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七村 拓野; 市川 裕大; 早川 修平; 吉田 純也; 三輪 浩司*; 本多 良太郎*; 赤澤 雄也*; 山本 剛史
no journal, ,
核力を理解する上で、核子散乱実験は大きな役割を果たしてきた。核力をストレンジネスを含むバリオン(ハイペロン)に対して拡張した相互作用について調べる上でもハイペロン-核子散乱実験は強力な手段となるが、ハイペロンの寿命がsと短いことから十分な統計量を得られるような散乱実験は容易ではなかった。J-PARC E40実験はJ-PARCハドロン実験施設K1.8ビームラインにおいて、大強度の中間子ビームを用いたp(,K)反応により粒子を大量に生成すること、液体水素標的とそれを囲む検出器システムCATCHを用いて二体反応の力学的再構成を行うことにより、これまで困難であった高統計の散乱データを得ることを目的とした実験である。2019年4月までに散乱および予定量のおよそ半分の散乱のデータの取得を行った。本講演では散乱のデータについての解析について述べる。本講演では実験の概要、散乱およびバックグラウンドとなるの崩壊粒子が関与する反応についての解析状況について紹介するとともに、2020年2月に行われる予定の残りの散乱データの取得に関しても述べる。