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論文

Biodegradability of poly(3-hydroxybutyrate) film grafted with vinyl acetate; Effect of grafting and saponification

和田 勇生; 瀬古 典明; 長澤 尚胤; 玉田 正男; 粕谷 健一*; 三友 宏志*

Radiation Physics and Chemistry, 76(6), p.1075 - 1083, 2007/06

 被引用回数:20 パーセンタイル:78.32(Chemistry, Physical)

放射線グラフト重合法を用いてポリ(3-ヒドロキシブチレート)(PHB)フィルムに酢酸ビニルを重合した。その結果、グラフト率が5%を超えるとフィルム表面がグラフトした酢酸ビニルによって覆われてしまうため、完全に酵素分解性を消失した。しかし、酢酸ビニルグラフトPHBフィルムをアルカリ溶液中、最適条件下でケン化すると酵素分解性は再現した。これは、ケン化反応によりグラフト鎖が生分解性を有するポリビニルアルコール(PVA)に転化されたためである。

論文

Control of biodegradability of poly(3-hydroxybutyric acid) film with grafting acrylic acid and thermal remolding

和田 勇生; 三友 宏志*; 粕谷 健一*; 長澤 尚胤; 瀬古 典明; 片貝 秋雄; 玉田 正男

Journal of Applied Polymer Science, 101(6), p.3856 - 3861, 2006/09

 被引用回数:21 パーセンタイル:53.63(Polymer Science)

放射線グラフト重合法により、生分解性ポリマーであるポリ(3-ヒドロキシブチレート)(PHB)フィルムにアクリル酸をグラフトした。グラフト率が5%を超えると、酵素分解性が失われた。酵素分解性を失ったグラフトフィルムを再加熱成形することにより、酵素分解性は再現した。その場合グラフト率が10%に増加すると加熱成形したフィルムは、PHBフィルムに比べ酵素分解性が向上した。酵素分解性が失われるのは、フィルム表面にアクリル酸がグラフトし、PHB部分に酵素が接触できなくなったためである。また、再加熱により酵素分解性が再現するのは、グラフト鎖がフィルム内に混合され、フィルム表面部分にPHBが現れ、その部分から酵素分解されるためだと考えられる。

口頭

カルボキシメチルセルロースゲルの生分解性評価

三戸部 格*; 粕谷 健一*; 三友 宏志*; 長澤 尚胤; 吉井 文男; 石井 成明*; 井上 義夫*

no journal, , 

カルボキシメチルセルロース(CMC)の放射線架橋により作製した生分解性ゲルは、優れた吸水性を有するためにさまざまな応用が検討されているが、CMCゲルの生分解性についてはほとんどわかっていない。使用後の廃棄処理としてコンポスト化処理するため、CMCゲルの生分解性を調べ、その分解微生物の同定を行った。一般土壌試料を微生物接種源とし、CMCゲルを唯一の炭素源として液体集積培養し、CMC寒天培地上でコロニー形成後、その周辺部にクリアーゾーンを形成した菌をCMCゲル分解菌と判断し単離した。その単離株を同定するために、16SrDNA解析,生理・生化学的同化テスト,酵素プロファイルテスト等を行った。単離したCMCゲル分解菌10株の内、NKCM7206株は、ゲル分率の違いによらずほぼ100%ゲルを分解し、結晶セルロースも分解するくらい分解能が高いことがわかった。16SrDNA解析よりNKCM7206株は${it Cellulomonas gelida}$と98.9%の相同性を示し、両株の生理・生化学的同化テストや酵素プロファイルテスト結果でも、ほぼ同一で同様の酵素群を分泌し、${it Cellulomonas gelida}$と近縁な種であることがわかった。一般土壌からCMCゲル分解菌を単離・同定できたので、CMCゲル使用後の廃棄処理として同株を使用することによって簡単にコンポスト化処理できる見通しを得た。

口頭

Characterization of carboxymethylcellulose gel-degrading bacteria

川野 美保*; 粕谷 健一*; 瀧上 眞知子*; 長澤 尚胤; 玉田 正男; 吉井 文男

no journal, , 

セルロースの誘導体であるカルボキシメチルセルロース(CMC)に放射線を照射することにより、吸水性ゲルが生成する。CMCゲルは、医療,農業分野での利用が検討され、生分解することが認められているが、その菌種については明らかではない。そこで、本研究では、CMCゲルの生分解性発現に関与する微生物を環境中より単離・同定し、CMCゲルの生分解特性を調べた。土壌試料を微生物接種源とし、CMCゲル(置換度1.36)を唯一の炭素源とした液体培地中で集積培養を行い、集積培養液をCMC寒天培地に塗布し、コロニーを形成させた。そのコロニー周辺部にクリアーゾーンを形成した株をCMCゲル分解菌とし、単離,同定を行った。9株のCMC分解菌を単離し、CMC検出培地に最も明瞭なクリアゾーンを形成した菌株をCMCゲル分解菌とし、NKCM7206株と命名した。16SrDNA(16SリボゾームRNA遺伝子)塩基配列の相同性に基づく系統解析より、NKCM7206株は${it Cellulomonas gelida}$と98.9%の相同性を示すことがわかった。CMCゲルを唯一の炭素源として培養した際のBOD生分解度から、NKCM7206株はCMCゲルを低分子にまで加水分解するが、低い同化能しか有さないことがわかった。

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