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近藤 恭弘; 秋川 藤志; 穴見 昌三*; 浅野 博之*; 福井 佑治*; 五十嵐 前衛*; 池上 清*; 池上 雅紀*; 伊藤 崇; 川村 真人*; et al.
Proceedings of 1st Annual Meeting of Particle Accelerator Society of Japan and 29th Linear Accelerator Meeting in Japan, p.156 - 158, 2004/08
現在KEKにおいて、J-PARCリニアックのDTL1のビームコミッショニングが行われている。ピーク電流30mA,パルス幅20micro-sec,繰り返し12.5HzのビームをDTL1から透過率100%で引出し、設計値通りの19.7MeVに加速されていることを確認した。本発表では、DTL1のビームコミッショニングで現在までに得られている結果を発表する。
川野 真治*; 盛合 敦; 大友 昭敏; 福井 進*; 小野寺 昭史*; 網田 富士嗣*; 片野 進
Physica B; Condensed Matter, 241-243, p.145 - 147, 1998/00
高圧(1GPa)、強磁場(5T)、そして低温(1.5K)を同時に発生させる新しいシステムを中性子散乱実験のために開発した。ここではその設計の詳細と性能検査の結果を示す。
川野 真治*; 盛合 敦; 大友 昭敏; 小野寺 昭史*; 網田 富士嗣*; 福井 進*; 片野 進; 繁岡 透*
Physica B; Condensed Matter, 241-243, p.657 - 659, 1998/00
被引用回数:3 パーセンタイル:27.1(Physics, Condensed Matter)TbNiSiの磁場誘起の磁気相転移に対して、中性子回折実験を、1.7Kの温度で、圧力0.7GPaまでで行った。圧力が零の状態では、4つの中間状態が、単純な反強磁性と完全な強磁性の間で見つかった。0.7GPaの圧力のもとでは、反位相型の変調をともなった2つの磁場誘起相の存在が、4Tの磁場のもとで新たに見い出された。これらは3.3Tまでの磁場では観測されず、圧力零の磁気構造が保持される。
川野 眞治*; 盛合 敦; 大友 昭敏; 福井 進*; 小野寺 昭史*; 網田 富士嗣*; 片野 進
Physica B; Condensed Matter, 241-243, p.145 - 147, 1998/00
被引用回数:1 パーセンタイル:11.82(Physics, Condensed Matter)三つの極限条件である、高圧力、高磁場、低温を、同時に実験試料に負荷しながら中性子散乱実験ができる、多重極限条件発生装置を開発した。この装置は、2.5GPaまで実験試料を加圧できるように設計した非磁性材クランプ型の高圧セル、0Teslaから5Teslaの縦磁場を発生するスプリット型超伝導マグネット、実験試料温度を1.7Kから200Kの範囲で変えることができる温度可変内筒クライオ、そしてこれらを格納する液体Heクライオスタットから成る。また、超伝導マグネットの形状は、偏極中性子散乱実験ができるように上下非対称とした。本装置の概要と、これまでJRR-3Mと京大炉で行った特性試験の結果について報告する。