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論文

東海再処理施設高放射性廃液貯蔵場周辺における地盤改良工事

大森 一樹; 山内 祥; 柳橋 太; 佐々木 俊一; 和田 拓也; 鈴木 久規; 堂村 和幸; 竹内 謙二

日本保全学会第18回学術講演会要旨集, p.245 - 248, 2022/07

廃止措置段階に移行した東海再処理施設においては、高放射性廃液貯蔵場に多量の高放射性廃液を保管している。高放射性廃液によるリスク低減のためのガラス固化処置を鋭意実施しているものの、高放射性廃液の処理が完了しリスクが無くなるまでには20年程度の期間を要することから、重要な安全機能(閉じ込め機能及び崩壊熱除去機能)が損なわれることのないよう、地震に対する安全性向上対策を図ることを最優先の課題としている。耐震評価の結果、高放射性廃液貯蔵場建家自体は耐震性を有するものの、建物と地盤に作用する拘束力が不足するおそれがあることから、高放射性廃液貯蔵場周辺の地盤をコンクリートで置換する工事を行こととした。工事にあたっては、既設埋設物を防護する対策や、近傍で実施する他工事との調整など、安全と品質を確保しながら工事を行う必要があったため、専属のチームを設置し、工程管理,保安管理の対応を図った。

論文

Development of maintenance technology for rotating equipment; Condition based maintenance by shock pulse method

竹内 謙二; 算用子 裕孝; 福有 義裕; 伊波 慎一

Proceedings of 7th International Conference on NDE in relation to Structural Integrity for Nuclear and Pressurized Components (CD-ROM), p.37 - 44, 2010/00

東海再処理施設では、放射性物質等を限定された区域に閉じ込めるための負圧維持に送排風機,高放射性廃液貯槽等の冷却にポンプが用いられており、施設の安全確保に重要な役割を果たしている。したがって、これらの回転機器は安定運転が求められており、回転機器の劣化状態を把握した状態監視保全により、信頼性を向上させる必要がある。東海再処理施設の回転機器の保全データを解析した結果、約90%が軸受の不具合による故障であり、軸受故障の主原因は潤滑不良によるものであることがわかった。このため、回転機器を安定的に運転するには、軸受の潤滑や損傷の状態を把握することが重要である。これまで、軸受状態の把握には振動法が用いられており、振動法は軸受の損傷や磨耗の状態を把握することができるが、油膜厚さによる軸受の定量的な潤滑管理は困難であった。このため、軸受の油膜厚さを定量的に測定できるショックパルス法(以下、SPMという)を用いることで、軸受の油膜厚さを測定し、軸受状態の把握を試みた。SPMは、軸受の動作時に発生する圧縮波が、軸受の潤滑状態,傷の有無によって変化することを利用したものであり、この圧縮波を測定することで、軸受の油膜厚さや劣化状態を診断する。SPMにより診断された油膜や劣化状態の情報は、集中監視装置へ伝送され、回転機器の軸受状態を遠隔監視できるようにした。この結果、軸受の油膜厚さに基づいた給油を行うことで、軸受内に油膜厚さを維持し、軸受の劣化の進行を軽減することにより、回転機器の信頼性を向上させ、回転機器の安定運転に寄与することができた。

口頭

Structure investigation on layered cathode materials of lithium-ion battery

米村 雅雄*; 神山 崇*; 石垣 徹; 森 一広*; Harjo, S.; 岩瀬 謙二*; 竹内 要二*; 佐々木 厳*; 右京 良雄*

no journal, , 

LiMO$$_{2}$$(M=Ni,Co, etc.)のような積層岩塩型構造材料は再充電可能なリチウムイオン電池の陽極として有望な候補材料である。しかしながら、これらの材料は、構造や熱特性が不安定なため、リチウムのインターカレーション又はその逆のプロセス中に電気化学的な性質が劣化する。一方、Mg添加系のLi(M,Mg)O$$_{2}$$のように、LiMO$$_{2}$$の中のMに別の元素を添加することによって良いインターカレーションサイクル安定性を示す。本研究では、Li(Ni,Co,Al,Mg)O$$_{2}$$系材料にMgを0$$<$$Mg$$<$$0.1添加し、それに伴う構造変化を中性子回折を用いて詳細に調べた。

口頭

換気設備における過渡変化時の負圧測定

竹内 謙二

no journal, , 

再処理施設の換気設備は核燃料物質等を限定された区域に閉じ込める機能を担っており、このような換気設備では、送排風機の切替時では負圧は過渡的に変化する。そこで、送排風機の起動,停止時の負圧の過渡変化を負圧制御方法や送排風機の運転台数に着目し、校正済み差圧伝送器を用いて各区域間の差圧を測定した。再処理施設の換気設備は区域ごとに排気系統を別にしており、それらのある系統の過渡変化は、風量及び静圧に変動が生じ、この変動に対して負圧の制御システムが追従しきれない場合があり、これが負圧の変動要因となる。換気風量約30万m$$^{3}$$/hの施設では、過渡変化時の各区域間差圧は低下するが、負圧は維持されたのに対して、換気風量約4万m$$^{3}$$/hの施設では負圧変動は大きい。これは過渡変化時の風量及び静圧変動の差によるものである。また、過渡変化時に給気量を軽減した場合では、区域間差圧の低下は抑えられ負圧は維持されたが、送風機起動後の給気量及び圧力の増大から負圧は急速に低下する。以上のことから、過渡変化時の負圧変動の軽減には、各送排風機の風量の軽減と、風量及び負圧バランスを保つため送排風量を制御することが効果的である。

口頭

東海再処理施設における回転機器類の保全技術開発,2; ショックパルス法による設備診断

伊波 慎一; 竹内 謙二

no journal, , 

東海再処理施設の送風機,ポンプなどの回転機器類は、施設の安全を確保するうえで、重要な役割を果たしている。回転機器類における軸受は、安定的な運転を行うための重要な機械要素である。その軸受における管理で最も重要なことは、潤滑状態を常に適切な状態に維持することである。従来からの振動法では、潤滑状態を定量的に確認することが困難であったが、ショックパルス法では、軸受内の油膜厚さを定量的に確認することができる。このことは、軸受の診断を行ううえで、測定技術の平準化につながる。

口頭

東海再処理施設における海中放出管からの漏えいについて; 海中放出管漏えい箇所の復旧

青木 賢二; 清水 和幸; 山本 昌彦; 竹内 謙二; 檜山 久夫; 岩崎 省悟

no journal, , 

平成21年4月に確認された東海再処理施設の海中放出管からの漏えいは、漏えい箇所が海底埋設の放出管であり、この漏えい箇所を切断・回収し原因究明を行った。その結果、漏えい原因は外部からの損傷と損傷箇所に経年変化として水素脆性が生じたことにより漏えいに至ったと推定した。切断・回収した漏えい箇所は、原因究明を終えた後、復旧を行った。復旧に際しては、復旧配管のシール性,海中での施工性を考慮した方法の検討を行った結果、既設配管との接続をメカニカル形管継手により行う方法を採用し、また、腐食防止を考慮し、電気防食を行えるようにした。なお、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う放出管への影響の有無について点検を行い、異常がないことを確認した。

口頭

東海再処理施設の換気系統の保全

川澄 裕之; 竹内 謙二; 堂村 和幸; 算用子 裕孝; 伊波 慎一

no journal, , 

核燃料を取り扱う再処理施設では、建設から約40年が経過したものの、施設の重要性から核燃料物質の臨界を防止する機能や放射性物質を閉じ込める機能を維持し、施設の安全性を確保する必要があるため、高経年化に着目した対応が進められている。本報告では、東海再処理施設において放射性物質の閉じ込め機能を担う換気系統を対象に、構成機器毎に想定される高経年化と現状の保全を照合し、それを基に実施した点検の結果を踏まえ、今後の換気系統の保全について見直した状況を紹介する。

口頭

東海再処理施設主排気筒の耐震補強工事

竹内 謙二; 堂村 和幸; 鈴木 久規; 佐々木 俊一; 小森 剛史; 宇野 翔太

no journal, , 

東海再処理施設に設置されている主排気筒は、分離精製工場、分析所、破棄物処理場、高放射性廃液を高放射性廃液貯蔵場(以下「HAW」という)等からの排気を排気ダクトにより主排気筒へ導き、本排気筒から放出、拡散させているが、HAW及び高放射性廃液をガラス固化する施設であるガラス固化技術開発施設(以下、TVFという)の近傍に設置されているため、主排気筒が地震により損傷した場合、これら施設に大きな影響を与える可能性があることから、波及的な影響の観点から耐震補強を行うこととした。主排気筒の耐震補強にあたっては、新規制基準を踏まえた廃止措置計画用設計地震動(以下、「設計地震動」という)を設定し、主排気筒が損傷しないか評価した結果、主排気筒の筒身が損傷することが分かった。こうした重要な施設に影響を与えないよう波及的影響を考慮し、主排気筒の耐震性の向上する補強工事を行うこととした。主排気筒の耐震補強にあたっては、廃止措置設計用基準地震動により損傷しないよう設計すると共に、早期に工事に着手でき確実に補強できる方法として鉄筋コンクリートを用いて筒身全体を補強することとした。本件では、主排気筒の耐震補強工事の設計及び工事の概要について日本保全学会第19回学術講演会で報告する。

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