Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
金子 広久; 春山 保幸; 羽田 徳之; 花屋 博秋; 山縣 諒平; 清藤 一; 金沢 孝夫; 小嶋 拓治; 山口 敏行*; 八木 紀彦*; et al.
JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 192, 2008/11
1号電子加速器は、新材料開発のためのグラフト重合,半導体の照射効果,外部ユーザーの種々の実験等に利用されている。電子加速器の年間運転時間は、706.3hであった。コバルト60線照射施設は、3つの照射棟に合計8つの照射室があり、0.04Gy/hから20kGy/hまでの、広い範囲の線量率で照射が可能である。コバルト第1照射棟,コバルト第2照射棟及び食品照射棟のそれぞれの年間運転時間は、23,433h, 9,010h, 10,631hであった。
金子 広久; 春山 保幸; 羽田 徳之; 花屋 博秋; 山縣 諒平; 清藤 一; 金沢 孝夫; 小嶋 拓治; 山口 敏行*; 八木 紀彦*; et al.
JAEA-Review 2008-055, JAEA Takasaki Annual Report 2007, P. 193, 2008/11
1台の電子加速器及び線照射施設を、年間の運転計画に基づいて照射利用に供した。19年度の電子加速器の利用件数は505件で、環境保全技術及び原子力施設材料分野が増加し、無機機能材料分野が減少した。また、線照射施設の利用件数は1174件で、バイオ技術分野が増えて、原子力施設材料分野が減少した。
清藤 一; 市川 達也*; 羽田 徳之; 金子 広久; 佐藤 良成*; 渡辺 宏*; 小嶋 拓治
JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 200, 2008/03
透明及び着色PMMA線量計は5-50kGyの線量範囲の測定を行う線量計であり、医療機器の滅菌を始めとする放射線プロセスで広く用いられている。食品照射や医療機器の滅菌における線量保証及び線量を決定するための検定線量を評価するために必要な線量範囲1-10kGyへの適用拡大を目的として、透明PMMA線量計(Radix W)の特性試験を行った。波長が短い領域(270-320nm)における線量応答特性,照射後の安定性,照射中の温度影響について調べた。いずれの線量点においても短い読み取り波長での線量応答値は、長い読み取り波長での線量応答値よりも大きい。これから、従来の読み取り波長320nmよりも短い280nmで測ることにより、1-10kGyの線量測定可能範囲が得られた。照射後の吸光度安定性については、照射後24時間以内において5%以内となった。-40-40Cの範囲における照射温度依存性試験では20Cにおける線量応答に対して+0.23%/Cの温度補正係数を持つことがわかった。
清藤 一; 小嶋 拓治; 金子 広久; 羽田 徳之
JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 199, 2008/03
原子力機構高崎研の照射場における線量率範囲は産総研における線量率範囲よりも2桁以上広い。線量率の異なる照射場で得られた電離箱の校正定数が整合性を持つことを評価するため、国際的な標準機関として位置づけられている英国物理学研究所(NPL)と大線量相互比較を行った。線量範囲5-50kGyでNPLのアラニン線量計及び重クロム酸線量計を郵送により交換し、互いの照射施設で照射・返送して、それぞれで求めた線量値の比較を行った。この結果、両者の間で2%以内の一致が得られた。これは原子力機構高崎研及びNPLそれぞれにおける校正精度の二乗和の平方根から求めた不確かさの合計2.1%ともよく整合している。また、放射線加工処理には電子線も広く利用されているため、Co 線量とMeV電子線量の整合性評価を行った。2MeVの電子線に対して熱量計で校正されたCTA線量計とCo 線に対して電離箱で校正されたアラニン線量計を、電子線で同時に照射・比較した。この結果、両者の線量測定値は2%以内で一致した。これは電子線のトレーサビリティにもCo 線量標準を応用できることを示している。
金子 広久; 花屋 博秋; 羽田 徳之; 山縣 諒平; 清藤 一; 金沢 孝夫; 小嶋 拓治; 小山 茂*; 山口 敏行*; 川島 郁男*; et al.
JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 209, 2008/03
1号電子加速器は、新材料開発のためのグラフト重合,半導体の照射効果,外部ユーザーの種々の実験等に利用されている。電子加速器の年間運転時間は、597.4時間であった。コバルト60線照射施設は、3つの照射棟に合計8つの照射室があり、0.04kGy/hから20kGy/hまでの、広い範囲の線量率で照射が可能である。コバルト第1照射棟,コバルト第2照射棟及び食品照射棟のそれぞれの年間運転時間は、20,844h, 6,335h, 3,150hであった。
小嶋 拓治; 金子 広久; 羽田 徳之; 花屋 博秋; 山縣 諒平; 清藤 一; 金沢 孝夫; 小山 茂*; 山口 敏行*; 川島 郁男*; et al.
JAEA-Review 2007-060, JAEA Takasaki Annual Report 2006, P. 208, 2008/03
1台の電子加速器及び3棟の線照射施設を、年間の運転計画に基づいて照射利用に供した。18年度の利用件数は1号電子加速器が544件,コバルト第1照射棟は159件,コバルト第2照射棟は622件,食品照射棟は357件であり、研究成果の創出に寄与している。
金子 広久; 花屋 博秋; 羽田 徳之; 山縣 諒平; 清藤 一; 金沢 孝夫; 山口 敏行*; 川島 郁男*; 八木 紀彦*
JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 201, 2007/02
1号電子加速器は、1986年1月に設置して以来、25年が経過しているが、2000年1月に高周波インバータ電源の更新、2001年6月に加速器制御系の更新等の整備を実施し、順調に稼働して所内外の利用に供している。2号電子加速器は2005年3月に運転を休止し、2005年4月からの1号加速器集約運転に対応するため、運転委託員を1名増やし、必要運転時間を確保した。
金沢 孝夫; 金子 広久; 羽田 徳之; 花屋 博秋; 山縣 諒平; 清藤 一; 小山 茂*; 山口 敏行*; 川島 郁男*; 八木 紀彦*; et al.
JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 200, 2007/02
1台の電子加速器及び3棟の線照射施設を、年間の運転計画に基づいて照射利用に供した。2号加速器は17年度から運転を停止した。17年度の利用件数は、1号加速器が544件,コバルト第1棟は287件,コバルト第2棟は630件,食品照射棟は339件であり、成果の創出に寄与している。
羽田 徳之; 山縣 諒平; 金子 広久; 花屋 博秋; 清藤 一; 金沢 孝夫; 小山 茂*; 川島 郁男*; 八木 紀彦*; 高木 雅英*; et al.
JAEA-Review 2006-042, JAEA Takasaki Annual Report 2005, P. 202, 2007/02
Co-60線照射施設は、3つの照射棟に合計8つの照射室があり、0.04Gy/hから20kGy/hまでの広い範囲の線量率で照射が可能である。すべての照射施設は、順調に稼働して、新材料の開発,耐放射線性試験,バイオ技術の開発研究等の所内外の利用に供している。
小嶋 拓治; 橘 宏行; 羽田 徳之; 金子 広久; 春山 保幸; 田中 隆一*
Radioisotopes, 50(7), p.291 - 300, 2001/07
現在、医療用具の滅菌等放射線加工処理では、広い照射場が得られるようにCo 線板状線源を用い10010,000 Gy/h程度の線量率を利用している。こうしたパノラミックな(コリメートされていない)照射場の特性や線量率範囲は、点線源を用いたコリメートされた比較的低い線量率の照射場をもつ現在の線量標準機関と異なっていることから、この分野における線量トレーサビリティをもたせることは容易でない。そこで、日本原子力研究所(原研)では、国家標準である経済産業省産業技術総合研究所(産総研)における線量率範囲も含み広い範囲520,000 Gy/hをカバーするCo 線照射場を二つの大線量用線源を用いて構築し、この照射場において平行平板型電離箱システムに基づく大線量校正技術を開発した。原研での線量校正が産総研とトレーサビリティをもつことを技術的に明らかにするため、線量率範囲10100 Gy/hオーダーの産総研で与えられた電離箱の校正結果、すなわち電流から照射線量率への換算係数は、照射場の特性のちがいに関わる補正なく、大線量率520,000Gy/hにおいても有効であることを示した。また、不確かさ2.2%(95%信頼度相当)で線量0.5 Gyを校正できることを明らかにした。
橘 宏行; 小嶋 拓治; 羽田 徳之; 金子 広久; 四本 圭一; 田中 隆一
Radioisotopes, 48(4), p.247 - 256, 1999/04
原研では、放射線加工レベルの大吸収線量校正用Co線照射施設を独自に設計・製作した。そして、その特性及び線量測定に関する性能を全体にわたり調べることにより、原研における線量値にかかわる不確かさを評価した。線量計校正装置は、線量率5~200Gy/h及び400Gy/h~20kGy/hの異なる線量率範囲を与える二つの線源、線量計固定用ステージ、正確な照射線量率測定用平行平板型電離箱、及び特定の照射条件下における線量計校正に用いるために付属した温度・湿度制御照射容器によって構成した。本装置は、一般的な運転時間(8h)内で0.5Gy~160kGyの線量範囲の既知線量を、不確かさ2.2%(95%信頼度相当)で被校正線量計に与えるために十分な照射場の特性及び線量測定の性能を持っている。また、原研で校正したアラニン線量計を用いたトランスファー線量測定により、不確かさ3.4%(95%信頼度相当)で線量を評価することが可能である。
小嶋 拓治; 橘 宏行; 羽田 徳之; 川島 郁男*; P.H.G.Sharpe*
Radiation Physics and Chemistry, 54(6), p.619 - 626, 1999/00
被引用回数:10 パーセンタイル:60.66(Chemistry, Physical)Co線の高線量測定に関して、照射及び校正の手順全体を詳細に検討し、その不確かさを評価した。この結果、原研の校正システムを用いて与えられる線量における不確かさは2.2%(2)であり、またアラニン/ESR線量計を用いたトランスファー線量測定における不確かさは3.4%(2)であった。また、この不確かさの値を確かめるため、線量範囲1-50kGyにおいて英国物理研究所(NPL)と原研の間で、アラニン-PS(原研)、アラニン-パラフィン(NPL)及び重クロム酸(NPL)線量計をトランスファー線量計に用いた郵送による双方向の線量相互比較を行った。アラニン及び重クロム酸線量計のいずれを用いた場合も、NPL及び原研の線量値は約2%以内でよく一致し、これから原研におけるCo線の線量測定において求めた不確かさの値の正当性が示された。
小原 建治郎; 角舘 聡; 岡 潔; 古谷 一幸; 田口 浩*; 多田 栄介; 柴沼 清; 小泉 興一; 大川 慶直; 森田 洋右; et al.
JAERI-Tech 96-011, 111 Pages, 1996/03
核融合実験炉の炉内遠隔保守システムは、高ガンマ線照射下(平均310R/h)で使用される。このため遠隔保守システムを構成する多くの機器、部屋には、従来の原子力機器、部屋の持つ耐久性を大きく超えた強度(10MGy照射、100MGyを目標)が要求され、新たな耐放射線性機器、部屋の開発が求められている。本試験では、高崎研のガンマ線照射施設を利用し、平均110R/hの線量率下で10MGy照射の照射試験を実施した。その結果、新規に開発したモータやペリスコープ、高温下(250C)で照射した電気絶縁材料としてのポリイミドに10MGy照射の耐久性が確認された。
S.Biramontri*; 羽田 徳之; 橘 宏行; 小嶋 拓治
Radiation Physics and Chemistry, 48(1), p.105 - 109, 1996/00
被引用回数:16 パーセンタイル:77.77(Chemistry, Physical)生鮮及び冷凍食品の放射線加工処理における線量測定を目的として、透明及び着色ポリメチルメタクリレート(PMMA)線量計の線応答に及ぼす照射温度の影響を、線量2及び25kGy、温度範囲-196C~+45Cについて調べた。線量25kGyでは、Radix RN15は-15C以下及び以上の温度で、それぞれ+0.15%/C及び+0.25%/Cの係数をもつ直線的依存性を示した。またこの線量で、Red4043は-196C及び-78Cでやや高い応答を示したが、Amber3042とともにこの温度範囲でRadixより小さい依存性を示した。線量2kGyでは、Amber3042の応答は-78C以上で温度に正比例して増加しその係数は約+0.5%/Cであった。gammachrome YRの応答は、-78Cにおいて20Cと比べ約30%高く、またこれ以上の温度では温度が高くなるにしたがい、-0.3%/Cの係数をもって直線的に減少した。
小原 建治郎; 角舘 聡; 岡 潔; 古谷 一幸; 田口 浩*; 多田 栄介; 柴沼 清; 大川 慶直; 森田 洋右; 横尾 典子*; et al.
JAERI-Tech 94-003, 73 Pages, 1994/08
【本報告書は、諸般の事情により、全文ファイルの公開を取りやめています。】最大10R/hと推定される、放射化された核融合実験炉の炉内機器の組立/保守作業は、すべて遠隔操作装置を用いて行われる。従って、遠隔装置を構成する各種機器、部品の耐放射線性の向上は、核融合実験炉用遠隔保守システム開発の主要な課題である。炉構造研では、高崎研のガンマ線照射施設を利用して、遠隔操作装置の主要構成機器であるACサーボモータ、ペリスコープ、潤滑剤、各種センサ、電線他について、~10R/hの照射線量率下で10rad以上の照射試験を実施するとともに、それら機器の耐放射線性の開発を進めている。本作業はITER工学R&Dの一環として行われたもので、本報告は、その途中経過についてまとめたものである。
小嶋 拓治; 羽田 徳之; 三友 昭市; 橘 宏行; 田中 隆一
Applied Radiation and Isotopes, 43(10), p.1197 - 1202, 1992/00
放射線滅菌の工程管理への応用を目的として、バッチの異なる市販透明ポリメチルメタクリレート線量計Radix RN15の基本的線量計特性を明らかにした。線量計の厚さ、紫外光吸収スペクトル及び放射線未照射時の吸光度のばらつきはいずれのバッチも小さく、従来のものに比らべ優れた品質をもっている。Radixは、湿度の影響を防ぐため袋に封入され使用されるが、照射中及び照射後の温度の影響を受ける。通常の使用条件下では、これらの寄与は5%以下と見積られた。線量応答曲線では、バッチにより特に高線量域でちがいが見られたが、いずれも0.5-50kGyの範囲でよい応答再現性が得られた。製造後3年経過した素子では、未照射時の吸光度変化は製造直後と比較して無視しうるほどであったが、25kGyにおける線量応答は、2%低い結果が得られた。
中村 義輝; 高田 功; 金子 広久; 平尾 敏雄; 羽田 徳之; 三友 昭市; 橘 宏行; 吉田 健三
JAERI-M 88-260, 126 Pages, 1989/01
【本報告書は、諸般の事情により、全文ファイルの公開を取りやめています。】昭和39年に建設されたわが国初の線源水中格納方式のコバルト第1照射棟照射施設は、全体的な老朽化が著しく進んだことに加えて、今後の新たな研究計画の展開に対応するため、大規模な改修工事が実施された。照射施設としての主要な機能拡充については、線源格納プールおよび線源貯蔵庫の格納能力を18.5PBqから55.5PBqに増強するとともに、大型の線源による照射を可能とするため、照射室内開口部の拡張照射装置および照射室内装備機器の耐放射線性向上などを検討した。
小嶋 拓治; 羽田 徳之; 田中 隆一; 鷲野 正光
JAERI-M 88-096, 34 Pages, 1988/06
硫酸第二セリウム溶液を用いた基準測定法を確率するために、5-50kGyにおける線量計特性、線量測定法の簡便化と精度の向上の検討を行った。超純水製造装置による水精製の自動化、及びミクロフローセルを用いた連続的な試料供給により線量測定手順が簡便化でき、測定時間が短縮された。測定手順の簡便化は同時に吸光度測定値の再現性を向上させ、線量測定の精度は3%以内となった。簡便化の一方法として電位差法について検討した結果、線量計の読み取り法としては吸光度法がより精度が高く基準線量測定に適していることが明らかとなった。
小嶋 拓治; 田口 光正; 春山 保幸; 羽田 徳之; 須永 博美*; 宮原 誠*
no journal, ,
ばれいしょの照射を対象例として、その照射線量範囲60-150Gyが測定可能で、かつ市販されており取り扱いが簡便な固体状線量計であるアラニン線量計の応用を検討した。線量応答性,精度及び照射温度依存性などに関する実験結果の比較から、フリッケ線量計と同等の基本的線量計特性を持ち、じゃがいもなどの食品照射の工程管理にもその応用が可能と結論された。
花屋 博秋; 金子 広久; 羽田 徳之; 山縣 諒平; 清藤 一; 小嶋 拓治; 山口 敏行*; 川島 郁男*; 八木 紀彦*; 高木 雅英*
no journal, ,
当機構の電子線照射施設について、電子加速器の仕様,装置及び付帯設備の整備・更新の実施状況,平成17年から過去数年間の運転時間と利用分野などの利用実績状況,ユーザーに対する照射サービスとして行う線量測定の技術(CTAフィルム線量計)などの基盤技術に関して概要を紹介する。