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伊藤 久男; 桑原 保人*; 竹中 博士*
Tectonophysics, (378), p.209 - 222, 2004/01
茂住祐延断層断層を対象に2000年10月に行われた人工震源データについて3次元差分法による数値シミュレーションを行った。すでに茂住調査坑道に近いS1、S2震源について数値シミュレーションを行い、茂住祐延断層断層に伴う低速度体を見いだしたが、今回はそれをS3、S4へも拡張した。その結果、茂住調査坑道から北東に延びる低速度体は4km先のS3、S4までは延長せず、途中で終息していることがわかった。この結果、3次元数値シミュレーションが断層の連続性の把握に有効であることを立証した。
伊藤 久男; 桑原 保人*; 竹中 博士*
American Geophysical Union 2002 Fall Meeting, P. F990, 2002/12
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伊藤 久男; 桑原 保人*; 竹中 博士*
Earth Planets and Space, 54, p.1055 - 1058, 2002/00
被引用回数:8 パーセンタイル:23.84(Geosciences, Multidisciplinary)2000年10月24日に茂住祐延断層を対象に行った発破データについてシュミレーションを行った。発破はS1、S2、S3、S4の四ヵ所で行った。今回はS1、S2を対象とした。シュミレーションは3次元差分法によった。断層直上の発破点S1とそれから100m離れたS2の記録では大きな違いがあり、S1ではP波初動の後に顕著な波群がみられる。P head wave、P直達波、P波初動の後の波群の差を説明するモデルとして幅200m、断層内外のP波、S波速度の差が20%、40%を得た。今回、調査坑道内における稠密アレイによる観測と3次元差分法の有効性が確認された。
伊藤 久男; 桑原 保人*; 竹中 博士*
EOS Trans., 82(47), 0 Pages, 2001/00
断層帯の深部構造解析に有効な断層帯トラップ波の3次元数値解析シミュレーションのプログラムを開発した。プログラムは格子差分法を用いることにより、速度-応力図において、応力-歪関係を数値処理した。解析結果を検証するために、茂住-祐延断層において、断層帯中央と断層帯の外側の人工震源による実験を行った。数値解析結果は、茂住-祐延断層における人工地震実験の観測結果と良い一致を示し、このプログラムの有効性が確かめられた。