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本島 貴之*; 臼井 達哉*; 坂本 淳*; 丹生屋 純夫*; 石田 知子*; 三浦 律彦*; 中山 雅; 大野 宏和
no journal, ,
原子力機構は、幌延深地層研究センター地下施設の深度350mに位置する調査坑道において、実物大の模擬人工バリアを対象に人工バリア定置後の過渡期の現象に着目した熱・水・応力・化学連成現象を評価するための検証データの取得を目的とした原位置試験を実施している。本試験では、坑道の一部をベントナイトと現地ズリの混合土で埋め戻し、埋め戻し材の膨潤圧と地下水圧に耐えるためのプラグコンクリート構造物を設置している。本稿では、ぷらぐコンクリートの配合および温度応力の解析結果、更に実施工時の躯体温度の測定結果について報告する。
臼井 達哉*; 渡部 孝彦*; 矢田 勤*; 押野 善之*; 菜花 良平
no journal, ,
設計基準強度が80N/mmを超える高強度コンクリートでは、水和熱に起因した高温履歴により構造物内のコンクリートの圧縮強度が標準養生の圧縮強度より低下することや粘性過多を少しでも抑制するために、中庸熱や低発熱ポルトランドセメントをベースとした配合の選定や高強度用の特殊混和材1)を用いるのが一般的である。しかし、地方のプラント等では、デリバリーの制約等から上記の低発熱系セメントや高強度用の特殊混和材を入手することができない場合もある。そこで本研究では、対象工事の制約を考慮し、普通ポルトランドセメント(OPC)をベースに混和材としてフライアッシュ(FA)、シリカフューム(SF)を用いた高強度コンクリートの配合選定を行った。配合選定では、室内にて強度確認、バッチャープラントでの実機製造したコンクリートの強度確認を行った。