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神山 弘章; 立川 圓造; 近藤 達男; 黒沢 辰雄*
日本原子力学会誌, 17(12), p.629 - 638, 1975/12
原子炉冷却水の炉化学(解説)の第1章として、初めに、種々放射線による一次分解生成物について述べたあと冷却水のうける-,速中性子-線量について述べる。最後に分解量におよぼす種々の効果(水の沸騰,添加物炉出力)について簡単に解説する。
団野 晧文; 土橋 源一; 神山 弘章
JAERI 1040, 32 Pages, 1963/01
ポリフェニルは有機減速材として最も有望な材料であるが、熱伝達上の妨害となる重合生成物の生成機構に関してはまだほとんど報告がない。本研究ではポリフェニルの最も簡単な化合物であるビフェニルの線による重合生成物の値を測定した。重合生成物の定量にはビフェニルの標識化合物と液体クロマトグラフィーを用いた逆同位体希釈法を応用した。ターフェニル,コーターフェニルの各種異性体の値よりビフェニルの線による放射線分解の機構を研究した。
団野 晧文; 土橋 源一; 神山 弘章
コールタール, 12(12), p.677 - 681, 1960/00
原子力技術の発展に伴ない炉材料として各種の有機物が使われているが、その中でも原子炉本体の重要な部分を占める減速材あるいは冷却材としてある種の有機化合物が使用されている。減速材はウランの核分裂反応を連鎖的に起させるために、核分裂の際に生じた高速中性子を熱中性子(0.025ev 程度の運動エネルギーをもつ中性子)にまで減衰させる役目をするもので、普通ウラン燃料の周囲をとりまいて居り、そのため強い放射線の照射をうける。一般には軽水、重水、黒鉛等が使用されている。冷却材は核分裂によって炉内に発生した熱を外部にとり出すもので、研究用原子炉では単なる冷却のみが目的であるが動力炉ではこれを熱媒体としてタービンを廻転させる蒸気を発生させるために多量の熱エネルギーを炉外に取り出す目的で用いられる。通常軽水、炭酸ガス、金属ナトリウム等が用いられる。有機物は一般に無機物に比較して熱や放射線に対する抵抗性が小さいが、このような材料を用いると従来の型の原子炉よりもすぐれた長所があるのでこゝ数年来特にこの種の原子炉が注目されるようになった。
神山 弘章; 森川 尚威*; 右田 俊彦*; 伊藤 良一*; 土橋 源一
Radioisotopes, 9(2), p.112 - 116, 1960/00
有機減速材として最近ビフェニル、ターフェニルなどの物質が用いられているが、筆者らはビフェニルの放射線分解機構の研究に用いる目的でビフェニル-(フェニル-C)を合成した。ビフェニルの合成法にはベンゼンの熱分解、ウルマン反応、グリニャール試薬とハロゲン化ベンゼンの反応、フルオルベルゼンとフェニルリチウムとの反応などがあるが収量のよいこと、合成のしやすいことなどの点を考慮してつぎの合成法を採用した。各段階はあらかじめ無標識化合物で同一規模の予備実験を行って反応条件、収率、純度などを確かめたのち本合成を行なった。