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藪田 肇; 重田 幸博; 澤畠 啓; 長谷川 圭佑
Proc. of Asia Congress on Radiation Protection, p.216 - 219, 1993/00
現在原研において、プルトニウム溶液燃料を用いた臨界実験装置、TRU廃棄物処理処分試験設備等が設置された大規模多目的施設(NUCEF)が建設中である。本施設では、潜在的な空気汚染の可能性が比較的大きいと考えられるため、空気中放射性ダストの管理を有効かつ効率的に行うことが重要となる。このため、データ記憶式フィルタホルダ、フィルタホルダ自動交換型ダストモニタ、フィルタホルダ自動測定装置等の機器を新たに開発し、既設のダストモニタリングシステムを改良した。本発表では、これらの開発機器を中心に、NUCEFのダストモニタリングシステムの概要を紹介する。
重田 幸博; 木村 義隆*; 藪田 肇; 長谷川 圭佑; 池沢 芳夫
Proc. of the Int. Radiation Protection Association,Vol. II, p.1654 - 1657, 1993/00
人工知能(AI)技術を放射線管理に適用することにより、専門家の知識や経験を共有化し、また、放射線防護に関する新たな知見を導入することが容易となる。そこでAI適用の第一ステップとして、放射性物質の輸送に関するエキスパートシステムのプロトタイプを開発した。本システムは、「輸送容器の判定」、「容器区分の適合性診断」、「放射性物質数量限度の判定」の3つのサブシステムから構成されている。本システムの開発により、放射性物質輸送時における解釈、判断業務の合理化と信頼性の向上を図ることができた。
小野寺 淳一; 中村 力; 藪田 肇; 横須賀 美幸; 西薗 竜也; 池沢 芳夫
Proc. of the Int. Radiation Protection Association,Vol. 1, p.1412 - 1414, 1992/00
JPDRでは、1986年から原子炉解体実地試験が行われている。1991年3月までに、炉内構造物、原子炉圧力容器及び冷却系統の大半の解体撤去が終了した。解体開始からの累積の集団線量は、0.28人・nSvであり、炉内構造物、原子炉圧力容器の撤去に従事した作業者の集団線量はそれぞれ、0.073人・nSv、0.11人・nSvであり、その線量分布は混成対数正規分布を示した。ディスクカッター工法による再循環配管切断は、ガス切断と比較して集団線量を著しく低減することができた。空気汚染発生の可能性がある作業では、汚染防止囲い、エアカーテン等を設置し、空気汚染の拡大を防止した。汚染配管の切断作業では熱的切断工法より、機械的切断工法の方が放射性エアロゾルの発生量が多かった。
藪田 肇
保健物理, 26(1), p.66 - 68, 1991/03
科学技術庁の原子力研究交流制度により、平成元年10月16日から12月15日までの2か月間、インドネシアのジャカルタにあるインドネシア原子力庁(BATAN)の標準化及び放射線防護センター(PSPKR)に出張する機会があった。その出張中に行った環境ガンマ線の測定に関する技術指導の概要や現地での生活の模様等の体験について記載したものである。
小野寺 淳一; 藪田 肇; 西薗 竜也; 中村 力; 池沢 芳夫
Journal of Aerosol Science, 22(SUPPL.1), p.S747 - S750, 1991/00
解体作業時の空気中放射能濃度を評価する場合、切断作業等に伴って発生するエアロゾル発生量、移行率、粒度分布等のパラメータを知ることは、放射線防護上重要である。1986年から動力試験炉(JPDR)で行われている解体実地試験において、これらのパラメータについて収集、評価を行った。汚染配管の熱的気中切断時の移行率は、配管材質の場合及び放射性物質の場合ともにほぼ同じ10%オーダーであったが、機械的気中切断時の移行率は、配管材質の場合が0.01%以下であったのに対して、放射性物質の場合は、数%オーダーとなった。一方、炉内構造物、原子炉圧力容器の水中切断では、移行率は10~10%程度であり、エアロゾルの粒度分布は単分散に近くサブミクロン領域の小さなものであった。また、エアロゾル発生量の水中切断による低減効果を定量的に評価することができた。
小畑 一一; 藪田 肇*; 山口 武憲; 片桐 浩; 国分 守信
JAERI-M 86-050, 45 Pages, 1986/03
本報告は、東海研究所で行っている気象観測の結果について統計処理したものである。1983年1月~12月までの各月における風向、風速、気温、日射、放射収支および降水量について統計結果を示す。
加藤 正平; 藪田 肇
日本原子力学会誌, 28(4), p.344 - 351, 1986/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.02(Nuclear Science & Technology)放射性核種の地中移動の計算に用いる分配係数について調査し、分配係数と土壌、水質、元素の溶存状態などとの関係について検討した。そこで、実側値と溶存状態を考慮し、浅地中処分の一般的な安全評価に用いる分配係数を次のように与えた。第1群:トリチウム(Kd=0ml/g)、第2群:TTc,Iなど陰イオンとして溶存するもの(Kd=0~10ml/g)、第3群:炭酸塩や硫酸塩の難溶性塩を形成するアルカリ土類元素(Kd=5~50ml/g)、第4群:水酸化物や錯体を形成する希土類元素や遷移元素など(Kd=10~100ml/g)、第5群:アクチノイドやCsイオンのように安定な陽イオンで存在するもの(Kd=100~1000ml/g)
小畑 一一; 藪田 肇; 山口 武憲; 片桐 浩; 国分 守信
JAERI-M 85-020, 46 Pages, 1985/03
本報告は、東海研究所で行っている気象観測の結果について統計処理したものである。1982年1月から12月までの各月における風向、風速、気温、日射、放射収支および降水量についての統計結果を示す。
小畑 一一; 片桐 浩; 小林 秀雄; 藪田 肇; 国分 守信
JAERI-M 83-201, 40 Pages, 1983/11
東海研究所構内で行っている気象観測結果のうち、風向、風速、気温、降水量、湿度の毎時観測値及び気温、風速、降水量の極値について統計処理を行ったので報告する。統計期間は、1964年から1982年までを原則としたが、データの継続性、観測開始年などの点から、要素により異なる。
小畑 一一; 小林 秀雄; 片桐 浩; 藪田 肇; 国分 守信
JAERI-M 83-071, 130 Pages, 1983/05
東海研究所構内で行っている気象観測の結果を統計処理したもののうち、1979年1月から1981年12月までの結果をまとめた。風向、風速、気温、日射量、放射収支量、降水量の各月における時間、日、月の各平均、標準偏差、総量などを示す。
小林 秀雄; 藪田 肇; 片桐 浩; 小畑 一一; 国分 守信
JAERI-M 82-021, 292 Pages, 1982/03
点源から大気中に放出された放射線雲の濃度分布および放射性雲からの線照射線量率分布については、これまでに種々の計算が行われている。ここでは、異常放出時における濃度分布および線照射線量率分布を地図上に描くことにより、放出放射性物質による影響範囲を迅速に推定し、緊急時モニタリング計画の立案と実施を円滑に行うための資料として使用することを目的として等濃度分布図、等照射線量率分布図を作成した。最近は、電算機による計算結果をブラウン管上に表示することも行われているが、これら装置を有さない施設でも容易に事故の影響範囲の推定が行えるように、分布図の縮尺を1/25000および1/50000とし、市販の国土地理院発行の地形図上にそのまま表現できるようにした。ここに揚げた図は、0~200mの間に11点の放出高について、A~Fの6クラスの安定度別に計算した結果である。
三瓶 邦央; 佐藤 一弘; 川崎 朋克; 藪田 肇
no journal, ,
大洗研究開発センター高温工学試験研究炉(HTTR)は、高温工学試験研究のため原子炉熱出力30MW,原子炉出口冷却材温度最高950C(高温試験運転時)の低濃縮二酸化ウラン被覆粒子燃料を用いた黒鉛減速・ヘリウムガス冷却型の原子炉である。また、HTTRは2種類の熱交換器を持ち、1台のみを使用した単独運転又は2台を使用した並列運転を行うことができる。平成10年11月10日に臨界に達し、その後、高温出力上昇試験等を実施し、平成22年3月に高温50日間連続運転を達成した。本発表は、これまで実施した原子炉の運転における施設からの放出放射性物質濃度,施設内の空気中放射性物質濃度及び線量当量率等の測定において得られた放射線管理上の知見について報告する。