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論文

Quasifree neutron knockout reaction reveals a small $$s$$-Orbital component in the Borromean nucleus $$^{17}$$B

Yang, Z. H.*; 久保田 悠樹*; Corsi, A.*; 吉田 数貴; Sun, X.-X.*; Li, J. G.*; 木村 真明*; Michel, N.*; 緒方 一介*; Yuan, C. X.*; et al.

Physical Review Letters, 126(8), p.082501_1 - 082501_8, 2021/02

AA2020-0819.pdf:1.29MB

 被引用回数:43 パーセンタイル:96.7(Physics, Multidisciplinary)

ボロミアン核であり中性子ハロー構造が期待される$$^{17}$$Bに対する($$p$$,$$pn$$)反応実験を行った。断面積の運動量分布を分析することで、$$1s_{1/2}$$$$0d_{5/2}$$軌道の分光学的因子を決定した。驚くべきことに、$$1s_{1/2}$$の分光学的因子は9(2)%と小さいことが明らかになった。この結果は、連続状態を含むdeformed relativistic Hartree-Bogoliubov理論によってよく説明された。本研究の結果によると、現在知られているハロー構造を持つとされる原子核の中で$$^{17}$$Bは$$s$$および$$p$$軌道の成分が最も小さく、$$s$$または$$p$$軌道成分が支配的であることが必ずしもハロー構造の前提条件ではない可能性を示唆している。

論文

Shell structure of the neutron-rich isotopes $$^{69,71,73}$$Co

Lokotko, T.*; Leblond, S.*; Lee, J.*; Doornenbal, P.*; Obertelli, A.*; Poves, A.*; Nowacki, F.*; 緒方 一介*; 吉田 数貴; Authelet, G.*; et al.

Physical Review C, 101(3), p.034314_1 - 034314_7, 2020/03

 被引用回数:10 パーセンタイル:69.78(Physics, Nuclear)

中性子過剰核である$$^{69,71,73}$$Coに対する($$p,2p$$)ノックアウト反応が理化学研究所RIBFで測定された。$$gamma-gamma$$ coincidenceの方法で準位構造が決定され、測定された包括的断面積および排他的断面積から暫定的ではあるがスピン・パリティが決定された。殻模型計算との比較により、$$^{69,71,73}$$Coの低励起状態には球形核と変形核が共存することが示唆された。

論文

Identified charged hadron production in $$p + p$$ collisions at $$sqrt{s}$$ = 200 and 62.4 GeV

Adare, A.*; Afanasiev, S.*; Aidala, C.*; Ajitanand, N. N.*; 秋葉 康之*; Al-Bataineh, H.*; Alexander, J.*; 青木 和也*; Aphecetche, L.*; Armendariz, R.*; et al.

Physical Review C, 83(6), p.064903_1 - 064903_29, 2011/06

 被引用回数:184 パーセンタイル:99.44(Physics, Nuclear)

200GeVと62.4GeVでの陽子陽子の中心衝突からの$$pi, K, p$$の横運動量分布及び収量をRHICのPHENIX実験によって測定した。それぞれエネルギーでの逆スロープパラメーター、平均横運動量及び単位rapidityあたりの収量を求め、異なるエネルギーでの他の測定結果と比較する。また$$m_T$$$$x_T$$スケーリングのようなスケーリングについて示して陽子陽子衝突における粒子生成メカニズムについて議論する。さらに測定したスペクトルを二次の摂動QCDの計算と比較する。

論文

Azimuthal correlations of electrons from heavy-flavor decay with hadrons in $$p+p$$ and Au+Au collisions at $$sqrt{s_{NN}}$$ = 200 GeV

Adare, A.*; Afanasiev, S.*; Aidala, C.*; Ajitanand, N. N.*; 秋葉 康之*; Al-Bataineh, H.*; Alexander, J.*; 青木 和也*; Aphecetche, L.*; Aramaki, Y.*; et al.

Physical Review C, 83(4), p.044912_1 - 044912_16, 2011/04

 被引用回数:8 パーセンタイル:49.7(Physics, Nuclear)

重いフレーバーのメソンの崩壊からの電子の測定は、このメソンの収量が金金衝突では陽子陽子に比べて抑制されていることを示している。われわれはこの研究をさらに進めて二つの粒子の相関、つまり重いフレーバーメソンの崩壊からの電子と、もう一つの重いフレーバーメソンあるいはジェットの破片からの荷電ハドロン、の相関を調べた。この測定は重いクォークとクォークグルオン物質の相互作用についてのより詳しい情報を与えるものである。われわれは特に金金衝突では陽子陽子に比べて反対側のジェットの形と収量が変化していることを見いだした。

論文

Effect of minor alloying elements on hot-workability of Ni-Cr-W superalloys

辻 宏和; 清水 哲也*; 磯部 晋*; 中島 甫

Journal of Nuclear Science and Technology, 31(2), p.122 - 129, 1994/02

 被引用回数:3 パーセンタイル:35.79(Nuclear Science & Technology)

将来の,原子炉出口冷却材温度1000$$^{circ}$$C級の高温ガス炉の開発に備えて、その高温構造用部材としてNi-Cr-W系の新合金の開発に取り組んできた。その第1段階では、Ni-Cr-W組成比の最適値がNi-18~19mass%Cr-20~22mass%Wであることを見出した。この最適なNi-Cr-W組成比を有する合金の熱間加工性に及ぼすSi,Mn,Y,B,Ti等の微量添加の影響を系統的に調べるために、21種類のNi-18~19mass%Cr-20~22mass%W合金を供試材料として、グリーブル試験を行った。Si及びMnの添加は、熱間加工性には非常に有害であった。Yの添加は、熱間加工性の向上に非常に有効であった。B及びTiの添加も、熱間加工性の向上に有効であった。C含有量の増加、Nbの添加、Feの添加はいずれもほとんど利点は無かった。また、重回帰分析によるNi-Cr-W系超耐熱合金の熱間加工性の予測が可能であった。

報告書

Ni-Cr-W系超耐熱合金の熱間加工性に及ぼす微量添加元素の影響

辻 宏和; 清水 哲也*; 磯部 晋*; 中島 甫

JAERI-M 91-116, 21 Pages, 1991/08

JAERI-M-91-116.pdf:0.83MB

原研では、将来の原子炉出口冷却材温度1000$$^{circ}$$C級の高温ガス炉の開発に備えて、その高温構造用部材としてNi-Cr-W系の新合金の開発に取組んできた。その第一段階においては、基本となるNi-Cr-W組成比の最適値がNi-18~19mass%Cr-20~22mass%Wであることを見出した。この新合金を実用化するためには、工業規模で安定した品質での供給が行える必要がある。こうした観点から、熱間加工性は重要な指標の一つと考えられる。そこで、この最適なNi-Cr-W組成比を有する合金の熱間加工性に及ぼすMn,Si,B,Y,Ti等の微量添加の影響を系統的に調べ、以下の結果を得た。(1)Mn及びSiの添加は、熱間加工性という観点からは非常に有害であった。(2)B,Y,Tiの添加は、熱間加工性の向上に有効であった。とりわけ、Yの添加効果が大きかった。(3)C量増加、Nb添加、Fe添加はいずれも熱間加工性という観点からはほとんど利点は無かった。

論文

Exploratory study on providing austenitic stainless steels designed for nuclear applications

中島 甫; 磯部 晋*; 渡辺 勝利; 近藤 達男

Computer Aided Innovation of New Materials, p.827 - 830, 1991/00

原子力用にクリープ強度とオーステナイト相の安定性を現用316鋼と比較して高めることをねらいとした合金設計法を体系化し、この合金設計法の妥当性を評価するために実施した合金試作と各種のスクリーニング試験の結果を述べる。提案合金はMoやWを添加してオーステナイト基地の固溶強化をはかると同時に、Cr/Ni比を低くしてオーステナイト相の安定化をねらったものである。高温強度と延性の均衡のとれた(オーステナイト+M$$_{23}$$Co+TiC)相からなる合金と、顕著な高温強度の改善が可能な(オーステナイト+Fe$$_{3}$$Mo$$_{2}$$+TiC)相からなる2種類の合金系が有望なことを明らかとした。

報告書

新電極材料の開発,1; 昭和58年度

福井 彰一*; 磯部 晋*; 岡部 道生*

PNC TJ199 84-15VOL1, 15 Pages, 1984/03

PNC-TJ199-84-15VOL1.pdf:0.43MB

高レベル放射性廃棄物のガラス固化処理において、ガラス溶融炉の電極は重要な部品であり、長寿命の材料が要求されている。本研究の目的は現用のインコネル690よりもすぐれた新合金を開発することにある。今年度は、高温材料の融点と溶融ガラスに対する耐食性に関する文献調査に基づき有望と思われるオーステナイト組織のNi-Cr-Fe-X合金を溶製し、それらについて予備試験を行った。これらの合金を示差熱分析した結果、Feの含有料が多いほど、溶融開始温度が高くなることが確認された。耐食性は模擬ガラス静止浴中の浸食深さで評価した。これによれば、耐食性は合金のCr含有量に依存し30at%以上になれば飽和することが判明した。本実験においては、添加元素Xの効果が明確に表われなかった。すなわちwを6at%まで添加しても融点の上昇および耐食性の改善は認められない。また35at%Ni-25at%Cr-Fe合金にY,Zr,Hf,LaまたはTiを添加したが予想に反して耐食性は向上しない。本研究の中で、インコネル690と同等以上の耐食性を有し、しかもそれより融点の高い合金を見い出した。

論文

Mechanical and metallurgical characteristics of iron-base austenitic alloys designed for LMFBR cladding

近藤 達男; 中島 甫; 磯部 晋*; 渡辺 勝利; 石田 泰一*; 岡田 健*

Proc.of Int.Conf.on Irradiation Behaviour of Metallic Materials for Fast Reactor Core Components, 6 Pages, 1979/00

高速炉の燃料被覆材用にとくにクリープ強度と相安定性を高めることをねらいとして、現用SUS316鋼と比べてNi,MoおよびWを高め、Crを低減した固溶強化型鉄基合金の合金設計手法を開発した。この合金設計法により試作した合金の引張試験、クリープ試験等を実施した結果、試作合金群は現用316鋼と比較して優れた性能を有しているばかりでなく、合金設計法による予想特性よりもさらにすぐれていることがわかった。試作合金のクリープ強度の予測特性と実験結果とのずれは主として合金の相安定性を高めたことにより起因しているものと考えられるので、「相安定性」のクリープ強度への寄与分を実験式として求め補正することによりさらに精度良く合金のクリープ強度を予測出来る見通しを得るとともに本合金設計法の妥当性が示唆された。

論文

VHTR近似He中におけるNiーCr二元合金の腐食

磯部 晋*; 近藤 達男

耐熱金属材料第123委員会研究報告, 20(1), p.93 - 102, 1979/00

純度の高い0~35at%Cr-Ni二元合金について、1000$$^{circ}$$CのVHTR近似He中で、1000hrまでの腐食試験を行い、耐食柱におよぼすCrの効果を検討して次のような知見を得た。(1)合金の重量増加はCr含有量が高いものほど大きく、重量変化の放射線速度定数は、Cr含有量が高くなるにつれて、指数関数的に増大する。(2)腐食生成物の主体はCr$$_{2}$$O$$_{3}$$であるが、合金のCr含有量が高くなるにつれて、その形態は平板状から片状、さらには針状に変り、内部保護性が小さくなる。(3)高Cr合金ほど酸化速度が大きくなるのは、合金のCr含有量が高くなるにしたがって、Cr$$_{2}$$O$$_{3}$$中のCrの拡散速度が増大し、Crの蒸発も起こるためであると考えられる。以上のべたように、強酸化性雰囲気中では耐熱合金に耐食性を付与するCrも、単独ではVHTR-He中における酸化の進行を抑制する作用を示さない。

論文

LMFBRのためのオーステナイト鋼の最適化,2; 試作合金の評価

中島 甫; 磯部 晋*; 渡辺 勝利; 近藤 達男

耐熱金属材料第123委員会研究報告, 20(2), p.195 - 211, 1979/00

高速炉の燃料被覆材に対する要求性能は実証炉の設計が具体化するにつれて一段と厳しくなる傾向にある。とくに現用SUS316鋼または高速炉用に微量成分を調整した改良316鋼を使用する場合は,製品の不可避的なばらつきを考えると、(1)クリープ強度(2)耐スウェリング性の面で性能の余裕度が不足している可能性がある。さらに316鋼などのオーステナイト系ステンレス鋼では高速炉の炉心温度域で試用期間中に,炭化物や$$alpha$$相の解出のような固相反応が進行することを避けることはできない。こうした変化を考えに入れると、(1)クリープ強度(2)耐スウェリング性(3)ヘリウム脆化抵抗性は実際の使用条件下では,溶体化処理あるいは短時間事項した材料で得た試験結果よりもさらに低くなると見えなければならない。したがって上記諸性能をバランスよく兼ね備えた,より安定な新材料の出現が望まれている。

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