崗岩を対象としてカイザー効果の時間依存性を調べるために、岩石供試体に繰返し載荷で被り圧の2倍の応力(25MPa)を人工的に記憶させ、繰り返し載荷から1,5,10,20,53日経過後にAE法により先行応力を推定した。その結果、いずれの場合においても先行応力値の2.5%程度の誤差範囲内で比較的精度良く測定された。したがって、土岐花崗岩においては、先行応力を与えてから53日後まではカイザー効果が時間に依存しないことがわかった。

報告書

応力解放法による坑道周辺の岩盤二次応力測定

板本 昌治*; 田仲 正弘*; 丹野 剛男*

PNC TJ7592 98-001, 166 Pages, 1998/03

PNC-TJ7592-98-001.pdf:8.43MB

地下に空洞を施工した場合、空洞周辺の岩盤に種々の影響が生じることは良く知られており、中でも岩盤のひずみや応力場に与える影響は、空洞の設計・施工を行う上で重要かつ不可欠な問題である。動力炉・核燃料開発事業団では東濃鉱山北延NATM坑道において、坑道の機械掘削による影響評価試験の事前・事後調査の一環として、1994年に初期応力状態を、翌1995年$$sim$$1996年に掘削前・中・後の連続したひずみ挙動や応力変化および二次応力の測定・解析を応力解放法(電中研式8成分ひずみ計埋設法)により実施した。しかしながら、1996年の掘削直後のオーバーコアリング供試体において実施したひずみ感度試験で特異なひずみ挙動が確認され、その原因として掘削の衝撃によるマイクロクラックの発生等が考えられた。そこで今年度は掘削衝撃のない状態で坑道近傍における二次応力状態を応力解放法により測定・解析を行った。この報告書はその測定結果をまとめると共に、既往結果との比較により二次応力の値、解析方法の妥当性を検証し、軟岩地山における応力解析法の測定手法の適用性について評価したものである。測定の結果、二次応力は掘削坑道壁からの距離ごとに示すと、0.5m地点: $$sigma$$X=-2.47, $$sigma$$Y=-2.33, $$sigma$$Z=-3.70, $$tau$$YZ=-0.18, $$tau$$ZX=0.26。1.0m地点: $$sigma$$X=-2.32, $$sigma$$Y=-2.15, $$sigma$$Z=-3.28, $$tau$$YZ=-0.12, $$tau$$ZX=0.14。1.5m地点: $$sigma$$X=-2.95, $$sigma$$Y=-2.58, $$sigma$$Z=-3.37, $$tau$$YZ=-0.06, $$tau$$ZX=0.33となった。また、測定条件により精度に差が生じるものの、軟岩地山における応力解放法による計測手法は充分適用できるものと判断された。

報告書

坑道掘削に伴う岩盤のひずみ測定および岩盤の応力測定

板本 昌治*; 本間 誠*; 田仲 正弘*

PNC TJ7592 96-001, 164 Pages, 1996/03

PNC-TJ7592-96-001.pdf:9.73MB

地下空洞を掘削する際に、周辺の岩盤に対して様々な影響が発生することは良く知られているが中でもひずみや応力場への影響を知ることは地下空洞の設計・施工の上で重要な事柄である。今回、東濃鉱山北延NATM坑道において埋設型8成分ひずみ計(以下ひずみ計と言う)を用い(財)電力中央研究所方式応力解放法(ひずみ計埋設法)により坑道掘削に伴って発生する、周辺岩盤のひずみ変化の計測を実施した。測定は、既設(1993年度実施)ボーリング孔底より小孔径($$Phi$$46mm)ボーリングを実施し、ひずみ計を孔内に埋設した後、坑道を掘削しそれに伴う岩盤ひずみ変化を測定し、三次元応力解析により、ひずみ値を応力値に換算した。ひずみ計は、掘削した坑道壁面からの距離50,100、150cmの3測点(壁面から近い順番に測定番号MS-1-2、MS-2-2、MS-3-2)で埋設し、掘削による応力再配分の現象の把握を試みた。この報告書はそれらの方法、結果について述べたものである。測定の結果、いずれの測点でも鉛直方向(掘削坑道円周方向)における圧縮応力が発生し、壁面に最も近い箇所で最大1.7MPaの圧縮応力の変化認められた。ボーリング軸方向(掘削坑道半径方向)では、壁面から50cmの箇所で0.4MPaの引張応力を測定したが、150cmの箇所では0.1MPa程の圧縮応力の変化を捉えた。坑道軸方向ではいずれの測点でも、圧縮応力の変化が認められ、その大きさは0.2$$sim$$0.4MPaであった。

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