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論文

液体シンチレーションカウンタを用いる$$beta$$線計測法による福島第一原子力発電所の滞留水中の$$^{113m}$$Cd分析法の検討

安田 麻里; 根橋 宏治*; 米川 直樹; 安松 拓洋*; 亀尾 裕

分析化学, 63(4), p.345 - 350, 2014/04

 被引用回数:0 パーセンタイル:0(Chemistry, Analytical)

東京電力福島第一原子力発電所の多核種除去設備(ALPS)から発生する処理水を対象とする、簡易な$$^{113m}$$Cdの分析法について検討を行った。処理水中に含まれる海塩成分からのCdの分離には陰イオン交換法を適用し、2mol L$$^{-1}$$の塩酸溶液に調整した試料溶液から吸着させたCdは、約1mol L$$^{-1}$$の硝酸溶液により、97%以上を回収することができた。一般に$$^{113m}$$Cdの放射能標準溶液は入手困難であるが、比較的入手が容易な$$^{99}$$Tcおよび$$^{14}$$Cの標準溶液を用いて、液体シンチレーション測定における効率校正が行えることを示した。ALPS処理水を想定した高塩濃度の試料に対して本法を適用し、目標検出下限である0.004Bq mL$$^{-1}$$を満たすことを確認した。本法は、ALPS処理水の簡易な$$^{113m}$$Cd分析法として有用であると考えられる。

口頭

福島第一原子力発電所事故により発生したガレキ,汚染水に対する放射化学分析,2; Se-79, Tc-99, I-129, $$alpha$$線核種の分析

星 亜紀子; 安田 麻里; 米川 直樹; 梶尾 政利; 新山 拓也; 矢吹 光史; 島田 亜佐子; 亀尾 裕

no journal, , 

福島第一原子力発電所の事故では、原子炉施設の損壊により放射性核種を含む汚染水やガレキ等が放射性廃棄物として多量に発生した。これらの廃棄物に対する処理・処分方策を検討するためには、その中に含まれる放射性核種の種類と放射能濃度を詳細に把握することが必要となるため、発電所敷地内において試料採取を行うとともに、原子力科学研究所の分析施設に試料を輸送し、詳細な放射能分析を実施している。これらの廃棄物試料には、Cs-137等の核分裂生成物(FP核種)が高濃度で含まれているため、その中に微量含まれるSe-79やTc-99などの検出は極めて難しい。本検討では、FP核種の効率的な除去方法を組合せた分析フローを構築し、ガレキ,滞留水等への適用性を確認するとともに、処理処分方策の検討に必要となる放射能データを取得した。

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