Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
打越 忠昭; 立花 光夫; 志賀 重範*; 竹之内 剛蔵*
火力原子力発電, 43(11), p.1427 - 1434, 1992/11
原研JPDRでは、将来の実用発電炉の廃止措置に備えて、解体に必要となる技術の開発とJPDR原子炉施設を解体する解体実地試験を進めている。解体実地試験では現在までに、炉内構造物、原子炉圧力容器の解体撤去を完了し、放射線しゃへい体の解体撤去を実施中である。このうち原子炉圧力容器胴部の解体には、遠隔水中切断技術の1つであるアークソー切断技術が適用された。アークソー切断技術については、解体実地試験に先立ち昭和57年度より開発を始め、フルスケールのモックアップ試験を経て、平成元年~2年度にかけてJPDRの原子炉圧力容器胴部の解体撤去に適用した。本論文は、アークソー切断装置による原子炉圧力容器の解体実地試験について記述したものであり、このJPDRでの成功が原子炉の将来の課題である廃炉技術の開発に有益な成果になることを期待するものである。