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藤沢 武夫
JAERI-M 9944, 28 Pages, 1982/02
円環状プラズマの二流体二次元非線型MHDモデルを作成し、時間変化の数値計算を試みた。このモデルではプラズマ粒子電荷による電界を、また自己およひ相互電磁誘導効果を考慮している。プログラムの安定化を図るため、この電界を計算する場合には1より小さい安定化計算係数Cpを導入し、輸送項等の数値計算では簡単のためupstream-downstream差分法を用いている。数値計算例によると、プラズマ粒子の径方向平均輸送速度(または閉じ込め時間)はトカマク実験例に近い値を示す。しかし粒子のドリフト運動には報告されているような高次モードの明確な螺旋流は見られず、また磁気島も見られない。プラズマ密度や温度の高い領域で計算するためには、モデルの安定性、精度をさらに改善し、計算時間も短縮する必要がある。
藤沢 武夫
JAERI-M 6384, 12 Pages, 1976/01
プラズマ粒子の偏位Maxwell分布を仮定し、高速入射粒子がこれらの粒子と衝突するときのエネルギー伝達の割合を解析的に求めた。ついでエネルギー伝達の割合を数値的に計算し、入射角度に対する依存特性を調べた。さらに解析結果の応用例としてプラズマ粒子間のエネルギー伝達の割合を計算し、抵抗加熱との関連について考察した。
藤沢 武夫; 越井 秀夫; 渡辺 光一
JAERI 1152, 17 Pages, 1968/01
原子炉を計算機で直接制御する場合、サンプリング周期の選択は制御系の特性に大きな影響を及ぼす。その効果を調べるため、z変換法を用いてサンプリング周期と制御系の安定限界および制御偏差との関係を求めた。その結果サンプリング周期を1秒程度とすることがもっとも望ましく、これはまた実際の制御系で経験的に用いられている値とも一致する。また制御棒駆動速度が自動起動制御系に与える効果についても若干の検討を加えた。特に負の一定ペリオドで炉出力を降下させる場合は、原子炉からペリオド信号に至る特性が等価的に微分特性となるので大きな残留偏差(offset)を生じる。JRR-1における自動起動実験では、設定ペリオド、設定出力レベルおよびサンプリング周期をいろいろ変え、また反応度外乱を加えて制御系が十分な制御特性を持っていることを確認した。
住田 健二; 藤沢 武夫; 渡辺 光一
JAERI 1060, 56 Pages, 1964/08
本報告は、JRR-1の起動を自動化する計画を進めるにあたり、設計着手に先だってあらかじめ解決を必要とする比較的基礎的な諸問題を総合的に取り扱ったものである。この結果は単にJRR-1における具体的設計に役立つのみならず、将来はほかの型式の炉の自動起動を計画する場合にも、その制御系設計に基本的指針を与え得る一般性がある。1)ます、多くの自動起動制御系で採用されているペリオド制御系についてその安定性を判別するため、近似的な方法としてペリオド伝達関数が導入され、その取り扱いの妥当性がペリオド・シュミレーションによって確認された。2)またペリオド制御範囲の拡大を考える場合、低出力時のペリオド信号を得るため使用される核分裂計算管・対数計数率ペリオド計系統について主として統計的動揺の立場から検討が加えられた。JRR-1においては、この系統が使用される低出力領域で計数管のパルス時系列が近似値にポアソン分布として扱えることが実験的に確かめられたので、このランダム・パルスに対する対数計数率ペリオド計の最適設計条件が見いだされた。
藤沢 武夫; 住田 健二
Journal of Nuclear Science and Technology, 1(7), p.264 - 275, 1964/00
抄録なし
藤沢 武夫; 住田 健二; 渡辺 光一
Journal of Nuclear Science and Technology, 1(9), p.350 - 361, 1964/00
抄録なし
JRR-2臨界実験グループ; 神原 豊三; 荘田 勝彦; 平田 穣; 庄司 務; 小早川 透; 両角 実; 上林 有一郎; 蔀 肇; 小金澤 卓; et al.
JAERI 1025, 62 Pages, 1962/03
第2号研究用原子炉JRR-2は、20%濃縮ウランのMTR型燃料を用いた重水減速・冷却の熱中性子研究炉である。この炉の最大熱出力は10MW,平均熱中性子束密度は110n/cmsecである。この論文は昭和35年10月1日、臨界に到達し、翌36年1月末まで実施した各種の特性試験についての報告書である。内容はJRR-2の臨界試験,制御棒の校正,重水上部反射体効果,燃料要素の反応度効果,温度係数等の特性試験,熱中性子束分布の測定と出力の校正について述べてある。これらの実験は、JRR-2管理課並びに技術研究室より特別に編成されたJRR-2臨界実験グループによって実施されたものである。