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熊倉 稔; 玉田 正男; 笠井 昇; 嘉悦 勲*; 神野 節子*
Biotechnology and Bioengineering, 33, p.1358 - 1362, 1989/00
被引用回数:13 パーセンタイル:50.99(Biotechnology & Applied Microbiology)セルラーゼ生産活性の高いトリコデルマ菌体の新しい固定化法を研究した。固定化用の担体はセルロース繊維織布の表面をビニルモノマーの放射線重合によりコーティングし使用した。固定化は菌体と担体との接触による吸着方式によるもので、菌体を含む培養液に固定化担体を一定量添加することにより容易に吸着固定化された。固定化菌体からの酸素産生活性は培養液のロ紙分解活性を測定することにより求めた。酵素産生活性はコーティングするモノマーの種類、モノマーのコーティング量、担体の添加量、担体の形状などによって著しく影響をうけることがわかった活性値は疎水性モノマーを使用し、低温度コーティングすることにより菌体の増殖性も増大し、同時に活性値も増大することが明らかになった。
熊倉 稔; 神野 節子*; 西沢 一俊*
Canadian Journal of Microbiology, 35, p.968 - 971, 1989/00
被引用回数:9 パーセンタイル:36.37(Biochemistry & Molecular Biology)新しいセルラーゼ産生菌としてトリコデルマ系菌体を分離するとともに、その性質および固定化について研究した。本菌体は従来のトリコデルマ菌に比較して菌体増殖性が著しく大きいことまた胞子の形成能も良好であった。この菌体の固定化は繊維質材に種々のポリマーを表面層に形成させ、そのポリマーの上部への菌体接着性について調べた結果、ポリマーの分子構造によって菌体の接着および菌体からの酵素産生能が変わることがわかった。ポリマーの主鎖にオキシエチレン単位の数が少ない方が菌体固定化における菌体増殖性も著しく、酵素産生活性も高い結果となり、疎水性のポリマーが適していることがわかった。この菌体増殖量は菌体乾燥重量法によって測定し、酵素産生活性と比例した。