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畑中 耕一郎; 茂田 直孝; 福島 龍朗
Proceedings of 2008 International High-Level Radioactive Waste Management Conference (IHLRWM 2008) (CD-ROM), p.101 - 108, 2008/09
幌延深地層研究計画における地上からの調査研究段階(第1段階)は、2001年3月に始まり、2005年度に修了した。第1段階の調査研究においては、地質環境統合化と繰り返しアプローチの考え方を導入し、幌延における研究所設置地区及びその周辺の地質環境の特性評価を行うとともに、それらの適用性を確認した。第1段階の成果については、2006年度に取りまとめ、2007年3月に公表した。本報告では、幌延深地層研究計画の第1段階で適用したステップワイズな調査研究における地質環境統合化手法と繰り返しアプローチの考え方と適用性について議論するとともに、その成果について取りまとめた。
畑中 耕一郎; 森岡 宏之*; 福島 龍朗
Proceedings of 2008 International High-Level Radioactive Waste Management Conference (IHLRWM 2008) (CD-ROM), p.250 - 257, 2008/09
幌延深地層研究計画における地上からの調査研究において実施した地下施設の設計と建設計画の策定、及びそれらに基づく坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階(第2段階)における地下施設建設の現状について報告する。
太田 久仁雄; 阿部 寛信; 山口 雄大; 國丸 貴紀; 石井 英一; 操上 広志; 戸村 豪治; 柴野 一則; 濱 克宏; 松井 裕哉; et al.
JAEA-Research 2007-044, 434 Pages, 2007/03
幌延深地層研究計画は、北海道幌延町で進めている堆積岩を対象とした深地層の研究施設であり、第1段階「地上からの調査研究段階」,第2段階「坑道掘削時の調査研究段階」,第3段階「地下施設での調査研究段階」の3段階で20年程度かけて進めているプロジェクトである。本計画では、「深地層の科学的研究」と「地層処分研究開発」の二つの分野の研究開発を進めている。本報告書は、深地層の科学的研究について、第1段階における調査研究の成果を取りまとめたものである。本報告書では、「研究所設置場所の選定プロセス」,「研究所設置地区及びその周辺における調査研究」,「深地層における工学技術の基礎の開発」、及び「地下施設建設に伴う周辺環境への影響調査」に関する具体的な調査内容と結果を示し、第1段階における調査研究の目標に対する達成度を評価するとともに、今後の課題を明らかにした。また、本報告書でまとめた成果は、地層処分技術の知識基盤として整備されるばかりでなく、処分事業と安全規制の両面を支える技術基盤の強化を図っていくうえで、有効に活用されるものである。
石井 英一; 福島 龍朗
応用地質, 47(5), p.280 - 291, 2006/12
岩盤中には地下水の流れや物質移動に大きな影響を及ぼす割れ目がしばしば存在することから、地質構造モデルを構築する際には、これらの割れ目を十分に考慮する必要がある。そこで本研究では、水みちの可能性のある断層の調査手法の開発の一環として、新第三紀珪質岩中に分布する断層の地質学的特徴と形成過程を露頭観察・ボーリングコア観察・孔壁観察の結果から検討し、その検討結果に基づいて、断層の水理特性の評価や水理学的に重要と思われる断層を考慮した地質構造概念モデルの構築を試みた。その結果、褶曲構造が発達する新第三紀珪質岩中の充填鉱物や熱水変質の認められない断層について、(1)分類を行う際には、断層方向の褶曲軸並びに層理面との関係,変位センス、及び変位量への着目,(2)形成過程を検討する際には、断層同士の切り切られの関係の観察,褶曲運動との関係の検討、及び小断層解析による断層運動時の応力場の推定,(3)水理特性を検討する際には、地表付近における断層沿いの酸化状況,断層の分布密度,断層の形成過程、及び断層の方向と応力場との関係の検討が効果的であった。
瀬谷 正巳; 畑中 耕一郎; 福島 龍朗
佐藤工業技術研究所報, (31), p.49 - 56, 2006/11
原子力エネルギーは有効なエネルギー源であるが、高レベル放射性廃棄物の処理・処分という問題がある。我が国では高レベル放射性廃棄物は地層処分される予定であり、日本原子力研究開発機構(以下、「原子力機構」という)を中核として地層処分技術の信頼性向上を目的とした研究開発が進められている。幌延深地層研究計画は原子力機構が進めている地層処分にかかわる深地層の研究施設計画の一つであり、北海道幌延町に分布する堆積岩を調査・研究の対象としている。本報告は、幌延深地層研究計画の概要及び現状について紹介する。
瀬谷 正巳; 森岡 宏之; 福島 龍朗
佐藤工業技術研究所報, (31), p.57 - 62, 2006/11
日本原子力研究開発機構の幌延深地層研究センターでは、高レベル放射性廃棄物の地層処分のための研究施設として深度約500mの立坑及び水平坑道から成る大深度地下施設を建設中である。本報告では、その施工計画の概要と施工計画の中で特に環境対策として排水処理,掘削土(ズリ)処理について、そして安全にかかわる項目として防災対策,情報化施工について紹介する。
山崎 眞一; 福島 龍朗; 青木 和弘
Proceedings of 2nd International Meeting on Clays in Natural and Engineered Barriers for Radioactive Waste Confinement, p.59 - 60, 2005/03
海洋島玄武岩との地球化学的近似性から北西九州玄武岩類は深部マントルからのマントルプルームによって生じたと考えられている。しかし、この仮説は未分化北西九州玄武岩の主成分元素および適格微量元素組成からは指示されない。Mg-Fe-Ni組成はMgOを10-6wt.%含む北西九州玄武岩が未分化マグマであることを示している。また、ノルムquartz-olivine-Jd+CaTs 組成は未分化北西九州玄武岩マグマが1GPaで生じたことを示している。ペリドタイトの部分溶融実験によれば、MgO=10-6 wt.%の部分溶融液のこの圧力での温度は1200-1270 である。得られた、発生条件はMORBおよび沈み込み帯玄武岩と同様であり、北西九州玄武岩が比較的浅いマントル対流によって生じたことを示している。
山崎 眞一; 松井 裕哉; 濱 克宏; 森岡 宏之; 畑中 耕一郎; 福島 龍朗; 瀬谷 正巳
JNC TN5400 2004-005, 181 Pages, 2004/12
本報告は、深地層の研究施設計画に関する国際会議/第2部幌延深地層研究計画国際ワークショップの開催記録として、講演要旨や当日のプレゼンテーション資料等を取りまとめたものである。
山崎 眞一; 松井 裕哉; 濱 克宏; 森岡 宏之; 畑中 耕一郎; 福島 龍朗
JNC TN5400 2004-004, 41 Pages, 2004/10
None
津久井 朗太*; 新里 忠史; 青木 和弘; 福島 龍朗; not registered
International workshop on "Active Monitoring in the Solid Earth Geophysics", 0 Pages, 2004/07
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津久井 朗太; 新里 忠史; 青木 和弘; 福島 龍朗
Proceedings of 1st International Workshop on Active Monitoring in the Solid Earth Geophysics (IWAM 2004), 0 Pages, 2004/07
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福島 龍朗
JNC TN7440 2002-003, 40 Pages, 2002/06
東濃地科学センターでは,高レベル放射性廃棄物を安全に処分するための地層処分技術に関する研究のうち,国の計画に示された深地層の科学的研究(地層科学研究)の一環として「地質環境の長期安定性に関する研究」を進めている。「地質環境の長期安定性に関する研究」では,地層処分システムに影響を及ぼす可能性が想定される地震・断層,火山活動,隆起・侵食,気候・海水準変動等の自然現象を対象に,現象の特徴(過去から現在までの活動履歴からの規則性や変動の規模等)を明らかにするとともに,それらが地質環境に及ぼす影響(地下水流動,水質,岩盤力学等への影響)を解明するための調査・研究を進めている。具体的には,「地層処分研究開発第2次取りまとめ」において示された「長期的に安定とみなせる地質環境が我が国においても存在する」という一般的な見通しをより具体的,実証的に評価するため,主に将来の自然現象を予測するための予測モデルの開発,現地におけるデータを取得するための体系化された調査技術のほか,安全評価に必要な科学的なデータの蓄積等を中心とした研究開発を進めている。本報告は,「地質環境の長期安定性に関する研究平成13年度計画書」(サイクル機構,2002)等に基づき,平成13年度に実施した調査・研究の実施内容およびその成果を取りまとめたものである。
落合 洋治; 福島 龍朗; 沖田 正俊; 茂田 直孝; 花木 達美; 高橋 修; 中野 勝志
PNC TN7440 97-003, 255 Pages, 1997/04
本報告書は、東濃地科学センター・技術開発課が平成8年度に実施した研究開発の業務成果を取りまとめたものである。当年度は鉱床解析評価班が資源解析評価班として名称を改め技術開発課に加わり、資源情報調査・ポテンシャル解析・鉱床評価等の業務についても実施することになった。その他業務は前年度に引き続き実施した。これらのほか、平成7年12月8日のもんじゅ事故を契機として、施設の安全管理が最重要視され、東濃鉱山においては、経年変化対応として調査立坑巻揚機更新工事、総合管理棟の新築工事、沈殿池回り整備工事等を行い鉱山施設の整備を図った。
小山 和俊*; 福島 龍朗
PNC TN1420 93-005, 89 Pages, 1992/12
第17回NEAウラングループ会議(1992年9月2728日,於ハノーバー)に出席後,ウラングループが主催した旧東ドイツのWISMUT鉱山見学に参加した。今回の見学は3日間という短期日程であったが,旧東ドイツと旧ソ連の共同経営からドイツ政府に管理が移ったWISMUT社が浄化修復作業を行っている,ロンネブルグ地区(Ronneburg),アウエ地区(Aue),ケーニッヒシュタイン地区(Koenigstein)の3地区について,鉱山,製錬所,捨石堆積場,鉱滓沈澱池等の施設を見学することができた。ここでは今回の見学の際に配付された資料等を基にWISMUT社のこれまでの生産活動の概要,現在進めている浄化修復計画の概要を紹介すると共に実際に見学した鉱山施設の概況を報告する。なお,WISMUT鉱山における浄化修復作業の状況については,1992年5月動燃事業団の職員3名が上記3地区も含めて現地を訪問し,その調査結果を「旧東独WISMUT社ウラン鉱業汚染の浄化修復現地調査報告書」として詳しくまとめている。
福島 龍朗; 齊藤 宏
JNC TJ7410 2001-005, 122 Pages, 1988/03
本契約業務は細倉鉱山北西部の追分地区に分布する石英安山質凝灰岩・熔岩,安山岩等の分布を把握して,それらの賦存する位置・深度での環境条件・物性が天然バリアの持つべき特性として適しているか否かを評価し,その結果をグリーンタフの天然バリアとしての特性評価の一助とするとともに,調査・試験・評価方法の技術開発を行うことを目的として実施するものである。本年度は調査対象地域の既存文献調査・地質調査及び水質調査を実施し,その結果を整理・解析した。まず,調査対象地域の概要を行政区分・地形水系・アクセス等の観点で明らかにした。次に調査対象地域に関係する既存文献(鉱山所有資料・専門学会誌・通産省資料等)を調査して,地質・地質構造を把握した。一方,調査対象地域内の沢沿いに地質調査を実施し、既存文献調査結果を参考にして当該地域の地質平断面図を作成した。また,主要な沢の合流部14地点で水質(pH,Eh及び温度)・水質調査を行った。そのうちの2地点で岩石試料(凝灰岩類・泥岩),水試料を採取し,前者はX線回析・顕微鏡観察・全岩分析を,後者は主要溶存成分分析を実施した。それらの結果,調査対象地域の地質・地質構造及び水質が明らかとなった。また,それらの結果を受けて次年度以降において実施の望まれる試錐の位置等の推薦を行った。
國丸 貴紀; 福島 龍朗; 武田 精悦
no journal, ,
本報告では、研究所設置場所選定のための技術的要件の設定方法,既存情報を用いた調査,空中物理探査,地上物理探査,ボーリング調査などを実施し、幌延町全域から研究所設置場所を選定した過程を具体例で紹介する。
國丸 貴紀; 太田 久仁雄; 阿部 寛信; 山口 雄大; 石井 英一; 操上 広志; 戸村 豪治; 柴野 一則; 濱 克宏; 松井 裕哉; et al.
no journal, ,
幌延深地層研究計画は、原子力政策大綱に示された深地層の研究施設計画の一つであり、堆積岩を対象として、独立行政法人日本原子力研究開発機構が北海道幌延町で進めているプロジェクトである。この計画では、「深地層の科学的研究」と「地層処分研究開発」を、第1段階「地上からの調査研究段階」,第2段階「坑道掘削(地下施設建設)時の調査研究段階」,第3段階「地下施設での調査研究段階」の3段階で20年程度をかけて進める。第1段階における調査研究は、2001年3月に開始し、2006年3月までの約5年間に渡って実施してきた。本報告書は、第1段階における調査研究によって得られた成果を網羅的に取りまとめたものである。この取りまとめは、第1段階目標に対して、その達成度を評価するとともに、今後の課題を明らかにし、第2段階以降における調査研究の方向性を具体化するうえで重要な意味を持っている。
真田 祐幸; 花川 敏幸; 太田 久仁雄; 阿部 寛信; 山口 雄大; 國丸 貴紀; 石井 英一; 操上 広志; 戸村 豪治; 柴野 一則; et al.
no journal, ,
幌延深地層研究計画における地上からの調査研究段階(第1段階)における深地層の工学技術の基礎の開発では、地表からの調査により得られた地質環境情報,地下施設内で実施される調査試験計画,現状の施工技術を考慮して、坑道の仕様・レイアウトを検討し、地下施設の建設・供用時において地下深部で遭遇するさまざまな現象を考慮した坑道の安全確保,坑内環境の維持のために必要となる対策工,施工管理方法について検討し、地下施設の設計・施工計画を策定した。また、地下施設建設に伴う周辺地質環境への影響調査として、調査研究や研究所設置に伴う環境への影響を把握し、その影響を最小限にとどめることを目的として、研究所設置地区を対象とした造成工事着手前の環境調査を実施するとともに、地下施設の建設開始後の継続的なモニタリングを実施した。