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杉浦 紳之; 草間 朋子*
Radiation Protection Dosimetry, 41(2-4), p.153 - 156, 1992/00
胎児の被曝線量評価手法を確率するためには、妊娠母体における放射性物質の生物動態に関する情報の蓄積と生物動態を記述する数学モデルの設定が必要である。本研究では、ICRマウスについて妊娠母体および胎仔における放射性物質の生物動態を実験的に把握した上で、生物動態を記述するためのシステム解析法によるコンパートメントモデルの適用性について検討した。CsClを分割2回投与した場合の胎仔における残留率は1回投与実験結果をもとに推定した値より小さいこと、SrClの胎仔における残留率は骨形成開始後急激に増加することなどが実験から明らかとなった。また、胎生期を区分すること、母獣から胎仔への移行係数を母獣と胎仔の血中放射能濃度の差で補正することにより、システム解析法によるコンパートメントモデルを用いて妊娠マウスにおける放射性物質の生物動態はよく記述できることが分った。
草間 朋子*; 甲斐 倫明*
PNC TJ1602 91-002, 14 Pages, 1991/03
核燃料施設における放射線防護の最適化について検討した。操業段階における最適化では、従来の費用便益解析などの手法を適用した定量的な解析は多くの場合困難である。セル内作業における最適化のあり方を検討した結果、1つの作業ごとに放射線管理に関する記録は次の類似の作業の防護の最適化に役立つように残すためには、放射線管理現場における記録のフォーマット化が必要であることが明らかになった。また、それらの放射線管理記録を効率よく利用していくためには最適化支援データベースを作成することが操業段階のメイテナンスなどにおける最適化を進めるのに有用であることを示した。