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Kim, E.; 中村 尚司*; 上蓑 義明*; 伊藤 祥子*; 福村 明史*
Journal of Nuclear Science and Technology, 37(Suppl.1), p.811 - 815, 2000/03
高エネルギー加速器施設において、ターゲット、加速器機器の放射化量を評価することは、施設の設計や被ばく防護の観点から重要である。しかし、イオンビーム照射時の放射化量を評価するための実験データは極めて少ない。そこで、核子あたり290MeV及び400MeVのCイオン、400MeVのNeイオンを、厚さ3cm及び5cmの銅ターゲットに入射させ、核破砕反応により生成される放射性核種のターゲット中での分布を調べた。また、この結果を用いて、ビーム停止後の経過時間に対するターゲット周辺における線量当量率を評価した。以上の結果から、加速器保守時の作業者の外部被ばく評価に利用できる有用な知見を得た。
中村 尚司*; 山寺 亮*; 加瀬 健*; 福村 明史*; 柴田 誠一*; 藤原 一郎*
PNC TJ4601 88-001, 51 Pages, 1988/03
放射性廃棄物中の長寿命放射性核種である超ウラン元素やSUP90/Sr、SUP137/Csなどの核分裂生成物を短寿命または安定な核種に変換する消滅処理の基礎研究として、制動放射線を用いた光核反応による変換について研究した。電子ライナックからの20、30、60MeVの電子ビームを白金コンバータにあてて制動放射線を発生させ、それをSUP238/U及びSUP237/Npの試料に照射して光中性子反応(,n)及び光核分裂反応(,f)により生成された核種の質量分布を求め、その結果から核変換量を算出した。またSUP235/U、SUP239/Puに関しても予備実験を行った。また制動放射線を天然のSr(炭酸ストロンチウム)及びCs(炭酸セシウム)の厚い体系に照射し、光核反応により生成された核種の体系内での分布を求め、計算結果と比較した。この体系は実際の消滅処理においてターゲットとなる廃棄物の形状を模擬したものである。光核反応による消滅処理は巨大共鳴を利用するので、電子エネルギーが数10MeVと低くてよく経済性に優れている点から有望な方法と期待されており、本研究がその開発のための基礎データを提供するものと思われる。