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大林 寛生; 田坂 裕司*; 今 誓志*; 武田 靖*
Flow Measurement and Instrumentation, 19(3-4), p.189 - 195, 2008/06
被引用回数:13 パーセンタイル:50.68(Engineering, Mechanical)本論文は流体中の多次元速度ベクトル計測を実現する新たな計測技術を提案するものである。計測システムとしては、複数の超音波トランスデューサを用いた超音波流速分布測定法を採用した。計測時における流路壁面の影響を考慮するため、2次元波動方程式を解くことにより超音波ビームの焦点位置を予測し、システムの最適化を実施した。最適化されたシステムにより円柱後方流れ(非定常流のサンプル)の2次元速度ベクトル計測を実施した結果、実流動場中の2次元速度ベクトル分布計測に成功した。速度ベクトルの時間変動及び渦度分布は、速度変動と円柱後方に発生するウェイクの縦方向の変動を詳細に捉えるものであることがわかった。
田坂 裕司*; 武田 靖*; 大林 寛生; 柳澤 孝寿*
超音波Techno, 18(6), p.70 - 74, 2006/11
液体金属は不透明であるため、光学的な流速計測手法は使用できない。また、熱拡散が早いことから熱膜プローブ法などの古典的な計測法も使用できない。これに対し、著者らは液体の透明性を問わず、瞬時速度分布の計測を可能とする超音波流速分布計(Ultrasonic Velocity Profiler: UVP)による液体金属の流動計測に取り組んでいる。本解説記事では、さまざまな液体金属の流動計測結果について簡単な説明を行う。
大林 寛生; 田坂 裕司*; 武田 靖*
可視化情報学会誌, 26(103), p.252 - 257, 2006/10
過去、液体金属の流動に関する研究は物理的な立場からのものが大半であったが、近年では工業分野での利用の増加に伴い、プラントなどの現場における計測の需要が急速に高まってきている。超音波流速分布計(UVP)は超音波を利用して流体中の速度場を知る手法であり、実験計測の現場における要求に十分に応え得る手法であると考える。本記事では、液体金属流動計測に本手法を適用した幾つかの例を示すとともに、今後の超音波計測技術の可能性を示した。