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脇本 秀一; 木村 宏之*; 福永 守*; 西畑 敬介*; 武田 全康; 加倉井 和久; 野田 幸男*; 十倉 好紀*
Physica B; Condensed Matter, 404(17), p.2513 - 2516, 2009/09
被引用回数:5 パーセンタイル:25.59(Physics, Condensed Matter)Polarized neutron scattering experiments under electric field in the commensurate phase of HoMnO and ErMnO have been performed to study the direct relation between the electric polarization and the magnetic chirality . It is found that, after cooling in electric fields down to temperatures where the system has both commensurate magnetic order and ferroelectricity, the magnetic chirality is proportional to the polarization.
木村 宏之*; 脇本 秀一; 西畑 敬介*; 野田 幸男*; 加倉井 和久; 近 圭一郎*
no journal, ,
マルチフェロイック物質は巨大な電気磁気(ME)効果を示すが、その微視的なメカニズムは未だ解明されていない。微視的な電気分極発生メカニズムの一つ「螺旋磁性」由来のモデルがある。われわれは、この螺旋磁気構造が分極を担っているかどうかを検証するため、HoMnO単結晶を用いてスピン偏極中性子回折実験を行って、磁気chiralityが電気分極の出現にどのように関係しているかを調べた。結果、磁気構造のchiral成分による磁気反射が常誘電相であるHT-ICM相では存在せず、強誘電相であるCM相で現れ、さらにLT-ICM相になるとchiral成分が反転することがわかった。強誘電相と磁気chiral相が強く関係することを明らかにした。
脇本 秀一; 木村 宏之*; 福永 守*; 西畑 敬介*; 武田 全康; 加倉井 和久; 野田 幸男*; 十倉 好紀*
no journal, ,
マンガンマルチフェロイック物質MnO(Ho, Er)における磁気カイラル構造と誘電分極の相関を調べるため、電場中偏極中性子散乱実験を行った。試料を電場中で格子整合磁気秩序と強誘電性を同時に持つ温度まで冷却したところ、磁気カイラリティは誘電分極の大きさに比例することがわかった。以前に報告されていたTbMnOなどの結果とあわせて、マンガン複合フェロ物質において磁気カイラリティと分極が密接に関係することを明らかにした。
脇本 秀一; 木村 宏之*; 西畑 敬介*; 福永 守*; 武田 全康; 加倉井 和久; 野田 幸男*; 十倉 好紀*
no journal, ,
マルチフェロイック物質であるMnO(=Ho, Er)におけるマンガンスピンのカイラリティと分極の直接相関を調べるため、電場中偏極中性子回折実験と分極測定を同時に行った。磁気カイラル項と分極値は比例関係を示し、マンガン125物質においても、磁気外積項が分極の起源とするinverse-DM理論に矛盾しない結果を得た。
脇本 秀一; 武田 全康; 加倉井 和久; 木村 宏之*; 福永 守*; 西畑 敬介*; 野田 幸男*; 十倉 好紀*
no journal, ,
サイクロイド構造に由来するスピンカイラリティの分極への寄与を明らかにするため、MnO(Ho, Er)単結晶を用いて電場中偏極中性子回折実験を行い、スピンカイラリティと分極の対応関係を調べた。CM相では電気分極とスピンカイラリティの比例関係がよく成り立っており、分極とカイラリティが密接に相関することを示唆する結果を得たが、CM相からLT-ICM相への転移において、電気分極の減少はスピンカイラリティの減少を伴わず、スピンカイラリティのみで全温度領域の分極を説明するのは困難であることが示唆された。
脇本 秀一; 木村 宏之*; 福永 守*; 西畑 敬介*; 武田 全康; 加倉井 和久; 野田 幸男*; 十倉 好紀*
no journal, ,
サイクロイド構造に由来するスピンカイラリティの分極への寄与を明らかにするため、MnO(Ho, Er)単結晶を用いて電場中偏極中性子回折実験を行い、スピンカイラリティと分極の対応関係を調べた。CM相では電気分極とスピンカイラリティの比例関係がよく成り立っており、分極とカイラリティが密接に相関することを示唆する結果を得たが、CM相からLT-ICM相への転移において、電気分極の減少はスピンカイラリティの減少を伴わず、スピンカイラリティのみで全温度領域の分極を説明するのは困難であることが示唆された。