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論文

Effect of oxygen-donor charge on adjacent nitrogen-donor interactions in Eu$$^{3+}$$ complexes of mixed N,O-donor ligands demonstrated on a 10-fold [Eu(TPAMEN)]$$^{3+}$$ chelate complex

Schnaars, K.; 金子 政志; 藤澤 清史*

Inorganic Chemistry, 60(4), p.2477 - 2491, 2021/02

 被引用回数:6 パーセンタイル:60.35(Chemistry, Inorganic & Nuclear)

高レベル放射性廃液の有害度低減のために、マイナーアクチノイドに対して高選択的な試薬が必要とされている。混合N,Oドナー配位子${it N,N,N',N'}$-テトラキス[(6-カルボキシピリジン-2-イル)mメチル]エチレンジアミン(H$$_{4}$$TPAEN)は、Am$$^{3+}$$/Eu$$^{3+}$$分離におけるマスキング剤として良い性能を示すことが知られている。本研究では、Oドナーの塩基性を変えることでM$$^{3+}$$-N$$_{am}$$相互作用を操作することが可能なを調査するため、負電荷を帯びたTPAEN$$^{4-}$$のカルボン酸を中性のアミド基に置換した新規配位子${it N,N,N',N'}$-テトラキス[(6-${it N",N"}$-ジエチルカルバモイルピリジン-2-イル)メチル]エチレンジアミン(TPAMEN)を導入した。TPAMENとEu(OTf)$$_{3}$$及びEu(NO$$_{3}$$)$$_{3}$$6水和物と結晶化することで、正電荷を帯びた[Eu(TPAMEN)]$$^{3+}$$錯体を生成した。M-O/N結合距離を報告されている[Eu(TPAEN)]$$^{-}$$錯体と比較し、DFT計算の援用により電子密度の違いについて議論した。さらに、[M(TPAEN)]$$^{-}$$及び[M(TPAMEN)]$$^{3+}$$ (M$$^{3+}$$ = Eu$$^{3+}$$, Am$$^{3+}$$)の錯生成エネルギーの差の予測によって、TPAMEN配位子のAm$$^{3+}$$/Eu$$^{3+}$$分離に向けた潜在的な性能についての知見を得た。

論文

Extraction behavior of rare-earth elements using a mono-alkylated diglycolamic acid extractant

下条 晃司郎; 藤原 伊織*; 藤澤 清史*; 岡村 浩之; 杉田 剛; 大島 達也*; 馬場 由成*; 長縄 弘親

Solvent Extraction Research and Development, Japan, 23(2), p.151 - 159, 2016/05

ジグリコールアミド酸型抽出剤(DGAA)を用いたレアアースの溶媒抽出について検討した。本研究では2級アミドである$$N$$-dodecyldiglycolamic acid (C$$_{12}$$DGAA)と3級アミドである$$N,N$$-dioctyldiglycolamic acid (DODGAA)を用い、両者の比較を行った。その結果、C$$_{12}$$DGAAはDODGAAに比べてレアアースに対する抽出能および分離能が低下し、アミド酸素の塩基性が抽出分離に大きく影響することが明らかとなった。抽出機構はプロトン交換反応であり、1:3錯体を形成することを証明した。また、単結晶X線構造解析によりDGAA骨格は三座配位子としてランタンに配位していることが示された。

口頭

ゼオライトを用いた環境中有機物の放射線分解反応に関する基礎研究

菅原 敦*; 熊谷 友多; 渡邉 雅之; 木村 敦*; 田口 光正*; 藤澤 清史*

no journal, , 

放射線を用いた水溶性有機物の分解反応の効率を向上させるため、疎水性ゼオライトを吸着剤として、ゼオライトへの有機物の濃縮が反応収率に与える効果を調べた。具体的には、酸解離定数の異なる3種の芳香族塩素化合物、4-chlorophenol(4-ClPh)、4-chlorobenzoic acid(4-ClBAc)、4-chlorobenzylamine(4-ClBAm)について、水溶液から高Siモルデナイト型ゼオライトに吸着させた試料を$$gamma$$線照射し、分解反応による塩素の生成量を測定した。その結果、ゼオライトが反応収率に与える効果は3種の芳香族塩素化合物で異なることが分かった。4-ClBAmではゼオライトへの吸着が分解効率を低下させた。これに対して、4-ClPhでは純水中と同等の分解効率が観測された。さらに4-ClBAcでは吸着状態での分解効率が純水中よりもわずかに高くなった。この結果は、放射線によるゼオライトのアルミケイ酸骨格中の励起・イオン化から続く細孔中での反応の収率は、有機物の吸着挙動や反応性に依存することを示唆する。

口頭

MA分離試薬TPENとその誘導体を用いた希土類錯体の合成

村山 達哉*; 渡邉 雅之; 藤澤 清史*

no journal, , 

本研究では、抽出剤であるN,N,N',N'-Tetrakis(2-pyridylmethyl)ethylenediamine(TPEN)に加え、エチレン鎖上にメチル基を導入した誘導体N,N,N',N'-Tetrakis(2-pyridylmethyl)-1,2-propanediamine(MeTPEN)を配位子として用いて、希土類元素であるユウロピウム(Eu)の錯体を合成し、それらの分子構造や各種物性を様々な分光分析を駆使して比較した。

口頭

マイナーアクチノイド分離試薬TPENとその誘導体を用いた希土類錯体の合成

村山 達哉*; 渡邉 雅之; 青柳 登; 藤澤 清史*

no journal, , 

本研究では、N,N,N',N'-tetrakis(2-pyridylmethyl)-ethylenediamine (TPEN)並びにエチレンジアミン骨格にメチル基を導入したN,N,N',N'-tetrakis(2-pyridylmethyl)-propylenediamine(MeTPEN)を配位子として用いてユウロピウム(III)錯体を合成し、構造、物性を比較した。単結晶X線構造解析から、Eu(TPEN)、Eu(MeTPEN)錯体はどちらも硝酸イオンが2個配位した10配位の二冠正方ねじれプリズム構造を持つことが分かった。有機溶液中の蛍光スペクトルや蛍光寿命などを詳細に調べた結果、Eu(MeTPEN)錯体はEu(TPEN)錯体に比べ、酢酸イオンの添加により、強い蛍光を示すことを明らかにした。

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