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須崎 武則; 桜井 淳; 片倉 純一; 小橋 昭夫*; 石谷 和己*
PHYSOR 96: Int. Conf. on the Physics of Reactors, 4, p.L130 - L136, 1996/00
核燃料施設の未臨界監視法として、新たに、核分裂にともなう即発線を主とする高エネルギー線に着目する方法を提案した。未臨界度としては、従来の直接測定不可能なKとは別に、実際の中性子源付き体系での中性子バランスに基づく量を定義した。TCAにおいて、深い未臨界から近臨界までの炉心に対してこの手法を適用した結果、実験値とモンテカルロ法による計算値がファクター2の範囲で一致することが確かめられた。この手法では、透過性の高い高エネルギー線を計測するため、測定対象の燃料条件等への依存性が小さく、現場での監視法として適当であると考えられる。
石谷 和己; 柴田 雅博; 江橋 健; 若杉 圭一郎; 牧野 仁史; 蛯名 貴憲*
no journal, ,
我が国では使用済燃料として多様な炉型・燃料タイプ・燃焼度・冷却期間の燃料が発生しており、直接処分研究では、これらの多様性を発生量及び特徴を踏まえて類型化し、設計・性能評価に用いるモデルインベントリを設定する必要がある。そのため、前提となる使用済燃料の発生量についてのモデル計算による推計を試みるとともに、モデルインベントリの設定に向けての特徴の把握と類型化の観点を整理した。