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石橋 篤; 舛井 健司; 後藤 雄一; 山本 昌彦; 田口 茂郎; 石川 知志*; 石川 智哉*
日本保全学会第19回学術講演会要旨集, p.18 - 21, 2023/08
原子力機構東海再処理施設では、高放射性試料の分析のためのインナーボックス型のホットセル(分析セルライン)を1980年に設置以降、約40年の長期にわたり運用してきた。分析セルラインの運用にあたっては、定期的な点検保守により設備を健全な状態に維持するとともに、分析セルライン本体及びその付属設備について、様々な改良、改善を実施することで性能の向上を図ってきた。本稿では、これらの取り組みについて概説する。
舛井 健司; 山本 昌彦; 久野 剛彦; 駿河谷 直樹
日本保全学会第13回学術講演会要旨集, p.25 - 30, 2016/07
東海再処理施設に設置されたグローブボックスについて、視認性が低下していた透明パネルを更新した。パネルの材質には、新規制基準への適合を考慮し、難燃性材料であるポリカーボネートを採用した。また、放射性物質の拡散を防止するため、グリーンハウスを設置して作業を行った。更新後、パネルの材質、据付・外観、グローブボックスの負圧、漏えい検査を実施し、閉じ込め機能が更新前と同様に維持できることを検証した。
松木 拓也; 舛井 健司; 関根 恵; 谷川 聖史; 安田 猛; 蔦木 浩一; 石山 港一; 西田 直樹; 堀籠 和志; 向 泰宣; et al.
Proceedings of INMM 57th Annual Meeting (Internet), 9 Pages, 2016/07
東海再処理施設(TRP)では、高放射性廃液貯槽(HAW貯槽)で貯蔵している核分裂生成物(FP)を含んだ高放射性廃液(HALW)中に含まれるプルトニウム(Pu)量の監視を目的に新たな検出器の開発を2015年から2017年までの計画で進めている。これにより、HALW中のPu量をリアルタイムに監視することが可能となるため、国際原子力機関が長期課題として掲げている「より効果的・効率的な再処理施設の保障措置」に貢献することが可能となる。本計画の第1段階では、HALWから放出される放射線(中性子/線)の強度及びエネルギーの調査として、HALWの線スペクトル分析及びHAW貯槽が設置されているセル外壁での放射線測定を実施した。本論文では、検出器への適用の可能性のあるPu及びPu由来の線ピークの詳細及びセル外壁での放射線測定結果について報告する。
柴田 照夫; 舛井 健司; 槐 和浩
PNC TN8440 98-043, 347 Pages, 1998/09
平成9年3月11日に火災・爆発事故が発生したアスファルト固化処理施設は、約17ヶ月を要して復旧工事が実施された。復旧工事の工事管理を担当した工事管理グループ(環境施設部処理第1課)では、工程管理、作業員の管理の他、日々の作業実績及び週間、月間の作業実績を1ヶ月単位で月報にまとめ、作業実績の周知を目的に関係者に配付した。「アスファルト固化処理施設復旧工事 作業実績」は、復旧工事を開始した平成9年3月から、復旧工事が終了した平成10年7月までに作成した作業実績(月報)をまとめたものである。
舛井 健司; 北尾 貴彦; 稲田 聡; 山田 敬二; 綿引 優
no journal, ,
再処理プロセスにおいて、プルトニウムの還元には、精製された硝酸ウラニルを電解還元した溶液を用いるが、この中には、U(IV), U(VI)、及びU(IV)の安定剤であるヒドラジンが共存する。電解還元後のU(IV), U(VI)濃度は、現在、吸光光度法により各々を分析する必要があり、また、発色試薬等、複数の試薬添加を要することから、煩雑な分析操作に加え、分析廃液が発生する。そこで本研究では、微分パルスボルタンメトリーに着目し、簡便,迅速かつ廃液を発生させないU(IV), U(VI)の同時定量分析を試みた。
舛井 健司; 鈴木 弥栄*; 北尾 貴彦; 稲田 聡; 山田 敬二; 綿引 優
no journal, ,
再処理工程において、プルトニウムの還元には、精製された硝酸ウラニルを電解還元した溶液を用いるが、この中には、U(IV), U(VI)及びU(IV)の安定剤であるヒドラジンが共存する。電解還元後のU(IV), U(VI)濃度は、現在、吸光光度法により各々を分析する必要があり、また、そのためには複数の試薬添加を要することから、煩雑な分析操作に加え、分析廃液が発生する。そこで本研究では、微分パルスボルタンメトリーに着目し、簡便,迅速かつ廃液を発生させないU(IV), U(VI)の同時定量分析を試みた。
久野 剛彦; 岡野 正紀; 舛井 健司; 鈴木 豊; 山田 敬二; 綿引 優; 檜山 敏明
no journal, ,
先進的な核物質検認に有効となる、ピューレックス再処理プロセスのリモート監視技術の開発として、運転管理パラメーターであるウラン,プルトニウム,酸の測定をインライン方式で行う2種類の分析技術、(1)微分パルスボルタンメトリーに音速度法又は導電率法を組合せたもの、(2)分光プローブ法、を東海再処理工場で試みた。両手法とも、小型のセンサーを直接溶液に浸漬させるだけで測定が可能であり、シンプルな装置構成・操作で分析を行える。微分パルスボルタンメトリーは、ウラン1200gL、プルトニウム120gLの範囲でピーク電流値と濃度に直線性が認められた。音速度法及び導電率法による酸分析は、それぞれ16M, 3M以下の範囲に対して適用可能であった。分光プローブ法によるウラン定量の適用範囲は、ボルタンメトリーと同等となった。なお、8gL以上のウランの吸収ピーク比は、0.2Mから5M酸濃度と相関関係を有しており、ウランの吸収ピーク比から酸濃度が求められる。これらインライン分析手法の精度は、相対標準偏差として5%程度であった。
小椋 浩; 舛井 健司; 渡辺 伸久; 久野 剛彦; 山田 敬二
no journal, ,
従来、再処理プロセスの運転管理のための高濃度プルトニウム溶液中の酸濃度分析は、アルカリ中和-電位差滴定法で行われている。この方法では、滴定中の硝酸プルトニウムの加水分解を防止するため、あらかじめフッ化カリウムを添加し、プルトニウムの錯体を形成させた後、分析を行っている。分析済試料は、廃液として処理されるが、フッ化物イオンによる廃液処理工程の槽類及び配管の腐食が懸念されていた。そこで、本研究では、液性を変化させることなく酸濃度の分析が可能な、音速度法による高濃度プルトニウム溶液中の酸濃度分析への適用を試みた。
舛井 健司; 田中 健之; 桑名 宏一; 久野 剛彦; 伊波 慎一
no journal, ,
コプロセッシング法の共除染・分配サイクル及びPu-U精製サイクルで想定されるU, Pu混合製品の濃度範囲(酸: 0.52mol/L、U: 30g/L、Pu: 20g/L)において、電気伝導率法による酸濃度のモニタ性能を評価した結果、U, Pu濃度の影響を受けず、酸濃度の即時分析が可能であった。
舛井 健司; 柳橋 太; 久野 剛彦; 田中 健之
no journal, ,
コプロセッシング法は、常にPuをUに同伴した状態で回収する核不拡散のための溶媒抽出技術である。回収するU, Pu混合製品のPu/U比は、核拡散抵抗性の確保を目的として0.52.0をターゲットにしている。本件では、U,Pu共回収プロセスの構築及びプロセス中のU,Pu混合製品のモニタ技術開発を目的として試験を行った。U,Pu共回収プロセスの構築では、Pu含有率が1%の供給液を用いた場合、ミキサ部のO/A比を最適化するための内部リサイクル処理を行うことで、ターゲットとしたPu/U比を得ることが可能であった。U,Pu混合製品のモニタ技術開発では、吸光光度法(U,Pu)と電気伝導率法(酸)の組み合わせがモニタとしての適用性を示した。
生田目 聡宏; 舛井 健司; 高橋 政富; 佐藤 武彦; 藤本 郁夫; 田中 志好
no journal, ,
コプロセッシング法の抽出フローシート開発では、軽水炉から高速炉燃料までのPu含有率が異なる燃料を処理対象とし、核拡散抵抗性を保つためにU, Pu共回収液(製品)のPu/U比を一定値(1.0)で回収する開発を行っており、このためには、分配段において基本的なU(IV), U(VI)分配挙動を把握することが重要である。また、分配段においてPuを確実に逆抽出するため、Pu含有率によって使い分けるPu還元剤(HAN, U(IV))が十分に機能することが必要となる。製品Pu/U比を制御する試験により、U(VI)分配挙動はRichardsonの分配係数式にHanford係数を用いた計算に近い傾向を示し、酸素によるU(IV)酸化反応は、主にミキサ部で進行している可能性が高いことが分かった。また、Pu還元剤としてU(IV)はHANよりも高酸濃度において有効であることを確認した。
真崎 祐次*; 宮内 啓成*; 田口 茂郎; 堀籠 和志; 石橋 篤; 山本 昌彦; 舛井 健司; 西田 直樹; 久野 剛彦; 駿河谷 直樹
no journal, ,
再処理施設技術開発センターでは、放射線の取扱いに対し長年の経験を有しており、機構外の要求に応え放射性核物質取扱に関する現場分析技術の習得を目指した支援を行っている。本発表では放射性物質取扱に関する分析技術を紹介すると共に、その習得に向けた近年の成果について述べる。