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佐野 雄二*; 秋田 貢一; 竹田 和也*; 角谷 利恵*; 田澤 俊幸*; 齋藤 利之*; 楢崎 千尋*
International Journal of Structural Integrity, 2(1), p.42 - 50, 2011/01
本研究の目的は、レーザーピーニングによって圧縮残留応力を導入した高強度アルミ合金A2024-T3,低炭素オーステナイトステンレス鋼SUS316L及びニッケル基合金Alloy600における残留応力の外部負荷による挙動を調査した。表面残留応力は、繰り返し単軸負荷を適宜中断してX線回折によって測定した。レーザーピーニング誘起残留応力は、応力比0.1で最大応力が0.2パーセント耐力を越える場合に、負荷の第一サイクル目で大きく緩和した。応力比-1の場合の主な残留応力緩和は、負荷第一サイクルの圧縮荷重が負荷された際に生じた。本研究の実験条件では、最大負荷応力が降伏点を越えてもなお表面では圧縮残留応力が維持されていた。