Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
西田 恭輔; 檜山 久夫; 柴田 里見; 岩崎 省悟; 伊波 慎一
日本保全学会第6回学術講演会要旨集, p.294 - 297, 2009/08
再処理施設の負荷の中には、使用済核燃料物質を処理する施設の特質として、放射線管理上重要な臨界モニタや放射線管理機器等、給電の中断が許されないものがあり、これらの機器は無停電電源装置を介して給電を行っている。本報告では、重要設備である無停電電源装置の機能を維持するために実施している定期的な点検,部品交換,装置更新等の状況について述べる。
佐藤 宗一; 西田 恭輔; 久野 祐輔; 舛井 仁一; 山内 孝道; 山村 修
GLOBAL '93, 0 Pages, 1993/00
再処理工場から排出される高放射性廃液からのアクチニド元素を回収することは、廃棄物処理処分の見地から数年来求められてきた。再処理工場では、アルゴンヌ国立研究所から提案されているOctly(phenil),N,N,diisobutyl carbomoly methyl phosphine oxide(CMPO)を用いて、アクチニド元素のような長半減期元素を他の核分裂生成物から分離するための検討を行ってきた。また、CMPOを用いて、東海再処理工場の高放射性廃液からアクチニド元素(U,Np及びAm)の分離試験を行った。本検討の結果、アクチニド元素の回収案として次の方法が提案できる。Npは、主プロセスの加温により、プロダクト流へ移行させる。また、他のアクチニドは、HAWよりもむしろラフィネート流からCMPO/TBP-ドデカンにより回収する。Npも場合によっては、上記CMPO/TBP-ドデカンプロセ
西田 恭輔*; 久野 祐輔*; 黒沢 明*; 寺門 茂*; 秋山 孝夫*
PNC TN8410 89-034VOL2, 447 Pages, 1989/06
None
西田 恭輔*; 久野 祐輔*; 黒沢 明*; 寺門 茂*; 秋山 孝夫*
PNC TN8410 89-034VOL1, 76 Pages, 1989/06
同位体相関技術(ICTs)はJASPAS(日本のIAEA保障措置支援計画)の一環として,再処理工場の入量計量検証技術の確立を目的に開発されてきたものである。本技術の概要は,対象燃料における炉側の初期データ(初期装荷ウラン量,初期濃縮度)および燃焼後のウラン・プルトニウムの同位体比(測定値)を用い,燃焼度に依存したいくつかの相関関係から使用済燃料中のウラン,プルトニウムの量を推定するものである。オリジナルの解析ソフトウエアは日本原子力研究所に委託制作されたものを用いたが,事業団ではこれらを大型コンピュータ-に導入し,入力に必要とされる情報,すなわち各燃料の初期装荷量,初期濃縮度等を直接転送できるように改造した。前回の報告では東海再処理工場に於ける86-1,86-2キャンペーンのデータについて取り扱ったが,キャンペーンのトータルの評価としては入量計量測定値に対し約2%程度で一致する結果が得られた。しかし,各バッチベースの評価では平均で約10%にも達する結果となり,保障措置を目的とした施設側データの検証手段の開発目的から考えれば満足出来るものではなかった。そのため,今回は前回の検討における誤差の最大の要因と考えられる溶解槽と計量槽間の貯蔵ヒール部の残液問題について主に取り組んだ。すなわち,使用済燃料集合体単位に使用されるべき本ICTは,再処理工場の溶解槽においてのみ有効である。しかし,実際の計量槽は溶解槽からいくつもの貯槽を経た位置にあり,さらにそれらの貯槽には溶液が残る。このため,溶解液と計量液は等価とはならないことから,本技術を評価する場合にはこれらに基づく補正が必要となる。本補正を行う場合,運転に係る詳細な情報を必要とするが,これらの情報をもとにその補正の効果について検討した。その結果,これまで各バッチベースのデータは,精度が10%またはそれ以上の値であったが,本補正により4-5%の精度まで改良できることがわかった。本報告書では補正方法,結果等を扱う他,同位体相関計算パラメータを一部変更することにより86-2キャンペーンデータの再計算するとともに,87-1,88-1キャンペーンデータの評価についても記述している。
林 允之*; 和地 勇*; 久野 祐輔*; 重岡 憲一郎*; 西田 恭輔*; 池田 久*
PNC TN8410 88-038, 64 Pages, 1988/07
JASPAS(日本のIAEA保障措置支援プログラム)の1項目として1982年以来,開発されてきた-スペクトルによるP-同位体及び濃度分析システムについて,その成果を報告する。本装置は,高分解能-スペクトロメータによるP-同位体分析技術及びK-エッジデンシトメータによるP-濃度分析技術を組み合わせたシステム(ニュータステックスシステムと呼ぶ)で,再処理工場のP-製品の同位体組成及び濃度を非破壊で,かつ迅速に分析するものである。これまで,数年にわたりフィールドテストを行い,DA(破壊分析)との比較を続けてきたが,比較的良好な精度で結果が得られることが確認できたため,フィールドテストを終了することとした。本レポ-トで取扱われているのは1985年1988年各キャンペーン,インタ-キャンペ-ンにて行なわれた測定結果である。代表的な結果を記せばP-濃度測定については約10分の測定で0.7%(FreshPu)及び1.0%(AgedPu)という精度が確認された。またPu同位体測定については,質量分析に対する相対偏差のバラツキがPu-238,239,240,241,242で各々1.6%,0.4%,0.5%,1.1%,8.0%(FreshPu,30分測定)及び1.4%,0.5%,1.1%,1.1%(AgedPu,60分測定,ただしPu-242は質量分析値を使用)であった。その他,本フィールドテストで得られた知見としては,高水準なソフトウェア,ハードウェアが用いられた施設設置タイプ保障措置システムにおいても長期的なシステマティックエラーというものは避けられず,装置に熟知した者によるシステムの管理が不可欠であるということである。なお,本装置の開発は米国ロスアラモス国立研究所及び同ローレンスリバモア国立研究所の協力により進められてきたものである。
佐藤 宗一; 西田 恭輔; 久野 祐輔; 舛井 仁一
動燃技報, ,
本技術は、再処理工場入量計量槽中のPuの濃度と同位体比を迅速に分析するために開発を進めているものである。原理としては、同位体希釈法により調整された、試料中のPu各同位体から放出されるガンマ線のスペクトルを測定、解析し、同位体比及び、濃度を測定するものである。本技術は、PNC-USDOE保障措置開発協定の一環としてロスアラモス国立研究所と共同で開発されてきており、現在までに3回の共同実験が実施された。本報告では、この技術の紹介および今まで実施された共同実験の成果について紹介する。
西田 恭輔; 佐藤 宗一; 久野 祐輔; 舛井 仁一
動燃技報, ,
プアマンズデンシトメトリーは、PuのK-エッジ吸収端を利用し、Puの濃度を非破壊で迅速に測定しようとするものであるが、従来のようなX線発生装置や、密封線源を必要とせず、Pu自体から放出される線、X線を利用するものである。よって、本法では、基本的に1つのディテクターをプルトニウム近傍に設置するだけで測定が可能であり、分析コストが比較的安価であることから、プアマンズデンシトメータと名付けられた。上記のように簡易な装置で測定が可能であることから、保障措置上有効な技術と考えられる。本稿においては、本技術の紹介を行うとともに実施した基礎試験の結果についても併せて報告を行う。
西田 恭輔; 鋤柄 光二; 照沼 朋広; 岩崎 省悟; 伊波 慎一
no journal, ,
平成21年4月に確認された東海再処理施設の海中放出設備の漏えい事象は、漏えい箇所が海底埋設の放出管であった。漏えいの原因は、放出管の施工時に損傷し、経年変化として損傷箇所に電気防食で発生した水素が影響したことで水素脆性割れが起こり、き裂が発生、さらには水素脆性割れによりき裂が進展し貫通したことによるものと推定した。損傷箇所に水素脆性割れが生じる原因となった水素は電気防食によるものであり、このときの防食電位と水素発生の関係等の調査を行った。この結果、損傷があったとしても水素脆性割れを生じさせない適正な電位で管理する対策をとることとした。